レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2015年00月00日
- 登録日時
- 2016/03/24 16:34
- 更新日時
- 2016/11/11 19:40
- 管理番号
- 市民2015-事9
- 質問
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解決
泉区にある七北田刑場で処刑された人数が知りたい。
- 回答
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七北田刑場は仙台藩の刑場であり、仙台城下琵琶首(現在の花壇)にあったが、寛文6年(1666年)米ケ袋に移り、元禄3年(1690年)頃、郊外の七北田へ移され、以後178年間刑場となった。
処刑場跡とその周辺には、供養のための地蔵菩薩や供養塔が立ち並んでいる。
処刑された人数については以下の資料に詳細があった。
『泉市誌 下巻』p472によると、178年間に約7,000人で死刑のない年もあったとされる。
『仙台・泉の散歩手帖』p113では、約5,000人とある。
『旧跡をたずねて 仙台とその周辺』p26によると「年間平均三十人から三十五人、一日最高十九人が処刑された」とある。
- 回答プロセス
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七北田刑場(跡)は比較的郷土資料に掲載されている場所なので、仙台・泉の市史や地誌を中心に、仙台藩の歴史などとも併せて探した。
- 事前調査事項
- NDC
- 参考資料
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- 『仙台郷土研究』 限定復刻版 6 仙台郷土研究会/編 14巻6号 1944年
- 『仙台市史 1 本篇1』 復刻版 仙台市史編さん委員会/編 1974年
- 『仙台藩の罪と罰』 吉田正志/著 2013年
- 『仙台事物起原考』 菊地勝之助/著 ヨークベニマル 1995年
- 『泉市誌 下巻』 泉市誌編纂委員会 1986年
- 『仙台・泉の散歩手帖』 木村孝文/著 宝文堂 1998年
- 『旧跡をたずねて 仙台とその周辺』 河北新報社 1964年
- キーワード
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査 所蔵調査
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000189770