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レファレンス事例詳細(Detail of reference example)

[転記用URL] http://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=ref_view&id=1000195944
提供館
(Library)
滋賀県立図書館 (2110049)管理番号
(Control number)
滋2016-0034
事例作成日
(Creation date)
登録日時
(Registration date)
2016年08月18日 00時30分更新日時
(Last update)
2016年08月18日 00時30分
質問
(Question)
古語で「東下り」という言葉があるが、この言葉には「関東=田舎」のようなニュアンスがあるのか知りたい。
回答
(Answer)
『王朝語辞典』の「あづま」の項には、「都を基点としてその東の方角にある地域を広く総称したもの」とあります。都を基点としているという点で、「東(ひむかし・ひむがし)」とは意味が異なり、基点が都にあることによって、あらゆる面で都のレベルを基準とする評価を伴う語でもあるとのことです。このことについて次のように記述されています。「「あづま」に存する事物は人間も含めてすべてが、都の優雅・洗練、高度の文化的達成とはおよそ対極にあるものとして受けとめられ、「あづま」は粗野・下品・無骨・無教養などの代名詞としての意味あいをもって使われた。東人・東男・東女・東声・東絹など一連の言葉にこめられた意が如実にそのことを示している。『伊勢物語』にも見えるように、「あづま」は都社会からの疎外者が逃避する地であったが、けっして安住できる地ではなかった。疎外感が増幅して返ってくる地なのである」。
他に、『古語大鑑』の「あずま」の項にも「②辺鄙な土地」との説明があります。
回答プロセス
(Answering process)
事前調査事項
(Preliminary research)
NDC
辞典  (813 8版)
参考資料
(Reference materials)
1 王朝語辞典 秋山虔∥編 東京大学出版会 2000年 R-8136-ア p.17

2 古語大鑑 第1巻(あ~お) 築島裕∥[ほか]編 東京大学出版会 2011.12 R-8136-1 p.50

3 古典基礎語辞典 大野晋∥編 角川学芸出版 2011.10 R-8136-オ p.40
キーワード
(Keywords)
東下り
照会先
(Institution or person inquired for advice)
寄与者
(Contributor)
備考
(Notes)
調査種別
(Type of search)
事実調査
内容種別
(Type of subject)
言葉
質問者区分
(Category of questioner)
社会人
登録番号
(Registration number)
1000195944解決/未解決
(Resolved / Unresolved)
解決