このページではJavaScriptを使用しています。お客様の閲覧環境では、レファレンス協同データベースをご利用になれません。

レファレンス事例詳細(Detail of reference example)

[転記用URL] http://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=ref_view&id=1000189590
提供館
(Library)
愛知淑徳大学図書館 (3310015)管理番号
(Control number)
ASN2015-23
事例作成日
(Creation date)
2015年07月08日登録日時
(Registration date)
2016年03月18日 13時07分更新日時
(Last update)
2016年06月30日 15時25分
質問
(Question)
中国や日本の髪飾りのモチーフ(桜、梅、鳥)などには縁起がよいものが使われていることがわかった。
モチーフの意味(縁起、吉祥など)が知りたい。
回答
(Answer)
回答プロセス参照。


(持参された資料の文中や、当時の中国や日本の文学作品や美術品などからモチーフを探し、
そのモチーフの意味に調べる方法も案内。)
回答プロセス
(Answering process)
1.基本事項を調べる
1-1 【★1】『JapanKnowlede』[本学契約データベース]
     ・「挿頭華(かざし)」日本大百科全書(ニッポニカ)
      →“飛鳥時代になると髪に挿すばかりではなく、冠に金属製の造花や鳥の尾、豹の尾を挿して”
     ・「髻華(うず)」日本大百科全書(ニッポニカ)
      →古代、儀式のとき、冠(かんむり)につけた飾りの一種。髪を頭上に結って束ねた根元を髻というが、
   冠をかぶり、髻の位置で冠と同質の絹で結び、そこに髻華と称する花形の飾りを挿した。
     ・持参された資料に記載されたモチーフ例(梅、柳など)の語を検索

1-2 レファレンス資料で調べる
  【★2】『日本風俗史事典』
       p.138 簪の説明あり
   【★3】『日本を知る事典』 
         p.299 髪飾りの項目あり 
  【★4】『和歌植物表現辞典』
     p.47 梅についての解説 万葉集の用例も紹介 など
【★5】『図説世界シンボル事典』
        p.55 「梅/スモモ」 →”梅の5弁の花は中国における「五福」をあらわし”  など


2.古典文学の資料から探す(例:和歌や古典文学、分類:90*(文学)、91*(日本文学)、92*(中国文学))
  OPAC <キーワード:文学 古典 植物 動物 梅 日本文学 など>
   【★6】『和漢古典植物考』
  日本・中国の古典詩文に登場する植物の種類ごとに解説したもの
   【★7】『和漢古典動物考』
     日本・中国の古典詩文に登場する動物の種類ごとに解説したもの
【★8】『知っ得古典文学植物誌』
 古典文学に登場する植物の種類ごとに解説したもの
【★9】『知っ得古典文学動物誌』
      古典文学に登場する動物の種類ごとに解説したもの
【★10】『花の民俗学』
      p.28 カザシやカズラについて記載あり
      p.186 万葉の花について記載あり
【★11】『古典植物辞典』
       p.330 万葉集の植物について記載あり
   【★12】『梅と日本人』
       p26 “挿頭という習俗は、植物の生命力を身に受ける呪術観念を持つものという。”


3.民俗学・シンボルに関する資料から探す
  OPAC <キーワード:シンボル じてん 中国 吉祥 など>
   【★13】『世界シンボル大事典』
   (例)p.635 蝶について記述 卵から蝶になるので復活のシンボルとなる。 など
   【★14】『中国シンボル・イメージ図典』
    中国人の暮らしの中に根強く残るシンボル図像、シンボルの歴史的経緯を解説。「主な参考文献」も参照
   【★15】『天翔るシンボルたち : 幻想動物の文化誌』
       麒麟や龍など中国古代幻想動物の文化的メッセージについて解説
   【★16】『中国の吉祥文化と道教 : 祝祭から知る中国民衆の心』
      「3章 祝祭に花咲く吉祥文化」に吉祥動物や吉祥植物の例が記載されている




以  上
<Web最終確認日:2015/07/09>
事前調査事項
(Preliminary research)
中国と日本の髪飾りの比較をゼミで発表する予定。
特に中国の唐の時代 日本では飛鳥 奈良時代 の比較をしている。 資料として① ② ③を持参

【質問者の調査済資料】
①『日本の髪形と髪飾りの歴史』(橋本澄子著 源流社, 1998.7  383/H38)
   p.96 “古代には髪を飾るのに、挿頭花(かざし)という髪飾りがあった。
                 万葉の歌には数首にのぼるかざしの歌がある”
       “梅・桜・菖蒲・浜木綿などの花々や、柳・榊・松などのみどりの葉が多く用いられ、
             これには自然の生命力を身につけようとした心も含まれているようである。”
   p.97 “奈良時代になるとすべてのものが唐風に変わった。”

②『日本装身具史 : ジュエリーとアクセサリーの歩み : カラー版』(露木宏編・著 美術出版社 2008.3 3833/TS96)
   p.44 「万葉集に詠われた髪飾り」
       “古代の人々は自然の花や芽などには神秘的な生命力が宿ると考えていたようである。この場合も
        頭に草花を飾ることにより自然のもつ生命力を体内に吸収できると信じていたのであろう。”
   p.45 “ほかにも、梅の花、萩の花、藤の花、なでしこの花などの歌がある。”
       「髻花(うず)」→“挿頭花と同じようなものに髻花(うず)がある。
~枝花の中では橘が多く用いられたようで”

③『中国五千年女性装飾史』(周汛, 高春明著 ; 栗城延江訳 京都書院, 1993.3 383/SH99-1)
   p.82 「髪飾りの種類」
   p.52 「かんざし百態」
   p.72 「挿し櫛の習俗」  
       →”春秋時代の~頂瑞部分は鴛鴦(おしどり)、鸚鵡(おうむ)、獣などの意匠で飾られている。”
NDC
風俗史.民俗誌.民族誌  (382 9版)
民俗学.文化人類学  (389 9版)
文学  (9 9版)
参考資料
(Reference materials)
【★1】契約DB『JapanKnowledge(ジャパンナレッジ)』(百科事典・辞書・ニュース・学術サイトURL集などを検索可能)
【★2】日本風俗史学会 編 , 日本風俗史学会. 日本風俗史事典. 弘文堂, 1979.
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000001405215-00  (当館請求記号:382/N77)
【★3】大島建彦 [ほか] 編 , 大島, 建彦(1932-). 日本を知る事典. 社会思想社, 1971-10.
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000074-I000589007-00 , ISBN 4390600982 (当館請求記号:382/O77)
【★4】平田喜信, 身崎寿 著 , 平田, 喜信, 1936-2000 , 身崎, 寿, 1946-. 和歌植物表現辞典. 東京堂出版, 1994.
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000002416689-00 , ISBN 4490103719 (当館請求記号:9111/H68)
【★5】ハンス・ビーダーマン 著 , 藤代幸一 監訳 , 宮本絢子 [ほか]訳 , Biedermann, Hans, 1930-1990 , 藤代, 幸一, 1932- , 宮本, 絢子, 1943-. 図説世界シンボル事典. 八坂書房, 2000.
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000002943110-00 , ISBN 4896944631 (当館請求記号:389/B41)
【★6】寺山宏 著 , 寺山, 宏, 1922-. 和漢古典植物考. 八坂書房, 2003.
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000004105588-00 , ISBN 4896948157 (当館請求記号:90209/TE67-1)
【★7】寺山宏 著 , 寺山, 宏, 1922-. 和漢古典動物考. 八坂書房, 2002.
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000004007898-00 , ISBN 4896944925 (当館請求記号:90209/TE67)
【★8】國文學編集部 編 , 学灯社. 知っ得古典文学植物誌. 學燈社, 2007.
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000009214819-00 , ISBN 9784312700193 (当館請求記号:9102/KO452-1)
【★9】國文學編集部 編 , 学灯社. 知っ得古典文学動物誌. 學燈社, 2007.
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000009102058-00 , ISBN 9784312700216 (当館請求記号:9102/KO452-2)
【★10】桜井満 [著] , 桜井, 満, 1933-1995. 花の民俗学. 講談社, 2008. (講談社学術文庫)
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000009235377-00 , ISBN 9784061598577 (当館請求記号:コウダンガク/1857)
【★11】松田修 [著] , 松田, 修, 1903-1990. 古典植物辞典. 講談社, 2009. (講談社学術文庫 ; 1958)
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000010510057-00 , ISBN 9784062919586 (当館請求記号:コウダンガク/1958)
【★12】小林祥次郎 著 , 小林, 祥次郎, 1938-. 梅と日本人. 勉誠出版, 2008.
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000009294203-00 , ISBN 9784585053873 (当館請求記号:9102/KO121)
【★13】ジャン・シュヴァリエ, アラン・ゲールブラン 共著 , 金光仁三郎 [ほか]共訳 , Chevalier, Jean, 1906-1993 , Gheerbrant, Alain , 金光, 仁三郎, 1941-. 世界シンボル大事典. 大修館書店, 1996.
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000002565310-00 , ISBN 4469012491 (当館請求記号:389/C39)
【★14】王敏, 梅本重一 編 , 王, 敏, 1954- , 梅本, 重一, 1944-. 中国シンボル・イメージ図典. 東京堂出版, 2003.
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000004110909-00 , ISBN 4490106181 (当館請求記号:727/O11)
【★15】張競 著 , 張, 競, 1953-. 天翔るシンボルたち : 幻想動物の文化誌. 農山漁村文化協会, 2002. (図説・中国文化百華 ; 第2巻)
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000004034991-00 , ISBN 4540020439 (当館請求記号:22201/Z81/2)
【★16】奈良行博 著 , 奈良, 行博, 1954-. 中国の吉祥文化と道教 : 祝祭から知る中国民衆の心. 明石書店, 2011.
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000011158266-00 , ISBN 9784750333793 (当館請求記号:38622/N51)
キーワード
(Keywords)
髪飾り
挿頭華
植物
動物
古典
文学
日本文学
シンボル
中国
吉祥
象徴
シンボルマーク
縁起
風習
照会先
(Institution or person inquired for advice)
寄与者
(Contributor)
備考
(Notes)
調査種別
(Type of search)
文献紹介
内容種別
(Type of subject)
風俗
質問者区分
(Category of questioner)
学生
登録番号
(Registration number)
1000189590解決/未解決
(Resolved / Unresolved)
解決
Twitter

このデータベースについて
国立国会図書館が全国の図書館等と協同で構築している、調べ物のためのデータベースです。詳細

活用法

刊行物・グッズ
新着データ
最近のアクセスランキング
レファ協PickUP!