このページではJavaScriptを使用しています。お客様の閲覧環境では、レファレンス協同データベースをご利用になれません。

レファレンス事例詳細(Detail of reference example)

[転記用URL] http://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=ref_view&id=1000195919
提供館
(Library)
紙の博物館図書室 (4210001)管理番号
(Control number)
160817001
事例作成日
(Creation date)
20160828登録日時
(Registration date)
2016年08月17日 13時42分更新日時
(Last update)
2017年02月18日 15時06分
質問
(Question)
鉛筆の濃さと紙の質について。今の小学生は2Bの鉛筆を使っている。昔はHBであった。これは今の子供の筆圧が弱くなったのか。紙(ノート)の質が良くなったのか。
回答
(Answer)
①筆圧について
今の小学生と昔の小学生の筆圧の違いについて言及している文献は見つけられなかった。
参考資料③~⑦の文献では主に年齢差・性差による筆圧に言及しているが、時代差には触れているものはなかった。


②紙の質について
昔の紙に比べて一般的に現在の紙は上質になってきている。
ノート会社では「紙の表面がなめらかすぎると鉛筆の芯はすべってしまう。だから少しざらざらした紙をつかい鉛筆でもしっかり書けるように工夫している。」と証言している。※参考資料①)

③鉛筆の濃さについて学校で指導するのか。文科省ではどうか。
文科省で鉛筆の濃さについての指導の記載はなし。
各学校の判断で行っているものと思われる。
回答プロセス
(Answering process)
1 館内所蔵資料を調査する

2 館内外関係者へ聞き取り

3 教育図書館へレファレンス調査を依頼する

4 教育図書館作成の「教育研究論文索引」 https://nierlib.nier.go.jp/index.php?page_id=108(2016/10/8 確認)
で「筆記具」「筆圧」で検索する

5 CiNiiで「筆記具」「筆圧」について検索する
事前調査事項
(Preliminary research)
この質問に前後して朝日新聞2016/3/5「 サザエさんをさがして」に「鉛筆 主流はHBから2Bへ」が掲載された。質問者がこの記事を読んだかは不明。

この中では次の事が示唆されている。

・高学年になっても2Bを使い続ける児童が増えている。
・秋田の小学校では4年までは「4B」か「2B」、高学年では「2B」「B]「HB]を指定。児童のノートを書画カメラで写してもスクリーン上ではうすくて読みにくい字をかく子供が増えてきたから。軟らかい鉛筆で字の止めや払いを意識させることで、しっかりした字を書く児童が増えた。
・昔より良質な紙を使うようになった影響もある。表面のなめらかな紙だと同じ筆圧でもうすくなるから。
・筆圧の低下ではなく加減が苦手な子が増えたのでは。
NDC
その他の雑工業  (589 9版)
参考資料
(Reference materials)
①伊垣尚人 監修 , 伊垣, 尚人. ノートは友だち! : ノートを書いて、まとめて、考えよう 3 (ノートの世界を知ろう、楽しもう). 教育画劇, 2013.
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I024355771-00 , ISBN 9784774617077
②増田凖一 監修 , 小山潤 文 , 増田, 凖一, 1924- , 小山, 潤, 1972-. えんぴつ : はじめはだれがつくったの?. PHP研究所, 2002. (世界が見えてくる身近なもののはじまり ; 第2期 第4巻)
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000003068954-00 , ISBN 4569683142
③立屋敷かおる. 小中学生における箸の持ち方と鉛筆の持ち方との関連. 日本調理科学会, 2005. 日本調理科学会誌 Vol.38 No.4 p. 355-361
④南哲. 鉛筆筆記の習熟段階と筆圧変化の経緯. 家政教育社, 1976. (鉛筆に関する教育生理学的研究) 学校保健研究 18(4) p. 175-183
⑤南哲. 学年別・男女別にみた筆圧の測定実験. 家政教育社, 1976. (鉛筆に関する教育生理学的研究 第2報) 学校保健研究 18(5) p. 228-240
⑥南哲. 鉛筆硬度および学年・性差の筆圧に及ぼす影響に関する研究. 家政教育社, 1976.(鉛筆に関する教育生理学的研究 第3報)学校保健研究 18(6) p. 288-296
⑦南哲. 筆圧と筆記時間の関係についての研究. 家政教育社, 1976. (鉛筆に関する教育生理学的研究 第4報) 学校保健研究 18(7) p. 347-350
キーワード
(Keywords)
鉛筆
筆圧
ノート
文房具
筆記具
照会先
(Institution or person inquired for advice)
教育図書館
寄与者
(Contributor)
備考
(Notes)
2016/8 登録 2017/2/18 一部加筆更新
調査種別
(Type of search)
事実調査
内容種別
(Type of subject)
質問者区分
(Category of questioner)
小中学生
登録番号
(Registration number)
1000195919解決/未解決
(Resolved / Unresolved)
Twitter

このデータベースについて
国立国会図書館が全国の図書館等と協同で構築している、調べ物のためのデータベースです。詳細

活用法

刊行物・グッズ
新着データ
最近のアクセスランキング
レファ協PickUP!