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レファレンス事例詳細(Detail of reference example)

[転記用URL] http://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=ref_view&id=1000178935
提供館
(Library)
東京大学附属図書館 (3100002)管理番号
(Control number)
ASK0000025342
事例作成日
(Creation date)
2014年11月26日登録日時
(Registration date)
2015年08月25日 11時40分更新日時
(Last update)
2015年12月14日 17時05分
質問
(Question)
化学者・小玉新太郎について知りたい。明治・大正時代の東京帝国大学の化学教室教授、池田菊苗の「高弟」と書いてある資料があり、東京大学に 記録が残っているのではないか。「理学士」と書いてあったり「小玉新太郎博士」と書いている人がいるが、博士の学位は取得したのか。 生没年などは分からない。
回答
(Answer)
小玉新太郎氏が博士であったかどうかを確認することが できませんでした。ただ、恐らく博士ではなく学士であったのではないかと考えられます。
回答プロセス
(Answering process)
博士号や博士論文を調べるには、国立国会図書館の【リサーチ・ナビ】 で、国内博士論文の調べ方案内のページが参考になります。
「リサーチ・ナビ」トップ>調べ方案内>科学技術関係資料>国内博士論文(5. 博士論文関係の情報源

(1) 廣田鋼藏著『化学者池田菊苗 : 漱石・旨味・ドイツ』東京化学同人, 1994.5(理学部化学図書室 請求記号 929:Ik)の主要人物索引から探すと、170頁に 小玉新太郎氏に係わる数行の記述があり、生没年が(一八八五~一九二三)と記されています。  

(2) 日本の論文をさがす「CiNii Articles」で 1923年の、小玉氏自著論文を検索すると、3件が見つかりました。
「ニトロソケトンのベクマン轉換に就て」日本化學會誌,44,339-352(1923)
「文献上に所謂フェニルグリオキザルに就て」日本化學會誌,44,353-369(1923)
「αアミノキノキザリンの合成に就て」日本化學會誌,44,859-875(1923)
J-STAGE で全文が閲覧できますが、いずれも著者名が「理学士 小玉 新太郎」となっています。

(3)「小玉新太郎」で、大学図書館の本をさがす「CiNii books」 を検索すると
故理學士小玉新太郎君 遺稿集』京化學士會有志編, [出版者不明]
という資料があるようです。(内容未確認)

(4) 当館所蔵資料『學士會々員氏名録』(総合図書館 請求記号 ZH:10) を確認したところ、
 ・大正12年(1923年)版のp.444に小玉新太郎氏の記載あり
  京都帝国大学を明治43年(1910年)に卒業 ・理學士 ・当時の所属欄(就職先など)は記載なし
 ・大正14年(1925年)版には小玉新太郎氏の名前記載なし
この資料は国立国会図書館の「近代デジタルライブラリー」で電子化されております。 当館では、大正13年(1924年)版の所蔵がないため上記Webサイトで確認をしたところ、名前の記載はありませんでした。

(5) 当館所蔵資料『京都帝国大学一覧』(総合図書館 請求記号 ZK:41) では、明治40年(1907年)に入学し明治43年(1910年)の12月に理学士として純生化学科を卒業していることが確認できました。
 
(6) 『日本博士録』第1巻 (明治21年~昭和30年) (総合図書館 請求記号 377.5:N71:1)を確認しました。池田菊苗氏は明治35(1902)年に博士として記載がありますが、小玉氏の記載はありませんでした。
事前調査事項
(Preliminary research)
NDC
化学  (430)
大学.高等.専門教育.学術行政  (377)
参考資料
(Reference materials)
広田鋼蔵 著 , 広田, 鋼蔵, 1907-. 化学者池田菊苗 : 漱石・旨味・ドイツ. 東京化学同人, 1994. (科学のとびら ; 20)
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000002337422-00 , ISBN 4807912607
京都帝国大学 , 京都帝国大学. 京都帝国大学一覧 明治32年~33年,明治41年~42年,明治43年~44年,明治44年~45年. 京都帝国大学, 1900.
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000001-I065255795-00
日本博士録. 日本図書センター, 1985.
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000001770447-00
キーワード
(Keywords)
池田, 菊苗, 1864-1936
照会先
(Institution or person inquired for advice)
寄与者
(Contributor)
備考
(Notes)
小玉新太郎は、鰹のうま味成分がイノシン酸(イノシン酸ヒスチジン)であることを解明した人物
国立国会図書館 本の万華鏡 第17回 日本のだし文化とうま味の発見 第3章 「うま味」の発見
調査種別
(Type of search)
事実調査
内容種別
(Type of subject)
人物
質問者区分
(Category of questioner)
社会人
登録番号
(Registration number)
1000178935解決/未解決
(Resolved / Unresolved)
未解決
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