レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2016年08月07日
- 登録日時
- 2016/09/13 13:23
- 更新日時
- 2018/08/16 14:03
- 管理番号
- 相大-H28-027
- 質問
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解決
公園にアマノジャクが発生して、人が刺される危険がある。注意を呼びかけたいので、アマノジャクのことについて知りたい。
- 回答
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以下の資料を提供した。
『イモムシハンドブック』
『原色日本蛾類幼虫図鑑』
- 回答プロセス
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①Googleでキーワード“アマノジャク 虫”で検索する。
いくつかのインターネットの情報を合わせるとアマノジャクはイラガであると推測される。
②『昆虫名方言事典』 阿部光典/著 昆虫懇談会/編 サイエンティスト社 2013 【s30820757 R486】
p146「あまんじゃく(天邪鬼)」の項
P153 「イラガ類の幼虫(=いらむし)、繭」の項
より、いくつかアマノジャクと呼ばれる虫がいた。そのうち新潟県土佐市と、神奈川県中部でイラガがアマノジャクと呼ばれていることが分かった。
以上のことから、アマノジャク=イラガであると考えられる。
③参考資料の昆虫の棚R486を探す。
『原色日本蛾類図鑑 上 改訂版』 江崎悌三/(他)著 保育社 1999 【s05738133 R486.8】
p157-160 いらが(刺蛾)科の項あり。図版第29に成虫のカラー写真あり。
『原色日本蛾類幼虫図鑑 下』 六浦晃/(他)著 保育社 1987 【s05738125 R486.8】
p56 イラガの項あり。PLATE27に成虫と幼虫のカラー写真あり。
『原色昆虫大圖鑑 第1巻 蝶・蛾篇 新訂版』 北隆館 2007 【s25191669 R486】
p321 イラガの項あり。PLATE198-25に成虫のカラー写真あり。
『原虫図鑑 野外の毒虫と不快な虫』 梅谷献二/編 全国農村教育協会 1994 【s10838571 R486.1】
p178-183 イラガ科の項あり。幼虫と成虫のカラー写真あり。
④昆虫486の棚を探す。
『イモムシハンドブック』 安田守/著 文一総合出版 2010 【s28438539 486.8】
p54 イラガの記載あり。幼虫のカラー写真あり。
『毒虫の話』 梅谷献二/著 安富和男/著 北隆館 1987 【s06449151 486】
p95-97 イラガの項あり。幼虫と成虫の白黒写真あり。被害の多い種類が記載されている。
注:【 】は自館の資料コードと請求番号
- 事前調査事項
- NDC
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- 昆虫類 (486 9版)
- 参考資料
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- 『原色日本蛾類図鑑 上 改訂版』 江崎悌三(他)/著 保育社 1999
- 『原色日本蛾類幼虫図鑑 下』 六浦晃/著 保育者 1987
- 『原色昆虫大圖鑑 第1巻 蝶・蛾篇 新訂版』 北隆館 2007
- 『原虫図鑑 野外の毒虫と不快な虫』 梅谷献二/編 全国農村教育協会 1994
- 『イモムシハンドブック』 安田守/著 文一総合出版 2010
- 『毒虫の話』 梅谷献二/著 安富和男/著 北隆館 1987
- キーワード
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- あまのじゃく
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 昆虫
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000196885