レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2017/02/15
- 登録日時
- 2017/04/16 00:30
- 更新日時
- 2017/04/16 00:30
- 管理番号
- 6001022177
- 質問
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解決
児童相談所や児童保護事業の歴史について知りたい。
- 回答
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次の資料に掲載されています。
『児童相談所40年のあゆみ』(愛知県中央児童相談所 愛知県中央児童相談所 1988.6)
「第2編 写真と資料でみる40年のあゆみ」(p.22-67)に、明治6~昭和63年(1873~1988年)の「児童相談所のうごき(p.22のみ「愛知県内のうごき」)」「全国・県の児童救済の動向(p.23のみ「全国の児童救済の動向」)」の年表が並列して掲載されています。
『児童相談行政における業務と専門性:みんなで支える子どもと命』(日本都市センター/編集 日本都市センター 2011.3)
第1部 第1章 「2.児童行政の歴史」(p.6-11)の中で、1946年に成立した「児童福祉法」以後の児童相談行政について、「児童虐待相談対応件数の推移」のグラフとともに解説されています。
『保護と遺棄の子ども史』(橋本伸也/編 昭和堂 2014.6)
「第9章 戦時期日本における『児童保護』の変容―人口政策との関連を中心に」(p.276-305)の中で、1920~1940年代(厚生省成立以前からアジア・太平洋戦争下)の児童保護事業について述べられています。
『はじき出された子どもたち:社会的養護児童と「家庭」概念の歴史社会学』(土屋 敦/著 勁草書房 2014.1)
・「第一章 『保護されるべき子ども』をめぐる視座」(p.2-49)の中で、1922~2010年にかけての育児院(養護施設)・乳児院数および収容児童数の推移や、近代期の浮浪児政策、孤児・捨児政策などについて述べられています。
・「第二章 浮浪児に対する施設保護の進展と『鑑別機関』の形成」(p.52-115)の中で、1946年2月の浮浪児収容施設と収容児童数の表とともに、戦後の浮浪児対策などについて述べられています。
・「第四章 高度経済成長期における社会的養護問題の変容と『新しい児童問題』の興隆」(p.186-220)の中で、戦後から現在までの「社会的養護における児童問題の時期区分」や「養護施設および乳児院における入所定員充足率(1972年度)」の表が掲載されています。
・「参考資料」(巻末側p.32-43)に、1945~1980年の「児童福祉施設・児童問題関連」の年表が掲載されています。
『児童虐待時代の社会的養護』(鈴木崇之/著 学文社 2015.3)
「第2章 子どもの養護の歴史と現状」(p.21-39)で、明治時代から現代までの児童保護・養護事業について述べられています。
『児童相談所70年の歴史と児童相談:“歴史の希望としての児童”の支援の探究』(加藤俊二/著 明石書店 2016.11)・「第1部 資料と写真で見る児童相談所の70年」(p.15-128)で、1868(明治元)年から現在までの児童福祉の動向・児童相談所の動きが、年表にまとめられています。
・「児童相談所70年の歴史の概観」(p.17)では、各時代における児童保護の実践の特徴が表にまとめられています。
[事例作成日:2017年2月15日]
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 社会福祉 (369 8版)
- 参考資料
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- 児童相談所40年のあゆみ 愛知県中央児童相談所 愛知県中央児童相談所 1988.6 (p.22-67)
- 児童相談行政における業務と専門性 日本都市センター∥編集 日本都市センター 2011.3 (p.6-11)
- 保護と遺棄の子ども史 橋本/伸也‖編 昭和堂 2014.6 (p.276-305)
- はじき出された子どもたち 土屋/敦‖著 勁草書房 2014.1 (p.2-49、52-115、186-220、巻末側p.32-43)
- 児童虐待時代の社会的養護 鈴木/崇之‖著 学文社 2015.3 (p.21-39)
- 児童相談所70年の歴史と児童相談 加藤/俊二‖著 明石書店 2016.11 (p.15-128)
- キーワード
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- その他
- 質問者区分
- 個人
- 登録番号
- 1000214863