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レファレンス事例詳細(Detail of reference example)

[転記用URL] http://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=ref_view&id=1000196567
提供館
(Library)
沖縄県立図書館 (2110045)管理番号
(Control number)
1000000865
事例作成日
(Creation date)
2016/08/31登録日時
(Registration date)
2016年09月03日 00時30分更新日時
(Last update)
2017年04月11日 14時59分
質問
(Question)
「沖縄そば」について、そば屋の始まりを知りたい。
回答
(Answer)
聞き取り調査から、明治20年代には、前之毛(現在の上之蔵町)に唐人の経営するそば屋があった。
明治23年の「沖縄県統計書」には、蕎麦屋の記述がある(日本蕎麦または沖縄そば)。
資料で確認できる最古のものは、明治35年4月に開業した那覇市警察署下りの「支那そば屋」。


『沖縄そばに関する調査報告書 第1集』 (サン食品 編・刊、1982.7)
p7-41 「II 沖縄そばに関する調査報告 与久田孝子」の論文がある。
p8-14 「イ 那覇地区の老舗とその変遷」の項目で、p8 「那覇でそば屋が出現したのはおおよそ明治中期以降と思われる。前之毛(現在の上之蔵町)に唐人の経営するそば屋があった。その後、明治四〇年頃のことと思われるが、比嘉某の経営する通称「ベェーラー」というそば屋ができた。唐人そば屋がいつ頃できたのかは不明である…」の記述がある。
p36-41 「付録 そば屋老舗状況一覧」で、明治中期から昭和初期の記述がある。


『波打つ心の沖縄そば』(まぶい組 編、沖縄出版、1987.8)
p80-119 「スバヤー対談 今蘇る「井筒屋」のそば 新里有四郎 高橋ロコ」の対談で、p88 「ウチナーンチュがいうトォーンチュというのは三国ある。朝鮮人もトォーンチュという。それからいわゆる本当のトォーンチュ、シナ人。台湾人もやっかいなことにトォーンチュなんだな。だからどっちのトォーンチュかどうかわからんよ。とにかく、トォーンチュが沖縄に来てね、でこれがメーヌモーでね、そば屋やったって。…おそらくこのトォーンチュがそば屋始めたのは、明治二十七、八年。早くて明治二十年。このへんじゃないかと思う。」の記述がある。
p120-124 「名護そばの話をしようか 岸本金光」の項目で、p120 「昔は国頭郡には私の所一つしかなかった。「梅屋」のそば屋といってね、有名ですよ。…「梅屋」は明治四二年頃私の父親が開いた。」の記述がある。


『私の好きな すばやー物語』(すばドゥシの会 編著、ボーダーインク、1995.6)
p117-121 「The history of 沖縄そば」の項目で、p117 「「琉文手帳」主宰の研究家・新城栄徳氏の調査によると、明治三五年四月の新聞の広告に「那覇市警察署下りに『支那そばや』開業」という記事が確認されている。大和の商人が「清国ヨリ料理人ヲ招キ」とある。これが資料として確認される沖縄で最も古い「支那そば屋」である。」の記述がある。


『沖縄民俗研究 第21号』(沖縄民俗学会 [編]・刊、2002.3)
p1-30 「沖縄そばの大衆化と伝統化 西村秀三」の論文がある。
p7-9 「明治後期から昭和初期におけるそば屋の変遷」の項目で、p7-8 「沖縄そば及びそば屋の誕生の時期についてだが、冊封儀礼に用いられたとされる麺料理を当時の庶民が消費したことに結びつく近世史料は管見の限りみられない。…明治二三年の「沖縄県統計書」には、蕎麦屋が那覇に三軒あることが記録されている。…ただし、これが沖縄そばであったかそれとも日本蕎麦であったかは確認できない。…現在の沖縄そばに通じる麺食に直結する情報としては、明治三五年四月の新聞に沖縄初の支那そば屋開業の広告が掲載されたのが最初だと考えられる(サン食品二〇〇一、与久田一九八二)。「沖縄そばに関する調査報告書」によると、明治四〇年頃に那覇市の上之蔵にあった中国人が経営するそば屋が、具体性を伴う記憶の中では最も古株だとされている(与久田一九八二)。」の記述がある。
p8 「表4 創業期別にみる老舗の沖縄そば屋(那覇市内)」と「図1 主な沖縄そば屋の系譜」がある。
p9-12 「そば屋の地方展開」の項目で、「昭和初期までには県内各地でそば屋が営業する状況が生まれているが、地方部での最古参とみなされているのは、明治四一年時点で営業が確認されている名護の「梅屋」である(与久田一九八二)。」の記述がある。


『アジア遊学 No.53』(勉誠出版、2003.7)
p73-81 「揺らぐ原風景 沖縄そばの場合 西村秀三」の論文がある。
p74-75 「沖縄そば事始め」の項目で、参考資料④と同様の記述がある。


『沖縄事始め・世相史事典』 (山城 善三、佐久田 繁 編著、日本図書センター、2013.4)
p297-298 「沖縄そばの始め」の項目で、p297  「沖縄のそば屋の始めは、鹿児島人の森という人がやっていた『森そば屋』である。始めた時期ははっきりしないが、明治四十年ごろにはすでに営業していたようである。」の記述がある。
回答プロセス
(Answering process)
事前調査事項
(Preliminary research)
NDC
商業経営.商店  (673 8版)
参考資料
(Reference materials)
1 沖縄そばに関する調査報告書 第1集 サン食品 サン食品 1982.7 K59/O52 p7-41
2 波打つ心の沖縄そば まぶい組∥編 沖縄出版 1987.8 K59/MA12 p80-124
3 私の好きな すばやー物語 すばドゥシの会∥編著 ボーダーインク 1995.6 K59/SU11/1 p117-121
4 沖縄民俗研究 第21号 沖縄民俗学会∥[編] 沖縄民俗学会 2002.3 K38/O52/21 p1-30
5 アジア遊学 No.53 勉誠出版 2003.7 K302/A27 p73-81
6 沖縄事始め・世相史事典 山城/善三?編著 佐久田/繁?編著 日本図書センター 2013.4 K03/Y44 p297-298
1 沖縄大百科事典 上 ア-ク 沖縄大百科事典刊行事務局∥編 沖縄タイムス社 1983.5 K03/O52/1 p551
キーワード
(Keywords)
沖縄そば 起源
照会先
(Institution or person inquired for advice)
寄与者
(Contributor)
備考
(Notes)
調査種別
(Type of search)
事実調査
内容種別
(Type of subject)
郷土
質問者区分
(Category of questioner)
社会人
登録番号
(Registration number)
1000196567解決/未解決
(Resolved / Unresolved)
解決
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