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レファレンス事例詳細(Detail of reference example)

[転記用URL] http://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=ref_view&id=1000196571
提供館
(Library)
沖縄県立図書館 (2110045)管理番号
(Control number)
1000000869
事例作成日
(Creation date)
2016/08/24登録日時
(Registration date)
2016年09月03日 00時30分更新日時
(Last update)
2017年10月05日 09時22分
質問
(Question)
沖縄の方言で「カミアチネー」の意味や実際の様子(写真など)について知りたい。
回答
(Answer)
<意味>

『沖縄大百科事典 上 ア~ク』(沖縄大百科事典刊行事務局 編、沖縄タイムス社、1983.5)
p754 「カミアチネー」の項目で、「頭上に商品をのせて売り歩くこと。女の行商の一般的なスタイルで、糸満の魚、豊見城村与根や美里村(現沖縄市)泡瀬の塩など、土地の産物を入れたバーキを頭上にのせ、町から村へと呼び歩いて売りさばいた。」の記述がある。


『なは・女のあしあと 近代編』(那覇市総務部女性室 編、ドメス出版、1998.9)
p116 「3 カミアチネー(行商)」の項目で、「那覇には近郊の農村や漁村から多くの物売りがやってきた。行商をするのもほとんど女たちで、商品を載せたザルや箱を頭に載せて、それぞれ特徴のある声をあげながら家々を回った。頭に載せることを方言で「カミーン」というので、頭に商品を載せて運んだり、売り歩いたりすることを頭荷(カミニー)、あるいは頭商い(カミアチネー)と呼んだ。糸満女の魚売りや北谷・大山の楊梅売りが有名である。」の記述がある。


『糸満市史 資料編12』(糸満市史編集委員会 編、糸満市役所、1991.10)
p121-123 「(1)カミアチネー」の項目で、生活用品、野菜類、肉類・魚類を売るカミアチネーについての記述がある。
p122 ヤセーウヤー(野菜売り)の写真がある。
p123 イユウヤー(魚売り)の写真がある。


『海の狩人沖縄漁民』(加藤 久子 著、現代書館、2012.3)
p7-9 「公設市場の人間模様」の項目で、p9 「かつての糸満の女たちの仕事は「カミアチネー」と呼ばれる魚行商がすべてであった。…夫や父や兄弟たちが捕ってきた魚を女たちは八十斤(四十八キロ)もワタバーキ(運搬用の籠)に詰め、頭に載せて首里や那覇への十五キロ以上の道のりを素足で急いだ。」の記述がある。
p18-19 「魚の籠を頭に載せて首里那覇へ」の項目で、カミアチネーについての記述がある。
p19-22 「帆船上で競われる獲得合戦」の項目で、カミアチネーで販売する魚の仕入れについての記述がある。
p22-25 「技量を競う女たち」の項目で、カミアチネーでの値付けについての記述がある。


『海を読み、魚を語る』(三田 牧 著、コモンズ、2015.3)
p41-44 「4 魚売りの歴史」の項目で、カミアチネーについての記述がある。
p63-65 「行商の魚売り:徳子おばあの場合」の項目がある。


『舟と港のある風景』(森本 孝 著、農山漁村文化協会、2006.11)
p103-107 「カミアチネーの女たち」の項目がある。

<写真>

『なは女性史証言集 第4号』(琉球新報社 編、那覇市総務部女性室、2001.1)
p29-44 「魚売りあばーが見た戦前の那覇の東町市場 小松瑠美子」の証言がある。
p37 「カミアチネー」の写真がある。


『那覇百年のあゆみ』(那覇市企画部市史編集室 編、那覇市、1980.3)
p67-69 子豚、百合の花、パパイヤなどをカミアチネーで売る婦人の写真がある。
p68「那覇の店はおおかた卸商で、小売りは婦人たちがザルを頭にのせて売り歩くカミアチネーであった。」の記述がある。


『目で見る島尻・宮古・八重山の100年』(金城 善 得能壽美 監修、郷土出版社、2003.10)
p28 「糸満の市場(糸満市・明治時代)」の写真で、カミアチネーをする婦人たちが写っている。
p36 「頭に野菜を載せて歩く女性(糸満市・昭和7年頃)」の写真がある。


『沖縄アーカイブス写真集』(関行宏・嘉手川学、生活情報センター、2006)
p9 「4 未舗装の頃の農連市場」の写真(那覇市・昭和35年)の解説で「~しめ縄を頭に乗せて売っている~」とある。

以下、市場などで商品・荷物を頭上に乗せて運搬している写真が掲載されている資料を紹介する。
⑪『写真集 沖縄』(多和田真重、那覇出版社編集部、1984)p180
⑫『岡本太郎の沖縄』(岡本 太郎∥撮影 岡本 敏子∥編、日本放送出版協会、2000)
⑬『木村伊兵衛 昭和を写す』(木村伊兵衛、筑摩書房、1995)p10
⑭『山田實展 人と時の往来』
回答プロセス
(Answering process)
事前調査事項
(Preliminary research)
NDC
社会.家庭生活の習俗  (384 8版)
参考資料
(Reference materials)
1 沖縄大百科事典 上 ア~ク 沖縄大百科事典刊行事務局∥編 沖縄タイムス社 1983.5 K03/O52/1 p754
2 なは・女のあしあと 近代編 那覇市総務部女性室∥編 那覇女性史編集委員会∥編 ドメス出版 1998.9 K367/N27 p116
3 糸満市史 資料編12 民俗資料 糸満市史編集委員会∥編 糸満市役所 1991.10 K23/I91 p121-123
4 海の狩人沖縄漁民 加藤/久子∥著 法政大学沖縄文化研究所?監修 現代書館 2012.3 K384/KA86 p7-9,18-25
5 海を読み、魚を語る 三田/牧∥著 コモンズ 2015.3 K384/MI56 p41-44,63-65
6 舟と港のある風景 森本/孝∥著 農山漁村文化協会 2006.11 K384/MO55 p103-107
7 なは女性史証言集 第4号 琉球新報社∥編 那覇市総務部女性室 2001.1 K367/N27/4 p29-44
8 那覇百年のあゆみ 那覇市企画部市史編集室∥編 那覇市 1980.3 K23/N27 p67-69
9 目で見る島尻・宮古・八重山の100年 金城 善∥監修 得能 壽美∥監修 郷土出版社 2003.10 K206/ME14 p28
10 沖縄アーカイブス写真集 生活情報センター 2006.10 K74/O52 p9
11 写真集 沖縄 那覇出版社編集部∥編 那覇出版社 1984.9 K299/N27 p180
12 岡本太郎の沖縄 岡本 太郎∥撮影 岡本 敏子∥編 日本放送出版協会 2000.7 K74/O42
13 木村伊兵衛 昭和を写す 1 戦前と戦後 田沼 武能∥編 木村 伊兵衛∥著 筑摩書房 1995.5 K74/KI39/1 p18など
14 山田實展 沖縄県立博物館・美術館∥主催 沖縄県立博物館・美術館 [2012.9] K74/O52 p30、58、60など
キーワード
(Keywords)
カミアチネー バーキ 沖縄 市場 行商
照会先
(Institution or person inquired for advice)
寄与者
(Contributor)
備考
(Notes)
調査種別
(Type of search)
事実調査
内容種別
(Type of subject)
郷土
質問者区分
(Category of questioner)
社会人
登録番号
(Registration number)
1000196571解決/未解決
(Resolved / Unresolved)
解決
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