レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2016/07/21
- 登録日時
- 2016/09/30 00:30
- 更新日時
- 2016/09/30 00:30
- 管理番号
- 6001017320
- 質問
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解決
小学校の縦割授業や、いろいろな学年の児童による小グループ活動(クラブ活動ではない)がでてくる読み物を探している。高学年の役割として、リーダーシップの発揮等が描かれているもの、小規模校が舞台になっているものでもよい。
- 回答
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直接的に、小学校の縦割授業を扱った児童書は見つけられませんでしたが、
いろいろな学年の児童による小グループ活動がでてくる読み物のものには、以下の資料がありました。
・『かさねちゃんにきいてみな』(有沢佳映/著 講談社 2013.5)
年齢も性格も家庭環境も違う集団登校班をまとめる班長のかさねちゃんを、5年生のユッキーの視点から描く。
・『5年2組横山雷太、児童会長に立候補します!(ホップステップキッズ!)』
(いとうみく/作 鈴木びんこ/絵 そうえん社 2014.2)
破天荒な横山雷太は、しっかり者の6年生・新藤君の勧めで生徒会長に立候補することになる。
・『ニレの木広場のモモモ館(ノベルズ・エクスプレス)』(高楼方子/作 千葉史子/絵 ポプラ社 2015.10)
5年生の小山モカ、小山モモ、4年生のカンタは壁新聞「モモモ館」を作り始める。取材や記事を書く過程で
交友関係が広がっていく。
高学年がリーダーシップを発揮している明らかな描写はありませんが、
異年齢の子どもたちがともに過ごす高学年向けの作品には以下の資料があります。
『翔太の夏:秘密の山のカブトムシ(旺文社創作児童文学)』(那須正幹/作 スカイエマ/絵 旺文社 2008.6)
5年生の翔太が転校した先の小学校は、全校で50人で、5年生は8人だった。学年を超えて友達づきあいをする
翔太たちは、幻の巨大カブトムシを探し始める。
『地球のまん中わたしの島(ノベルズ・エクスプレス)』(杉本りえ/作 toi8/絵 ポプラ社 2009.6)
祖母が暮らしている島へ家族で引っ越した中学2年の灯子。島民全員が知り合いで、小中学生合わせて9人、
という環境に戸惑う灯子だが、次第に島の生活になじんでいく。
『みんなのおばけ小学校』(市川宣子/作 石井聖岳/絵 佼成出版社 2015.10)
オバケが出るという噂が立ち廃校寸前の小学校の生徒は、6年生、5年生2人、
3年生、1年生の5人。子どもたちと卒業生のオバケたちは協力して、廃校の危機を脱する。
[事例作成日:2016年7月21日]
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 小説.物語 (913 8版)
- 参考資料
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- かさねちゃんにきいてみな 有沢/佳映∥著 講談社 2013.5
- 5年2組横山雷太、児童会長に立候補します! いとう/みく‖作 そうえん社 2014.2
- ニレの木広場のモモモ館 高楼/方子‖作 ポプラ社 2015.10
- 翔太の夏 那須/正幹∥作 旺文社 2008.6
- 地球のまん中わたしの島 杉本/りえ∥作 ポプラ社 2009.6
- みんなのおばけ小学校 市川/宣子‖作 佼成出版社 2015.10
- キーワード
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- 高学年(コウガクネン)
- タテ割授業(タテワリジュギョウ)
- 読み物(ヨミモノ)
- リーダーシップ(リーダーシップ)
- 小規模(ショウキボ)
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- その他
- 質問者区分
- 個人
- 登録番号
- 1000197525