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レファレンス事例詳細(Detail of reference example)

[転記用URL] http://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=ref_view&id=1000203562
提供館
(Library)
栃木県立図書館 (2110002)管理番号
(Control number)
tr451
事例作成日
(Creation date)
2016年04月00日登録日時
(Registration date)
2016年12月18日 17時10分更新日時
(Last update)
2017年02月04日 13時42分
質問
(Question)
江戸後期から幕末に、栃木県の人文で長崎のことを書いた日記などの史料を探している。『長崎遊学者事典』(平松勘治/著 渓水社 1999)などを調べて欲しい。
回答
(Answer)
ご提示いただいた資料『長崎遊学者事典』(平松勘治/著 渓水社 1999)に掲載されている松宮観山および石川晃山を中心に調査を行いましたが、残念ながら、長崎に関する著作、史料等の情報を確認することはできませんでした。
また、両氏以外の本県ゆかりの人物が記した史料情報についても、今回の調査では確認することはできませんでした。
調査結果の詳細は次のとおりです。

1 松宮観山
松宮観山の著書について、当館は以下の資料を所蔵しています。

・『刀盤賞鑒口訳』(松宮観山/著 柴田光男 1967)
 観山の評伝の記載があり、p.185に「享保十一年には長崎に在って「和漢寄文」四巻を編している。」とあります。
 この『和漢寄文』については同p.185に「長崎に出入りした支那、朝鮮、暹羅(しゃむ)、安南等の船舶貿易上の証文や、長崎奉行の下した通牒等の漢和対訳を編輯したもので江戸時代通商史の参考書となる」と紹介されていますが、当館には所蔵がなく、内容の確認はできませんでした。(国立国会図書館、鹿児島県立図書館が所蔵しています。)

・『松宮観山集』 第1巻・第2巻 (関谷龍吉/著 国民精神文化研究所 1935)
 『松宮観山集』(全4巻)は観山が研究していた学問についての著書を集めた資料です。
 第1巻・第2巻に長崎についての記述は確認できませんでした。
 なお、第3巻・第4巻は当館未所蔵であるため、現物からの内容確認は行なっておりません。
 ちなみにこの未所蔵2点に関して、国立国会図書館がウェブ上に公開している書誌情報を確認したところ、目次を見る限りでは第1巻・第2巻と同様に学術書であると思われます。
【参考】 http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000000840540-00  ※「国会図書館サーチ」より

また、観山が足利にゆかりのある人物であることから、以下の資料を調査しました。

・『足利 原始から現代まで』(前沢輝政/〔ほか〕著 下野新聞社 1977)
 p.229-226に「松宮観山」の項あり。
・『足利の人脈 江戸時代から現在まで』(下野新聞社/編 下野新聞社 1979)
 p.91-92に「松宮観山」の項あり。

上記2点に「観山ゆかりの史料の多くを足利市板倉町の前原浩氏が保存」しており、その中には観山直筆の書簡や掛物が含まれているという記述がありました。
書簡の内容については書かれておらず、お求めの情報があるかどうかは不明です。

2 石川晃山
石川晃山について、記載が確認できた資料は以下の通りです。

・『栃木縣史 第13巻(傳記編)』(田代善吉/著 臨川書店 1972)
 ※下野史談会刊(昭和8~17年)の複製資料です。 
 p.47-48「石川晃山」の項に「九州に遊び鐵翁逸雲等と交はる」とあります。(p.48)
 鐵翁・逸雲はともに長崎の画家です。(参考:『書画骨董人名大辞典』(常石英明/著 金園社 1975))

・『類聚伝記大日本史 第6巻』(監修:辻善之助[ほか] 雄山閣出版 1981)
 p.228に「石川晃山」の略歴があります。長崎に関する記述は確認出来ませんでした。

また、調査の過程で『晃山遺稿』(石川晃(晃山)/著 1881)の存在を確認しましたが、当館には所蔵がないため内容の確認はできませんでした。(鳥取県立図書館が所蔵しています。)
【参考】
 ① http://ci.nii.ac.jp/ncid/BB11975105  ※「CiNii」(国立情報学研究所)より
 ② http://www.nijl.ac.jp/pages/database/kotensiryoDB.htm  ※「日本古典資料調査データベース」(国文学研究資料館)より

3 その他
以下の資料についてもお調べしましたが、お求めの情報は確認できませんでした。
・『栃木県歴史人物事典』(栃木県歴史人物事典編纂委員会/編集 下野新聞社 1995)
 p.562に「松宮観山」の項あり。
・『下野文籍志 栃木県の人と書物』(高宮太郎/編 しもつけ社 1969)
 p.71に「松宮観山」の項あり。
・『人物逸話辞典 下巻』(森銑三/編 東京堂 1963)
 p.326-327に「松宮観山」の項あり。
・『栃木県人物・人材情報リスト 2015』(日外アソシエーツ/編 日外アソシエーツ 2014)
 p.317に「松宮観山」、p.416に「石川晃山」の項あり。
・『長崎を識らずして江戸を語るなかれ』(松尾龍之介/著 平凡社 2011)
 p.173-192に『長崎遊学者事典』を元にした章あり。(第五章「全国から集まった遊学者たち」)
回答プロセス
(Answering process)
事前調査事項
(Preliminary research)
NDC
日本  (281)
地理.地誌.紀行  (290)
参考資料
(Reference materials)
キーワード
(Keywords)
長崎
栃木
下野
遊学者
学者
日記
日誌
照会先
(Institution or person inquired for advice)
寄与者
(Contributor)
備考
(Notes)
調査種別
(Type of search)
文献紹介
内容種別
(Type of subject)
郷土 人物
質問者区分
(Category of questioner)
社会人
登録番号
(Registration number)
1000203562解決/未解決
(Resolved / Unresolved)
解決
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