このページではJavaScriptを使用しています。お客様の閲覧環境では、レファレンス協同データベースをご利用になれません。

レファレンス事例詳細(Detail of reference example)

[転記用URL] http://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=ref_view&id=1000217970
提供館
(Library)
所沢市立所沢図書館 (2310110)管理番号
(Control number)
所沢柳瀬-2017-003
事例作成日
(Creation date)
2016/09/22登録日時
(Registration date)
2017年06月28日 00時30分更新日時
(Last update)
2017年06月28日 13時34分
質問
(Question)
俳句の季語に「亀鳴く」という言葉があるが、亀は本当に鳴くのだろうか。
回答
(Answer)
カメには声帯がないので鳴くことはないが、呼吸音や首を引っ込めるときの音が『キュー』『クー』などと聞こえることがあります。
 (参考:『鳥獣虫魚歳時記 春夏』川崎展宏・金子兜太/監修列句選 朝日新聞社 2000年)
 
また、以下の資料にも、同様の記載があります。  
  〇『俳句 歳時記』 桂信子 他/監修 雄山閣 2016年
  〇『俳句・季語入門』 1 石田郷子/著 山田みづえ/監修 国土社 2003年 
  〇『亀』 矢野憲一/著 法政大学出版局 2005年
  〇『カメの飼い方がよくわかる本』 霍野晋吉/監修 成美堂出版 2003年
  〇『亀のひみつ』 田中美穂/著 矢部隆/監修 WAVE出版 2012年
回答プロセス
(Answering process)
1、所蔵資料の内容確認
  
 〇『鳥獣虫魚歳時記 春夏』 川崎展宏・金子兜太/監修列句選 朝日新聞社 2000年
   P180 「亀の子」の項目に、「春の季語に亀鳴く(亀の看経)がある。カメには声帯がないので鳴くことはないが、呼吸音や首を引っ込めるときの音が『キュー』『クー』などと聞こえることがある。しかし、これはむしろ空想的な季語として興がられ伝えられてきたと考えるべきだろう。」と記述あり。
  
 〇『俳句 歳時記』 桂信子 他/監修 雄山閣 2016年
   P204 「亀鳴く」の項目に、「亀はかすかな声は出すと言われているが、声帯などの発声器官はなく、想像上の季語である。(中略)春の夕方に聞こえて来る、何かわからない声や音を亀の声としたもので、いかにも俳諧的な趣がある。」と記述あり。
 
 〇『俳句・季語入門』 1 石田郷子/著 山田みづえ/監修 国土社 2003年
   P49 「亀鳴く」の項目に、「『亀鳴く』は『春の夕暮れ、何かと思ったら亀が鳴いている』という意味の和歌からとられた、古い季語です。亀は、実際には鳴かないようですが、俳句らしい空想の楽しさがあります。」と記述あり。
 
 〇『亀』 矢野憲一/著 法政大学出版局 2005年
   P256 「亀鳴く」の項目に、「亀には蛙のような声嚢という共鳴袋がなく、哺乳類のように声帯という発声器もなく、鳥類のような鳴管という発声器もなく、それらに代わる発声器はないから鳴くことはできない。だが鳴声を聞いたことがあるという人がいる。いじめるとシューシューと声を出すという。かすかにピーピーともいうらしい。だが、これは鳴き声といえるだろうか。鳴くのではなく水を含んで呼吸する音だともいう。」と記述あり。
 
 〇『カメの飼い方がよくわかる本』 霍野晋吉/監修 成美堂出版 2003年
   P23 「怒る&驚く」の項目に、「カメは普段は鳴かない動物です。でも、怒ったときや、びっくりしたときは、『ひゅー』とか『ぷしゅ~』などの音を口から出します。」と記述あり。
 
 〇『亀のひみつ』 田中美穂/著 矢部隆/監修 WAVE出版 2012年
   P42 「亀が鳴く」の項目に、「『ぷしゅっ』(中略)鳴き声ではなく、鼻息、といえばいちばんイメージしやすいでしょうか。擦過音(さっかおん)というのですが、伸ばしていた首を引っ込めるとき、肺の中の空気が一気に押し出されるために出る音です。この擦過音は、交尾の時など、何か亀自ら行動を起こそうとした時にも自然に発せられます。その場合は『ぷしゅっ』ではなく『かっかっかっ』という感じ。体の大きなゾウガメなら『ごぉーごぉー』。」と記述あり。
   
2、記載のなかった資料
 ×『かめものがたり』 宮田保夫/著 成星出版 1998年
 ×『亀が鳴く国-日本の風土と詩歌』 中西進/著 角川学芸出版 2010年
 ×『カメ 選び方・育て方』 安斉祐司/著 狩野晋/撮影 立風書房 1999年
 ×『カメ・カエルなど両生類・は虫類の飼い方』 富田京一/監修 成美堂出版 2000年  
 ×『カメ』 七尾純/構成・文 国土社 1998年
 ×『カメ飼育ノート』 大谷勉/監修 川添宣広/編・写真 誠文堂新光社 2013年
 ×『はじめてのリクガメとの暮らし方』 黄木錠二/監修 日東書院本社 2014年
 ×『リクガメ。幸せに暮らす飼い方・育て方』 佐藤菜保子/監修 メイツ出版 2014年
 ×『カメ飼いのきほん』 カメ飼い編集部/編 誠文堂新光社 2015年
 ×『カメ』 大谷勉/著 川添宣広/編・写真 誠文堂新光社 2008年
 ×『原色爬虫類・両生類検索図鑑』 高田榮一/著 大谷勉/著 北隆館 2011年
 ×『爬虫類と両生類の写真図鑑』 マーク・オシー/共著 ティム・ハリデイ他/共著 日本ヴォーグ社 2001年
 ×『ミドリガメ・ゼニガメの飼い方』 霍野晋吉/監修 成美堂出版 1999年
 ×『リクガメ大百科』 小家山仁/著 エムピージェー 2003年
 ×『カメのひみつ』 宇田川葉子/文 ポプラ社 1998年
 ×『ミズガメのいろは』 月刊アクアライフ編集部/編 エムピージェー 2013年
 ×『カメたのしい飼い方・育て方』 江良達雄/著 新星出版社 2013年
 ×『リクガメ』 海老沼剛/著 川添宣広/編・写真 誠文堂新光社 2014年
事前調査事項
(Preliminary research)
NDC
詩歌  (911 9版)
水産増殖.養殖業  (666 9版)
参考資料
(Reference materials)
鳥獣虫魚歳時記 春夏 川崎展宏/監修例句選 朝日新聞社 2000.12 911.307 4-02-340207-9
俳句歳時記 桂信子/監修 雄山閣 2016.6 911.307 978-4-639-02406-4
俳句・季語入門 1 石田郷子/著 国土社 2003.1 911.307 4-337-16401-4
亀 矢野憲一/著 法政大学出版局 2005.6 666.79 4-588-21261-3
カメの飼い方がよくわかる本 霍野晋吉/監修 成美堂出版 2003.7 666.79 4-415-02385-1
亀のひみつ 田中美穂/著 WAVE出版 2012.8 666.79 978-4-87290-578-6
キーワード
(Keywords)
俳句
季語
かめ
亀鳴く
照会先
(Institution or person inquired for advice)
寄与者
(Contributor)
備考
(Notes)
調査種別
(Type of search)
事実調査
内容種別
(Type of subject)
その他
質問者区分
(Category of questioner)
一般
登録番号
(Registration number)
1000217970解決/未解決
(Resolved / Unresolved)
解決
Twitter

このデータベースについて
国立国会図書館が全国の図書館等と協同で構築している、調べ物のためのデータベースです。詳細

活用法

刊行物・グッズ
新着データ
最近のアクセスランキング
レファ協PickUP!