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レファレンス事例詳細(Detail of reference example)

[転記用URL] http://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=ref_view&id=1000201583
提供館
(Library)
山梨県立図書館 (2110005)管理番号
(Control number)
9000010613
事例作成日
(Creation date)
2014年01月15日登録日時
(Registration date)
2016年12月11日 16時53分更新日時
(Last update)
2016年12月13日 09時50分
質問
(Question)
第二次世界大戦中に、ワインからできる酒石酸が、潜水艦や魚雷を探知するレーダーに使用されたことから、山梨県ではワインが盛んに製造されたということについて書かれている資料を紹介してほしい。
回答
(Answer)
『ぶどう酒物語』(山梨日日新聞社 1978年)、『山梨のワイン発達史:勝沼ワインの100年の歩み』(上野晴朗著 勝沼町 1977年)、『勝沼町誌』(勝沼町誌刊行委員会編 勝沼町 1962年)などに関連の記述がある。詳細については、照会資料をご確認ください。
回答プロセス
(Answering process)
1.山梨県のワインの歴史に関する図書を調査。
・『ぶどう酒物語』(山梨日日新聞社 1978年)→p135-138「ブドウは兵器だ」、p138-140「全国から酒石の結晶体」の項。
・『山梨のワイン発達史:勝沼ワインの100年の歩み』(上野晴朗著 勝沼町 1977年)→p246-252「酒石酸カリウム・ナトリウムの生産」の項。 

2.『勝沼町誌』(勝沼町誌刊行委員会編 勝沼町 1962年)を確認。第7章「葡萄酒製造と葡萄加工品の歴史」の「昭和初期より第二次世界大戦による業界の統合と酒石酸採取時代」の項に関連の記述あり。

3.その他
・『山梨県ワイン酒造組合50周年記念誌』(山梨県ワイン酒造組合編・発行 2005年)→p4「沿革史」の「昭和11年~昭和20年」の項。
・『百年のあゆみ』(甲府税務署100周年記念誌編纂委員会編・発行 1996年)→p96-97「ブドウは兵器だ」(株式会社サドや醸造場 取締役社長 今井友之助)あり。
・「国税庁webサイト」戦時中のワイン造りの奨励( http://www.nta.go.jp/ntc/sozei/quiz/1212/answer.htm ※2014.1.15確認)
事前調査事項
(Preliminary research)
「甲州文庫デジタルアーカイブ」の「クイズで学ぼう!山梨のふどう」 http://www.lib.pref.yamanashi.jp/kosyu/manabu/kag10_12.html
NDC
食品工業  (588 9版)
通信工学.電気通信  (547 9版)
日本史  (210 9版)
参考資料
(Reference materials)
『ぶどう酒物語』(山梨日日新聞社 1978年) (p135-410)
『山梨のワイン発達史 勝沼ワインの100年の歩み』(上野晴朗/著 勝沼町 1977年) (p246-252)
『勝沼町誌』(勝沼町誌刊行委員会/編 勝沼町 1962年) (p768-771)
『山梨県ワイン酒造組合50周年記念誌』(山梨県ワイン酒造組合/編 山梨県ワイン酒造組合事務局 2005年) (p4)
『百年のあゆみ』(甲府税務署100周年記念誌編纂委員会/編 甲府税務署100周年記念 1996年) (p96-97)
「国税庁」webサイト( http://www.nta.go.jp/ntc/sozei/quiz/1212/answer.htm
キーワード
(Keywords)
ワイン
酒石酸
ロッシェル塩
レーダー
第二次世界大戦
サドヤ
海軍
ワインは兵器だ
照会先
(Institution or person inquired for advice)
寄与者
(Contributor)
備考
(Notes)
・『ぶどう酒物語』(山梨日日新聞社 1978年)によると、昭和18年1月に、海軍軍需工場の東芝研究所からサドヤ醸造場(今井精三代表・当時)に、酒石酸加里ソーダが軍事上必要になったため、どのくらい確保できるか調査してほしい旨要請があった。同醸造場の今井友之助氏は昭和16年1月から3か月間早稲田大学応用科学研究室に通い、ぶどう酒から酒石を採取する方法を研究していた。また同醸造場の堀之内定夫技師も、酒石酸加里ソーダの結晶体が、音波をキャッチする聴音材になる研究を進めていた。今井精三代表は全力を挙げて協力することを誓い、県内外に働きかけを行った。昭和19年3月には「ブドウは兵器だ」のポスターが生産地の各要所に貼られた。サドヤ醸造場には海軍技術研究室甲府分室が設けられ、今井友之助氏が分室長になった。海軍御用の「ロッシェル塩」は、全国のぶどう酒醸造業者から酒石の結晶体がサドヤ醸造場に集められ、精製された。
調査種別
(Type of search)
事実調査
内容種別
(Type of subject)
郷土 言葉
質問者区分
(Category of questioner)
社会人
登録番号
(Registration number)
1000201583解決/未解決
(Resolved / Unresolved)
解決
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