レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2014年10月29日
- 登録日時
- 2015/09/16 11:07
- 更新日時
- 2015/09/16 11:07
- 管理番号
- 9000013274
- 質問
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解決
李鍵公家について知りたい。李王朝の系図や、李鍵公家の子のことについて載っている資料があるか。
- 回答
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李鍵は李王家出身で、戦時中日本の公族となり、戦後帰化して「桃山虔一」という名前になっている。高宗の孫で、2回結婚し、子どもは4人いるが、子どもについての情報はあまり見つからなかった。系図については、参考資料1をご覧ください。
- 回答プロセス
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・依頼者より、当館所蔵の『古代韓国朝鮮王朝の歴史と人物』(別冊歴史読本)に載っているのではないか、ということだったので確認するが、記載なし。
・自館システムで「李鍵」「李王朝」「李王家」をキーワードに検索し資料を確認するが、記載が見つからない。
・インターネットで「李鍵公家」を検索すると、戦後日本に帰化し「桃山虔一」となったという記述がある。
・人名辞典類で「李鍵」「桃山虔一」を探すが見つからない。
・李王朝関係の一般書を確認すると、次の記載が見つかった。
(1)『天皇の韓国併合』(新城道彦著 法政大学出版局 2011年)に系図あり。
(2)『李方子』(小田部雄次著 ミネルヴァ書房 2007年)に戦後の李鍵とその妻だった誠子(帰化後は佳子)の生活について記載あり。
(3)『皇族に嫁いだ女性たち』(小田部雄次著 角川学芸出版 2009年)には佳子の戦後の様子、子どもについて記載あり。
- 事前調査事項
- NDC
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- 個人伝記 (289 9版)
- 参考資料
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- 『天皇の韓国併合』 (新城 道彦/著 法政大学出版局)(pviii-ix)
- 『李方子』 (小田部 雄次/著 ミネルヴァ書房)(p220-223)
- 『皇族に嫁いだ女性たち』 (小田部 雄次/著 角川学芸出版)(p224-225)
- キーワード
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- 李鍵
- 桃山虔一
- 李王朝
- 公族
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 質問者区分
- 図書館
- 登録番号
- 1000179887