このページではJavaScriptを使用しています。お客様の閲覧環境では、レファレンス協同データベースをご利用になれません。

レファレンス事例詳細(Detail of reference example)

[転記用URL] http://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=ref_view&id=1000210446
提供館
(Library)
千葉県立東部図書館 (2110047)管理番号
(Control number)
千県東-2016-0002
事例作成日
(Creation date)
2016/08/04登録日時
(Registration date)
2017年02月23日 00時30分更新日時
(Last update)
2017年02月24日 11時53分
質問
(Question)
シベリア抑留で亡くなった日本人の数が載っている本はあるか。
回答
(Answer)
【資料1】『検証シベリア抑留』(白井久也著 平凡社 2010)
p106「表5 シベリア抑留者総数と死亡者の明細」では日本人、中国人、朝鮮人、モンゴル人の死亡者総数が掲載されている。これによると日本人の死亡者総数は61,855人となっている。出典は「1945年にソ連軍が捕獲した旧日本軍捕虜のうち、旧ソ連内務省軍事捕虜・抑留者管理総局(GUPVI)が把握していた人数(全国抑留者補償協議会提供)」とある。

【資料2】『シベリア抑留全史』(長勢了治著 原書房 2013)
巻頭p6「日本人用ラーゲリ(収容地区)の所在地と地域別死亡者数」では各地域での死亡者数が地図上に記載されている。出典は「シベリア抑留死亡者名簿 村山常雄・編  http://yokuryu.huu.cc/ より」とある。(なお http://yokuryu.huu.cc/ にアクセスすると、移転後のホームページ http://yokuryu.world.coocan.jp/ にジャンプするようになっている。)
第六章「抑留者数と死亡者数」ではp163「シベリヤ及び他のソ連領」の死亡者数が掲載されており14万2390人としている。この数字は昭和26年に外務省が国連総会議長あてに提出した書簡に書かれていて、「留守家族からの届出、抑留者からの現地通信、帰還者のもたらした情報及び五〇(昭和二五)年十月の国勢調査に際しての未帰還者調査に基づいたもの」としている。

【資料3】『シベリア抑留者たちの戦後 冷戦下の世論と運動 1945-56年』(富田武著 人文書院 2013)
第一章「シベリア抑留概観」第四節「帰還者と死亡者」の「4 抑留者・帰還者・死亡者」
p64-65「図6 シベリア抑留日本人収容地の所在と各地域ごと犠牲者」では各地域での犠牲者数が地図上に記載されている。出典は「村山常雄編『ソ連抑留死亡者データベース』全46,303名(2010年1月更新)に基づき制作」とある。なお村山常雄氏は『シベリア抑留死亡者名簿』としてデータをホームページで公開している。
シベリア抑留死亡者名簿( http://yokuryu.world.coocan.jp/
またp66「表7 抑留死亡者数(未公表データ)」では1947年2月20日、1947年6月1日、1947年8月9日、1956年10月13日のそれぞれの時点での抑留死亡者数が掲載されている。1956年10月13日時点での数字は61,855人である。出典は「Voennoplennye-, No.3. 71.」「A VP RF,f. 0146, op. 31, por. 16, papka 289a, 1. 48 ; 94-95.」「V.P.Galitskii. Iaponskie voennoplennye i internirovannye v SSSR, Novaia i noveishaia istoria, No.3, 1999, s.32-33.」とある。

【資料4】『慟哭のシベリア抑留 抑留者たちの無念を想う』(阿部軍治著 彩流社 2010)
第一章「疑問の残る日露両政府把握の抑留者数と死亡者数」
戦後の歴史の中で死亡者数が大きく変化してきたことについて解説されている。
第七章「シベリア抑留各地区での死亡状況と死亡者数」
p194からは「各抑留地の死亡状況」として、地域ごとに詳しい状況を解説している。

上記の資料の他、【資料5】『シベリア抑留 日本人はどんな目に遭ったのか』(長勢了治著 新潮社 2015)p160「抑留者数と死亡者数」と【資料6】『シベリア強制抑留の実態 日ソ両国資料からの検証』(阿部軍治著 彩流社 2005)p39「第一章 シベリア日本人抑留者数及び死亡者概数」、【資料7】『シベリア抑留関係基本書誌』(西来路秀彦編 日外アソシエーツ 2016)も利用者に提供した。

(インターネットの最終アクセス:2017年1月31日)
回答プロセス
(Answering process)
自館の蔵書検索システムにて件名「シベリア抑留」で検索。また自館の書架NDC210.75(太平洋戦争)をブラウジング、シベリア抑留の関連資料の内容を確認した。
事前調査事項
(Preliminary research)
NDC
日本史  (210 9版)
参考資料
(Reference materials)
検証シベリア抑留 白井 久也/著 平凡社
シベリア抑留全史 長勢 了治/著 原書房
シベリア抑留者たちの戦後 富田 武/著 人文書院
慟哭のシベリア抑留 阿部 軍治/著 彩流社
シベリア抑留 長勢 了治/著 新潮社
シベリア強制抑留の実態 阿部 軍治/著 彩流社
シベリア抑留関係基本書誌 西来路 秀彦/編 日外アソシエーツ
キーワード
(Keywords)
シベリア抑留(シベリアヨクリュウ)
死亡者数(シボウシャスウ)
捕虜(ホリョ)
太平洋戦争(タイヘイヨウセンソウ)
照会先
(Institution or person inquired for advice)
寄与者
(Contributor)
備考
(Notes)
調査種別
(Type of search)
事実調査
内容種別
(Type of subject)
一般
質問者区分
(Category of questioner)
社会人
登録番号
(Registration number)
1000210446解決/未解決
(Resolved / Unresolved)
解決