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レファレンス事例詳細(Detail of reference example)

[転記用URL] http://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=ref_view&id=1000187552
提供館
(Library)
埼玉県立久喜図書館 (2110009)管理番号
(Control number)
埼久-2015-119
事例作成日
(Creation date)
2015/10/07登録日時
(Registration date)
2016年01月26日 16時22分更新日時
(Last update)
2016年03月18日 14時58分
質問
(Question)
夏目漱石が徳田秋聲を「あきしょう」と呼んだのか知りたい。
『手紙遺産 未来に贈るこころ』(中川越著 文月書房 2012)の第4章P187の1行目にて、夏目漱石が小宮豊隆に送った文士13人の寸評の書簡が紹介されており、「秋聲 まあ及第 脚本よりも小説にすべきもの」の部分に「あきしょう」とルビがついている。
回答
(Answer)
夏目漱石が徳田秋聲を「あきしょう」と呼んでいたという記述は見られなかった。
『手紙遺産』の作者である中川越著『文豪・名文家に習う手紙の書き方』では、質問と同じと思われる箇所の「秋聲」には「しゅうせい」のルビが振られていることを紹介した。
回答プロセス
(Answering process)
《Google》( https://www.google.co.jp/  Google 2015/10/02最終確認)《国会図書館 NDL-OPAC》( https://ndlopac.ndl.go.jp/  国会図書館 2015/10/02最終確認)《日本図書コード管理センター》( http://www.isbn-center.jp/  日本図書コード管理センター 2015/10/02最終確認)で確認するも、「中川越」著の「手紙遺産」という資料なし。また「文月書店」という出版社もなし。

《中川越ホームページ》(個人サイト 2015/10/05最終確認)によると、「手紙遺産」は自費出版の図書である。DVDのダイジェストは《YouTube》で視聴できるが、該当箇所なし。DVDにも振り仮名なし。

自館目録を〈中川越〉で検索する。
『文豪・名文家に習う手紙の書き方』(中川越著 同文書院 1998)
 p101 漱石が小宮豊隆に書いた手紙の引用あり。「秋聲 まあ及第 脚本よりも小説にすべきもの」には「しゅうせい」のルビあり。
 p222-223 参考文献あり。漱石に関するものは「漱石全集 第19巻」(漱石全集刊行会 1929)とのこと。

自館目録を〈漱石 & 書簡〉、〈漱石 & 手紙〉、〈徳田秋聲〉で検索する。
『漱石全集 19 続書簡集』(夏目漱石著 漱石全集刊行会 1929)
 p341-342 該当の書簡あり。大正3年7月28日付けである。「秋聲」の傍に「○○」の注記あり。ふりがななし。
『漱石全集 15』(夏目漱石著 岩波書店 1967)
 p372-373 該当の書簡あり。大正3年7月28日付けである。「秋聲」の傍に「○○」の注記あり。ふりがななし。
『漱石全集 11』(夏目漱石著 角川書店 1973)
p326-327 該当の書簡あり。大正3年7月28日付けである。「秋聲」にふりがななし。他の列挙されている人物名にはふりがなあり。
『漱石全集 11』(角川書店 1969)
 p232-235「文壇のこのごろ」徳田秋声について書かれている箇所あるが、「とくだしゅうせい」とふりがながあり。
『日本文壇史241明治人漱石の死』(瀬沼茂樹著 講談社 1978)
 p240 大正4年「朝日新聞」で小説欄の主宰をしていた漱石が「道草」の次の小説を決めるにあたって、徳田秋声末雄、秋声とあるがヨミなし。
『夏目漱石周辺人物事典』(原武哲編 笠間書院 2014)
 p531-534 「徳田秋声」の項目に「とくだ・しゅうせい」とあるが、漱石の呼び方等については記述なし。
『新訂作家・小説家人名事典』(原武哲編 日外アソシエーツ 2002)
 p506 「徳田秋声(とくだ・しゅうせい)」の項目あり。本名は「徳田末雄」である。
『徳田秋聲全集 別巻』(徳田秋聲著 八木書店 2006)
 徳田秋聲年譜p13 明治26年10月の箇所に「「秋聲録」を書く。この頃から秋聲の筆名を使い始める。」とあり。
『小説家の起源 徳田秋聲論』(大杉重男著 講談社 2000)
 索引等がなく、検索できない。
『徳田秋声伝』(野口富士男著 筑摩書房 1965)
 p108 「秋声」の筆名(雅号)は『秋声録』に初めてみられる。由来についての記述があるが、ヨミなし。

《CiNii Articles》( http://ci.nii.ac.jp/  国立情報学研究所 2015/10/02最終確認)を〈漱石 & 書簡〉〈夏目漱石 & 徳田秋声〉で検索する。
事前調査事項
(Preliminary research)
NDC
日記.書簡.紀行  (915 9版)
文章.文体.作文  (816 9版)
参考資料
(Reference materials)
『文豪・名文家に習う手紙の書き方』(中川越著 同文書院 1998), ISBN 4-8103-7539-0
キーワード
(Keywords)
夏目 漱石(ナツメ ソウセキ)
徳田 秋聲(トクダ シュウセイ)
書簡文
照会先
(Institution or person inquired for advice)
寄与者
(Contributor)
備考
(Notes)
調査種別
(Type of search)
事実調査
内容種別
(Type of subject)
人物
質問者区分
(Category of questioner)
個人
登録番号
(Registration number)
1000187552解決/未解決
(Resolved / Unresolved)
解決
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