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レファレンス事例詳細(Detail of reference example)

[転記用URL] http://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=ref_view&id=1000190935
提供館
(Library)
大阪府立中央図書館 (2120005)管理番号
(Control number)
6001014423
事例作成日
(Creation date)
2016/02/03登録日時
(Registration date)
2016年04月10日 00時30分更新日時
(Last update)
2016年04月10日 00時30分
質問
(Question)
高校生が「なぜ大学に進学したいのか」を、説明するときに参考になる資料を探しています。
将来「この仕事」をしたいから、という限定的なものではなく、一般的な資料があれば紹介してください。
回答
(Answer)
一般的なものとして、「学歴と就職」に関する資料等をご紹介します。

<当館所蔵資料>
『検証・学歴の効用』(濱中淳子/著 勁草書房 2013.6)【371.3/183N】貸出可
 第Ⅰ部に「第一章 大卒と高卒は何が違うのか―人材としての質的違いにみる学歴の効用」(p.31-57)という項目があり、いくつかの点から両者の違いについて述べられています。参考までに、第一章の項目を記します。
1「学歴で人材タイプが変わる」という視点
2注目する三つの要因―現職・以前の経験・他者との関わり・自己学習
3同じ学歴でも異なる所得
4高卒人材・大卒人材それぞれの成長要因
5効用をめぐる新しい見方―その可能性と意義

『格差の社会学入門:学歴と階層から考える』(平沢和司/著 北海道大学出版会 2014.3)【361.8/254N】貸出可
・第4章「4-2.非正規雇用の実態」(p.56-61)に、「性別・年齢・学歴によって異なる非正規雇用率」という項目があり、「初職(学校を出てはじめての仕事)で非正規雇用に就く比率は、男女とも中卒・高卒が高く大卒が低い。しかもこの傾向は2000年以降に成人した者にのみみられる」(p.58)との記述があります。

・第9章「機会の不平等(2)―なぜ大学に進学する人としない人がいるのか」(p.137-150)では、大学進学のメリットを整理した上で、大学に進学しない人がいる要因について述べられています。参考までに、小項目を記します。
「9-1.大学進学による経済的収益」
大学進学による経済的収益の2つの側面/生涯賃金/機会費用/大学進学の収益/収益率/大学進学の内部収益率/複利による利子の大きさ/収益率に対する疑問
「9-2.大学進学による利得についての主観的評価」
なぜ全員が大学に行かないのか/時間選好率/家計の豊かさと時間選好率/収益に対する主観的な評価/相対的リスク回避仮説/複数の仮説から機会の不平等を考える
「9-3.まとめ」

<統計資料>
統計資料が閲覧できるサイト「e-Stat」 http://www.e-stat.go.jp/SG1/estat/eStatTopPortal.do
(2016/01/13現在)に収録されている統計をご紹介します。それぞれ「 」内のキーワードを検索窓にご入力ください。

■大学入学志願者数
「大学(学部)・短期大学(本科)への入学志願者数」
■学歴別賃金
「事務員・技術者の初任給金額階層別、規模別、学歴別事業所分布」
「職種別、学歴別、年齢階層別平均支給額」
「在学の有無、産業・事業所規模・性、年齢階級・在学の有無・最終学歴・職種・現在勤めている会社での勤続期間階級・転職経験の有無、9月に現在の会社から支払われた賃金総額(税込)階級別若年正社員割合」
「学歴・職種、勤続年数階級、企業規模別定年退職者1人平均退職給付額」

参考までに、高校生の進路選択に関する論文をご紹介します。3件ともインターネットで全文公開されていますので、それぞれのリンク先でご覧ください。

(凡例)
「論文タイトル」
執筆者
『掲載誌』(号),ページ,発行年月
発行者
公開ページURL

「高校生の進路選択に関する志向性と今後の高大連携施策のあり方について (特集 立命館大学の入学者選考)」
大滝 夏美
『立命館高等教育研究』(13), 15-30, 2013-03
立命館大学教育開発推進機構
http://r-cube.ritsumei.ac.jp/handle/10367/4667  (2016/01/13現在)

「高校生の大学進学動機の類型化とキャリア発達との関連について」
五十嵐 敦 , 佐藤 公文
『福島大学総合教育研究センター紀要』(10), 25-32, 2011-01
福島大学総合教育研究センター
http://ir.lib.fukushima-u.ac.jp/dspace/handle/10270/3663  (2016/01/13現在)

「大学進学における進路決定方略を支える多重制約充足と類推」
栗山 直子 , 上市 秀雄 , 齊藤 貴浩 [他] , 楠見 孝
『教育心理学研究』49(4), 409-416, 2001-12-30
日本教育心理学会
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjep1953/49/4/49_409/_article/-char/ja/  (2016/01/13現在)

[事例作成日: 2016年2月3日]
回答プロセス
(Answering process)
事前調査事項
(Preliminary research)
NDC
社会学  (361 8版)
教育学.教育思想  (371 8版)
参考資料
(Reference materials)
検証・学歴の効用 濱中/淳子∥著 勁草書房 2013.6 (31-57)
格差の社会学入門 平沢/和司‖著 北海道大学出版会 2014.3 (56-61、137-150)
http://www.e-stat.go.jp/SG1/estat/eStatTopPortal.do  (「e-Stat」(総務省統計局)(2016/2/3現在))
http://r-cube.ritsumei.ac.jp/handle/10367/4667  (「高校生の進路選択に関する志向性と今後の高大連携施策のあり方について (特集 立命館大学の入学者選考)」(立命館大学・立命館アジア太平洋大学)(2016/2/3現在))
http://ir.lib.fukushima-u.ac.jp/dspace/handle/10270/3663  (「高校生の大学進学動機の類型化とキャリア発達との関連について」(福島大学)(2016/2/3現在))
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjep1953/49/4/49_409/_article/-char/ja/  (「大学進学における進路決定方略を支える多重制約充足と類推」(国立研究開発法人 科学技術振興機構)(2016/2/3現在))
キーワード
(Keywords)
照会先
(Institution or person inquired for advice)
寄与者
(Contributor)
備考
(Notes)
調査種別
(Type of search)
文献紹介
内容種別
(Type of subject)
その他
質問者区分
(Category of questioner)
個人
登録番号
(Registration number)
1000190935解決/未解決
(Resolved / Unresolved)
解決