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レファレンス事例詳細(Detail of reference example)

[転記用URL] http://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=ref_view&id=1000191187
提供館
(Library)
尼崎市立地域研究史料館 (5000006)管理番号
(Control number)
099
事例作成日
(Creation date)
登録日時
(Registration date)
2016年04月15日 15時53分更新日時
(Last update)
2016年07月22日 16時50分
質問
(Question)
尼崎藩主だった桜井松平氏の氏族名の由来、来歴がわかる文献・史料はあるか。
回答
(Answer)
桜井松平氏は、宝永8年(1711)に遠江国掛川から尼崎に転封となり、その後明治維新まで尼崎の地を治めた領主です。松平氏を名乗る氏族のうち、徳川家康と先祖を同じくする家々(松平氏庶流)は、「十八松平」「十六松平」あるいは「十四松平」ともいわれ、それぞれ本貫地の地名を付して「桜井松平」「大給(おぎゅう)松平」などと呼ばれていました。
尼崎藩主家となる松平氏は、三河国碧海郡桜井村(現愛知県安城市桜井町)に松平長親の子信定が所領を得たことから「桜井松平」と呼ばれ、明治維新後は徳川氏と同族を名乗ることについて維新政府にはばかり、桜井氏と名乗りました。
こうした桜井松平氏の名前の由来や松平氏の来歴について記した文献として、『国史大辞典』、『日本史大事典』、『尼崎市史』第2巻、『図説尼崎の歴史』、『徳川・松平一族の事典』、桜井松平氏を祀る桜井神社が発行した 『櫻井神社物語 : 百年祭記念誌』などがあります。
系譜史料としては『寛永諸家系図伝』、『寛政重修諸家譜』があります。また東京大学史料編纂所が「桜井家譜」を所蔵しており、『尼崎市史』第5巻が「桜井松平家譜」として翻刻(ただし抄出)しているほか、インターネット上で家譜全文を閲覧できます。
回答プロセス
(Answering process)
1 桜井松平氏の名前の由来について記した文献
◆『国史大辞典』6「桜井氏」の項目
◆『尼崎市史』第2巻 115頁
◆『尼崎地域史事典』/Web版尼崎地域史事典”apedia”「松平氏(信定系)」の項目
◆『図説尼崎の歴史』上巻/Web版図説尼崎の歴史
 近世編 第3節1「藩主の一生」執筆者:岩城卓二 
◆『櫻井神社物語 : 百年祭記念誌』
「御祭神」として藩主家(桜井松平家)の歴代当主とその略歴が紹介される。また、「御城主様御家譜明細書之略書」として、藩主家の家譜が翻刻掲載されている。
◆工藤寛正編『徳川・松平一族の事典』(東京堂出版、2009年8月)「桜井松平家」(473~480頁)

2 松平氏の来歴について書かれた文献
◆『尼崎市史』第2巻 115~116頁
「十八松平の成立」の項目で、「所伝の域を出ない」との断りをしたうえでの記述。当初、三河国額田郡に「大草松平」、「能見(のうみ)松平」、「深溝松平」の三松平、同国宝飯郡に「竹谷(たけのや)松平」、「形原(かたのはら)松平」、「長沢松平」、「御油(五井)松平」の四松平が生まれた、とされる。その後同国加茂郡に「大給(おぎゅう)松平」、「滝脇松平」、同国碧海郡に「福釜松平」、「藤井松平」、そして「桜井松平」、さらに同国幡豆(はず)郡に「東条松平」、その後「三木(みつぎ)松平」が派生した、とする。
◆『国史大辞典』13「松平氏」の項目
上記のほかに「岩津松平」「宮石松平」について掲載。ほかに鵜殿家、押鴨家があったとされるが、確認できない、とする。
◆『日本史大事典』6「松平氏」の項
三河時代の「十四松平」についての記述がある。

3 桜井松平氏の来歴について記された史料
◆『寛永諸家系図伝』167頁~
桜井松平氏の祖とされる信定から忠重までの家系図。
◆『寛政重修諸家譜』31頁~
桜井松平氏の祖、信定から忠宝(ただとみ)までの家系図。
◆「桜井家譜」
「桜井松平家譜」として『尼崎市史』第5巻145~149頁に抄出
東京大学史料編纂所HP  https://www.hi.u-tokyo.ac.jp/  
データベース検索→史料の所在:所蔵史料目録データベースで「桜井家譜」を検索→「桜井家譜(摂津尼崎)」がヒット→「全表示」→「イメージ」検索で史料閲覧可
 ※史料の利用規約  http://www.hi.u-tokyo.ac.jp/tosho/shiryoriyo.html
事前調査事項
(Preliminary research)
NDC
日本史  (210)
系譜.家史.皇室  (288)
参考資料
(Reference materials)
国史大辞典編集委員会 編. 国史大辞典 第6巻 (こまーしと). 吉川弘文館, 1985., ISBN 4642005064 (当館請求記号 203/コ-6)
国史大辞典編集委員会 編. 国史大辞典 第13巻 (まーも). 吉川弘文館, 1992., ISBN 4642005137 (当館請求記号 203/コ-13)
青木 和夫[編] ほか , 平凡社. 日本史大事典 6 へ~わ . 平凡社, 1994-02., ISBN 4582131069 (当館請求記号 203/ヘ-6)
尼崎市. 尼崎市史 第2巻 第5巻. 尼崎市, 1968 1974. (当館請求記号 219/A/ア-2,5)
図説尼崎の歴史. 上巻 : 尼崎市制九〇周年記念 新「尼崎市史」上巻 . 尼崎市, 2007. (当館請求記号 219/A/ア)
安孫子 朝文 著 , 安孫子‖朝文. 桜井神社物語 : 百年祭記念誌. 桜井神社奉賛会, 1982. (当館請求記号 175.1/A/ア)
工藤寛正 編 , 工藤, 寛正, 1941-. 徳川・松平一族の事典. 東京堂出版, 2009., ISBN 9784490107647 (当館請求記号 288.5/A/ク)
斎木一馬 [ほか]校訂 , 斎木, 一馬, 1909-1988. 寛永諸家系図伝 第1. 続群書類従完成会, 1980. (当館請求記号 288/カ-1)
寛政重修諸家譜索引 第1 新訂. 続群書類従完成会, 1967. (当館請求記号 288/ハ-1)
尼崎市立地域研究史料館 編 , 尼崎地域史事典. 尼崎市, 1996. (当館請求記号 219/A/ア)
キーワード
(Keywords)
桜井松平氏
松平氏庶流
譜代大名
松平氏
桜井氏
照会先
(Institution or person inquired for advice)
寄与者
(Contributor)
備考
(Notes)
調査種別
(Type of search)
文献紹介
内容種別
(Type of subject)
郷土 人物
質問者区分
(Category of questioner)
社会人
登録番号
(Registration number)
1000191187解決/未解決
(Resolved / Unresolved)
解決
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