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レファレンス事例詳細(Detail of reference example)

[転記用URL] http://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=ref_view&id=1000188597
提供館
(Library)
愛知淑徳大学図書館 (3310015)管理番号
(Control number)
ASN2015-03
事例作成日
(Creation date)
2015年07月17日登録日時
(Registration date)
2016年02月26日 11時15分更新日時
(Last update)
2016年03月11日 10時52分
質問
(Question)
西洋と日本の文化的な交わりによって、お互いが影響し合った。
その影響の具体的な事例または考察を含んだ文献(論文でも可)が知りたい。

【補足で利用者に確認したこと】
時期は、文明開化(江戸時代の幕末~明治時代)の頃。
西洋美術から日本美術への影響、日本美術から西洋美術への影響の両方が知りたい。
博物館へ行く予定があり、具体的な事例は博物館で確認ができるので、文献を中心に知りたい。
回答
(Answer)
回答プロセスを参照。
回答プロセス
(Answering process)
1.基本事項を調べる
 1-1.レファレンス資料
  ・【★1】『日本近現代美術史事典』
     p.18「近代美術の幕開け 江戸時代に始まる近代化と激動の幕末・明治」
     p.24「美術制度の確立と表現の多用化 明治時代」
  ・【★2】『日本史大事典』第五巻
     p.555「日本画」
      "一八七三年(明治六)のウィーン万国博覧会での伝統的工芸の意外な好評と、御雇外国人フェノロサの
       八二年の講演「美術真説」の東西比較美術論の刺激をバックに、新しい日本画の模索が始まる。"
 1-2.データベース
  【★3】『JapanKnowlede』【本学契約データベース】
   <キーワード:文明開化 美術 日本美術 など>※見出しで検索
    ・「文明開化」(『日本大百科全書(ニッポニカ)』収録)
       "明治前期における西洋文明の摂取による近代化の現象をいう。"
      "普通には明治前期の歴史的現象をさすことばとして使われ、明治10年(1877)ころまで(自由民権期と対
       比して)または明治前半期(明治20年代のナショナリズムと対比して)をさして「文明開化期」と称したり
       する。"
    ・「美術」(『日本大百科全書(ニッポニカ)』収録) 
       →小項目「東洋の美術と西洋の美術」で、東洋と西洋の特質について比較した記述あり。
    ・「日本美術」(『日本大百科全書(ニッポニカ)』収録)
       →小項目「明治以降現代まで」に次のキーワードがでてくる。
        御雇い外国人(例:フェノロサ、ビンチェンツォ・ラグーザ、アントニオ・フォンタネージ)、
        東京美術学校、工部美術学校、ヨーロッパの後期印象派、岡倉天心、横山大観、高橋由一など
   <キーワード:西洋美術△歴史>※全文検索
    「印象主義」(『日本大百科全書(ニッポニカ)』収録)
      →小項目「日本における印象主義」に1880年代以降の日本への影響の記述あり。

2.「西洋美術から日本美術への影響」について書かれた資料を探す
 2-1.本学OPACで探す
  <キーワード:美術 日本美術 江戸 明治 近代 歴史 御雇い外国人 など>
   ・【★4】『日本美術全集16巻 激動期の美術』
      →当時の作品や図版解説など掲載。
       p.170「日本美術史の裂け目を修復する-幕末明治期の豊饒な表現について」など掲載。
   ・【★5】『日本近代美術史論』
      →高橋由一などの近代美術史上の人物についての記載あり。
   ・【★6】『狩野芳崖・高橋由一 : 日本画も西洋画も帰する処は同一の処』
      →フェノロサに関しての記載あり。
   ・【★7】『お雇い外国人 16巻 美術』
      →フェノロサ、ラグーザ、フォンタネージに関する記載あり。
   ・【★8】『日本の近代化とお雇い外国人』
      p.163「芸術」
 2-2.美術(分類7*)の棚をブラウジング
  【★9】『眼の神殿 : 「美術」受容史ノート』
    →日本美術が西洋から受けた影響について様々な視点から述べられている。

3.「日本美術から西洋美術への影響」について書かれた資料を探す
 3-1.本学OPACで探す
  <キーワード:美術 西洋美術 歴史 ジャポニスム 印象主義 など>
   ・【★10】『ジャポニスム : 印象派と浮世絵の周辺』
      →フランス印象派に対する日本浮世絵の貢献についての記載あり。
   ・【★11】『ジャポニスム入門』
      p.26~50「フランス・1890年以前」
       →日本の開国からフランスにおける日本趣味の実態と美術に与えた影響についての記載あり。
        当時の作品も掲載。
 3-2.美術(分類7*)の棚をブラウジング
  ・【★12】『東洋と西洋篇 1 北斎とドガ』
     →葛飾北斎がドガに与えた影響について記載あり。
      p.235「欧州絵画に於ける日本影響の端緒」で、ドラクロワ、ミレー、ルソー等の画家についても記載あり。
  ・【★13】『唯美主義とジャパニズム』
     →「序章」「第Ⅰ部ジャパニズム」では、西洋が日本から受けた影響について述べられている。

4.データベースで論文を探す
 【★14】『CiNii Articles』
  <キーワード:美術 日本美術 明治 西洋 浮世絵 ジャポニスム など>
   [当館所蔵なし]
    論  題:幕末浮世絵における西洋版画の受容について : 歌川国芳を中心に
    著  者:安永幸史
    掲載雑誌:海港都市研究(4), 143-160, 2009-03
     ⇒神戸大学リポジトリで本文閲覧可

以上
<Web最終確認日:2016/02/29>
事前調査事項
(Preliminary research)
NDC
芸術.美術  (70 9版)
日本史  (21 9版)
絵画.書.書道  (72 9版)
参考資料
(Reference materials)
【★1】多木浩二, 藤枝晃雄 監修 , 尾崎信一郎, 塩谷純, 高島直之, 林洋子, 古田亮, 松本透, 山梨絵美子 編 , 多木, 浩二, 1928-2011 , 藤枝, 晃雄, 1936- , 尾崎, 信一郎, 1962- , 塩谷, 純 , 高島, 直之, 1951-. 日本近現代美術史事典. 東京書籍, 2007.
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000009089133-00 , ISBN 9784487733354 (当館請求記号:70216/TA71)
【★2】日本史大事典 第5巻. 平凡社, 1993.
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000002297189-00 , ISBN 4582131050 (当館請求記号:21003/N77/5)
【★3】契約DB『JapanKnowledge(ジャパンナレッジ)』(百科事典・辞書・ニュース・学術サイトURL集などを検索可能)
【★4】辻惟雄, 泉武夫, 山下裕二, 板倉聖哲 編集委員 , 辻, 惟雄, 1932- , 泉, 武夫, 1954- , 山下, 裕二, 1958- , 山下, 裕二, 1958-. 日本美術全集 16. 小学館, 2013.
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I024900188-00 , ISBN 9784096011164 (当館請求記号:7021/N77/16)
【★5】高階秀爾 [著] , 高階, 秀爾, 1932-. 日本近代美術史論. 講談社, 1990. (講談社学術文庫)
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000002063432-00 , ISBN 4061589415 (当館請求記号:コウダンガク/941)
【★6】古田亮 著 , 古田, 亮. 狩野芳崖・高橋由一 : 日本画も西洋画も帰する処は同一の処. ミネルヴァ書房, 2006. (ミネルヴァ日本評伝選)
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000008079435-00 , ISBN 4623045617 (当館請求記号:7219/KA58)
【★7】お雇い外国人 16 (美術). 鹿島出版会, 1976.
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000001211733-00  (当館請求記号:2106/O95/16)
【★8】村松貞次郎 著 , 村松, 貞次郎, 1924-1997. 日本の近代化とお雇い外国人. 日立製作所, 1995.
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000002498933-00  (当館請求記号:2106/Mu48)
【★9】北澤憲昭 著 , 北沢, 憲昭, 1951-. 眼の神殿 : 「美術」受容史ノート : 定本. ブリュッケ, 2010.
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000010716109-00 , ISBN 9784434141706 (当館請求記号:70216/KI75)
【★10】『ジャポニスム : 印象派と浮世絵の周辺』(大島清次著 美術公論社 1983 723/O77)
【★11】ジャポニスム学会 編 , ジャポニスム学会. ジャポニスム入門. 思文閣出版, 2000.
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000002944517-00 , ISBN 4784210539 (当館請求記号:702/J24)
【★12】小林, 太市郎, 1901-1963. 小林太市郎著作集 2 (東洋と西洋篇 1). 淡交社, 1974.
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000001283023-00  (当館請求記号:702/KO12/2)
【★13】谷田博幸 著 , 谷田, 博幸, 1954-. 唯美主義とジャパニズム. 名古屋大学出版会, 2004.
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000007479349-00 , ISBN 4815804931 (当館請求記号:70233/TA88)
【★14】『CiNii Articles』< http://ci.nii.ac.jp/ >(学術論文情報を検索の対象とする論文データベース・サービス)
キーワード
(Keywords)
日本美術
西洋美術
文明開化
ジャポニスム
照会先
(Institution or person inquired for advice)
寄与者
(Contributor)
備考
(Notes)
調査種別
(Type of search)
文献紹介
内容種別
(Type of subject)
美術
質問者区分
(Category of questioner)
学生
登録番号
(Registration number)
1000188597解決/未解決
(Resolved / Unresolved)
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