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レファレンス事例詳細(Detail of reference example)

[転記用URL] http://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=ref_view&id=1000186800
提供館
(Library)
豊中市立図書館 (2310050)管理番号
(Control number)
6000025661
事例作成日
(Creation date)
2015/12/18登録日時
(Registration date)
2016年01月07日 00時30分更新日時
(Last update)
2016年01月21日 10時11分
質問
(Question)
フィリピン産の青パパイヤについて効能を知りたい。
回答
(Answer)
『フィリピン家庭料理入門』(農文協)p.60「チキンと青パパイアのスープ煮」の作り方で、材料に「青パパイア(またはウリ)」とある。記述には、「未熟のパパイアは、熟したときのあのトロピカルフルーツ独特の香りはなく、種もまだ真っ白でウリの感覚で調理されます。」と書かれているので、青パパイアとは未熟のパパイアを指すと思われる。また、フィリピン産にはネイティブ・パパイア(native papaya)と呼ばれている大きなものもあり、「フィリピンには、現地の人たちがネイティブ・パパイアと呼ぶ大きなパパイアがあります。(中略)ずん胴形のものもあり、その姿はまさしく冬瓜のようです。値段は、ネイティブ・パパイアの方が安い」という特徴があるようだ。

効能については、『フルーツ・パワー』(丸善ライブラリー)p.58-60に、「未熟パパイヤは消化酵素“パパイン”を含んでいます。パパインは摂取した食物を消化吸収しやすくし、食道を奇麗にします。」と記載あり。
なお、薬用としてのパパインについては、『広川薬用植物大事典』(廣川書店)p.291に「たんぱく質消化剤および腸寄生虫駆除薬」として用いられており、「薬用としてはニキビ、ソバカス、湿疹などの皮膚病に効くので化粧クリームに加えられ」ていると記載あり。『熱帯花木と観葉植物図鑑』(誠文堂新光社)p.85には「消化剤、サナダムシの駆除剤、ビールの清澄熟成剤として用いる」とある。未熟パパイヤについて見つかった記述は以上。

以下はパパイヤについて。
『フルーツ・パワー』では、「パパイヤは滋養のある果実」で、カロチンあるいはプロビタミンAを「マンゴに次いで多く含む」と記載されている。100g当りの成分表あり。
『旬の食材 四季の果物』(講談社)によると、「果肉が黄色のものはカロテンが多く含まれ、オレンジ色のものはリコピンが多い。いずれも熟すほど含有量が増える。カロテンもリコピンも抗酸化作用があるので、老化やガンを抑制する働きがあると考えられている。また、ビタミンCが極めて豊富なので、皮膚を健康にし抵抗力を高める。肉をやわらかくするのはパパインというたんぱく質分解酵素で、医薬品の製剤原料にもつかわれる。」と記載あり。
『日本食品大事典』(医歯薬出版)によると「カロテン」は「カロチン」の別名。
同様の内容は、『おいしくてキレイになれるデトックス・フルーツ事典』(主婦の友社)にも次のとおり記述あり。カロテンやリコピンは「肌の細胞の老化を抑え、シミやシワを防ぎます。」ビタミンCは「コラーゲンの生成を助け、ハリのある肌をキープ!」「消化酵素のパパインは肉の消化を助けるから、肉を食べすぎたときにもぜひどうぞ」。
『地域食材大百科 第3巻 果実・木の実・ハーブ』(農山漁村文化協会)p.280には、「機能性成分」として記述あり。ビタミン類としてリコピンとβ-クリプトキサンチンが含まれることが書かれている。β-クリプトキサンチンは「皮膚や粘膜を正常に保つために必要なビタミン」であり、「いずれも抗酸化作用をもち、また発ガン予防に有効とされている。」
回答プロセス
(Answering process)
『トロピカルフルーツずかん 5 パパイア&グアバ』(リブリオ出版)p.26には「沖縄では、じゅくしていないパパイアを「青パパイア」といってよく利用しています」と書かれている。『地域食材大百科 第3巻 果実・木の実・ハーブ』p.279にも「沖縄では、未熟果を青パパイアと称し」と書かれている。
『熱帯果樹と樹木作物』(養賢堂)にはパパイアについての記載無し。
『熱帯の有用果実』(トンボ出版)には形態・栽培・利用など一ページで書かれているが、効能についてはパパインについて簡単に書かれているのみ。
事前調査事項
(Preliminary research)
NDC
衛生学.公衆衛生.予防医学  (498 9版)
果樹園芸  (625 9版)
花卉園芸[草花]  (627 9版)
参考資料
(Reference materials)
『フィリピン家庭料理入門』原田 瑠美/著(農山漁村文化協会) (p.60)
『トロピカルフルーツずかん5』あかぎ かんこ/文(リブリオ出版) (p.26)
『フルーツ・パワー』本橋 登/著(丸善) (pp.58-60)
『日本食品大事典』杉田 浩一/[ほか]編集(医歯薬出版) (p.707)
『広川薬用植物大事典』木島 正夫/[ほか]編集(広川書店) (p.291)
『熱帯花木と観葉植物図鑑』日本インドア・グリーン協会/編(誠文堂新光社) (p.85)
『地域食材大百科第3巻』(農山漁村文化協会) (p.280)
キーワード
(Keywords)
パパイア(パパイア)
パパイヤ(パパイヤ)
照会先
(Institution or person inquired for advice)
寄与者
(Contributor)
備考
(Notes)
調査種別
(Type of search)
事実調査
内容種別
(Type of subject)
質問者区分
(Category of questioner)
一般
登録番号
(Registration number)
1000186800解決/未解決
(Resolved / Unresolved)
解決
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