レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2016年05月05日
- 登録日時
- 2016/09/15 09:36
- 更新日時
- 2016/09/15 09:36
- 管理番号
- 企-160002
- 質問
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解決
「あだ名」「ニックネーム」のつけ方、種類等についての資料を探している。
韓国などのイングリッシュネームや外国人のニックネームについての資料も探している。
- 回答
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当館所蔵資料で「あだ名」に関する資料は、次のものがあります。
○『呼称の対人的機能』ナカニシヤ出版 2015
呼称・あだ名を心理学的に研究したもの。第2章「学校教師のあだ名に関する調査的研究」では、あだ名を命名方略別に12に分類しています。
○『命名の言語学 ネーミングの諸相』森岡健二 山口仲美 東海大学出版会 1985
第二章 名づけの楽しみ-あだ名 があり、あだ名の命名法や特徴を分析しています。
また、以下の論文も参考になると思います。
○「学級内における児童の呼ばれ方と児童相互の関係に関する研究」三島浩路 教育心理学研究2003.51.121-129
http://ci.nii.ac.jp/naid/110001889094
また、外国人のイングリッシュネーム、ニックネーム等について記述した資料はみつかりませんでした。外国人の名前については、以下の資料が参考になるかもしれません。
○『名前と人間』田中克彦 岩波書店 1996
名前学から見た固有名詞について分析しており、外国人が外国へ行った時の名前や名乗りの法則を見出しています。
○『名前と社会 名づけの家族史』上野和男 森謙二編 早稲田大学出版部 1999(資料番号:21176102)
「韓国人の名前に関する人類学的研究」では、韓国人の名前の構造やキリスト教との関係を分析しています。
○『英語のルーツ』唐澤一友 春風社 2011
p204 なぜAnneのニックネームはNancyなのか? という項があります。
○『言語と社会の多様性』橋本総 原田真見編 北海道大学 2008
朝鮮民族の本名についての記載があります。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
-
- 社会学 (361)
- 参考資料
- キーワード
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- あだ名
- ニックネーム
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 質問者区分
- 高校生
- 登録番号
- 1000196971