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レファレンス事例詳細(Detail of reference example)

[転記用URL] http://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=ref_view&id=1000190572
提供館
(Library)
沖縄県立図書館 (2110045)管理番号
(Control number)
1000000845
事例作成日
(Creation date)
2015/12/21登録日時
(Registration date)
2016年04月01日 00時30分更新日時
(Last update)
2016年04月01日 00時30分
質問
(Question)
ケラマジカの起源(鹿児島から慶良間に導入された等)について知りたい。
回答
(Answer)

『定本 琉球国由来記』(外間 守善 編著、角川書店、1997.4)
p133-134 「生類門」の項目で、p133 「鹿 是崇禎年間、尚氏金武王子朝貞、従薩州帯来、慶良間島ノ内、古場島ニ放飼也」の記述がある。


『畜産の研究 第66巻・第4号』(及川 清 編、養賢堂、p411-504)
p459-463 「ケラマジカ(Cervus nippon keramae)の起源に関する一考 新城明久」の論文で、p463 「ケラマジカの起源は、1)是崇禎年間(1628-1643)、尚氏金武王子朝貞が薩摩から携えてきて慶良間諸島の久場島に放したとする従来からの説。2)沖縄島には1461年すでに鹿が棲息していたことが朝鮮王朝実録琉球史料集成に記録されていることから、海商により14世紀頃持ち込まれた説。3)遺跡からリュウキュウジカの化石が出土していることからリュウキュウジカが進化しケラマジカとなった説。(中略)いずれにしても薩摩起源のみでないことは事実である。」の記述がある。


『史料編集室紀要 第24号』(沖縄県文化振興会公文書管理部史料編集室 編、沖縄県教育委員会、1999.3)
p95-116 「戦前の史料にみるケラマジカの記述 城間恒宏」の論文で、p112 「自然科学系の文献では、ケラマジカ由来についての最古の記録は1713年編集の『琉球国由来記』にあり、崇禎年間(1628~1644年)の薩摩からの人為的移入によるとされる。しかし今回、それよりも古い時代に琉球で「鹿」の語が使用されていたことが、1534年に編集された陳侃の『使琉球録』内での発見によって明らかになり、この分野では初めての報告となった。」の記述がある。


『史料編集室紀要 第27号』(沖縄県文化振興会公文書管理部史料編集室 編、沖縄県教育委員会、2002.3)
p209-218 「ケラマジカの由来に関する若干の考察 城間恒宏」の論文で、p217 「今回の文書は、ケラマジカが薩摩から移入されたシカを起源とすることを強く裏付けるものと考えられる。これまでの資料をまとめると、現時点において、ケラマジカの起源について次のようなシナリオが考えられる。琉球は冊封使を歓待する御冠船料理に使用する目的で、冊封使の来琉の際は様々な食材を国内外にもとめ、シカ肉もその中のひとつであった。」の記述がある。
回答プロセス
(Answering process)
事前調査事項
(Preliminary research)
NDC 
参考資料
(Reference materials)
1 定本 琉球国由来記 外間 守善∥編著 波照間 永吉∥編著 角川書店 1997.4 K200.8/H82 p133-134

2 畜産の研究 第66巻・第4号 及川 清∥編 養賢堂 2012.4 K48/SH69 p459-463

3 史料編集室紀要 第24号 沖縄県文化振興会公文書管理部史料編集室∥編 沖縄県教育委員会 1999.3 K200.5/O52/24 p95-116

4 史料編集室紀要 第27号 沖縄県文化振興会公文書管理部史料編集室∥編 沖縄県教育委員会 2002.3 K200.5/O52/27 p209-218
キーワード
(Keywords)
照会先
(Institution or person inquired for advice)
寄与者
(Contributor)
備考
(Notes)
調査種別
(Type of search)
事実調査
内容種別
(Type of subject)
郷土
質問者区分
(Category of questioner)
社会人
登録番号
(Registration number)
1000190572解決/未解決
(Resolved / Unresolved)
解決