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レファレンス事例詳細(Detail of reference example)

[転記用URL] http://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=ref_view&id=1000184876
提供館
(Library)
岡山県立図書館 (2110029)管理番号
(Control number)
M15040117177181
事例作成日
(Creation date)
2015/4/1登録日時
(Registration date)
2015年12月02日 00時30分更新日時
(Last update)
2018年03月25日 00時30分
質問
(Question)
どのようなことをしたら暴行罪となるのか。
回答
(Answer)
『刑法 別冊法学セミナー 基本法コンメンタール』によると、暴行罪とは、「暴行を加えた者が人を傷害するに至らなかったときは、二年以下の懲役若しくは三十万円以下の罰金又は拘留若しくは科料に処する。」という罪であり、本罪の暴行の概念は人の身体に対して加えられるものであるが、身体に接触する必要はない。したがって、人に向かって石を投げたがあたらなかったという場合(東京高判昭25・6・10高刑集三巻二号二二二頁)でも、投石の効果が身体に及んだ場合には暴行である。狭い部屋の中で在室の被害者を脅かすために日本刀の抜身を振り回す行為(最決昭39・1・28刑集十八巻一号三一頁)や、高速道路で走行中に自車を隣の自動車に至近距離にまで接近させる行為(東京地判昭49・11・7判タ三一九号二九五頁)も暴行罪が適用されている。
その他の暴行罪判例として『刑法がわかった』では、剃刀で女性の頭髪を根元から切断した事例(大判明治45・6・20刑録18・896)や身辺近くで大太鼓などを連打して意識を朦朧とさせ脳貧血を起こさせた事例(最判昭和29・8・20刑集8・8・1277)、『日本法の論点 第2巻』では、激高した被告人が被害者(市役所職員)の顔面につばをはきかけた事例や携帯用拡声器で大声を発する行為(大阪地裁昭和42年5月13日下刑九巻五号六八一頁)、被害者の頭、顔、胸、大腿部に食塩を四、五回ふりかけた行為を暴行罪に当たるとした判例(福岡高判昭和四六年一〇月一一日刑月三巻一〇号一三一一頁)などがある。
回答プロセス
(Answering process)
事前調査事項
(Preliminary research)
NDC
刑法.刑事法  (326 9版)
参考資料
(Reference materials)
阿部 純二 ほか『刑法 別冊法学セミナー 基本法コンメンタール』 日本評論社,2007,355p. 参照はp.268.
船山 泰範『刑法がわかった』 法学書院,2010,358p. 参照はp.230.
笠原 俊宏/編『日本法の論点 第2巻』 文眞堂,2012,288p. 参照はp.42-52.
キーワード
(Keywords)
暴行罪
照会先
(Institution or person inquired for advice)
寄与者
(Contributor)
備考
(Notes)
M2015040117103677181
調査種別
(Type of search)
内容種別
(Type of subject)
質問者区分
(Category of questioner)
全年齢
登録番号
(Registration number)
1000184876解決/未解決
(Resolved / Unresolved)
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