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レファレンス事例詳細(Detail of reference example)

[転記用URL] http://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=ref_view&id=1000177615
提供館
(Library)
千葉県立中央図書館 (2120001)管理番号
(Control number)
千県中参考-2015-14
事例作成日
(Creation date)
2015/03/15登録日時
(Registration date)
2015年07月24日 00時30分更新日時
(Last update)
2015年07月24日 09時07分
質問
(Question)
ウィキペディアの黄禍論(おうかろん、こうかろん)の右柱部分に表示される絵画、寓意画"Volker Europas, wahrt eure heiligsten Guter"(「ヨーロッパの各民族よ、諸君らの神聖な富を守れ」)を探している。
ドイツ皇帝ヴィルヘルム2世の図案をもとに、歴史画家ヘルマン・クナックフースが描いたもの。
手元に持っている資料の口絵部分にも収録されているが、鮮明ではないので細かい部分(城など)が見えない。
美術全集などにもっと鮮明な絵が収録されていないか。
回答
(Answer)
目的の絵画が収録された【資料1】~【資料5】を紹介します。 【資料1】が一番鮮明と思われますが、原画の違いか(複製画がいくつか作られたとのこと)、濃淡等の印刷の出具合か、細かい部分の出具合が違うため、念のため【資料2】~【資料5】もご覧ください。
なお、美術全集等に掲載された図は見つけられませんでした。

【資料1】『世紀末の文化史 19世紀の暮れかた』(大江一道著 山川出版社 1994)
p123 「黄禍の図」 (高さ20cm)の本1頁分に掲載されています。

【資料2】『黄禍論と日本人 欧米は何を嘲笑し、恐れたのか』(飯倉章著 中央公論新社 2013 中公新書)
 p52 「図2-2 ヨーロッパの諸国民よ、汝らのもっとも神聖な宝を守れ!」
18cmの本の上部1/2程度
 p53に「図2-3 カイザー自身による寓意画のスケッチ」あり
 p51に「原画は現在、プロイセン絵画資料館所蔵」との記述あり

【資料3】『黄禍論 日本・中国の覚醒』(W.K.フォン・ノハラ著 国書刊行会 2012)
 p300 「ヘルマン・クナックフスの黄禍の図」 20cmの本の上部1/3程度
 p64-65に文章での説明あり

【資料4】『鴎外の降誕祭(クリスマス) 森家をめぐる年代記』(クラウス・クラハト著 NTT出版 2012)
 p149 「図24Volker Europas, wahrt eure heiligsten Guter(後略)」22cmの本上部1/3程度 

【資料5】『東洋の歴史 11 中国のめざめ』(人物往来社 1967) 
 p10 「黄禍の図」 19cmの本の右上部で印刷も不鮮明
回答プロセス
(Answering process)
絵画作品の書誌類を絵画名や作者名で検索
寓意画について記載された資料を確認
リサーチ・ナビを作者名(クナックフース、クナックフス、Knackfuss)で検索
黄禍論について記載された資料を確認
絵画名や黄禍と作者名を掛け合わせてgoogle booksを検索

(確認済み資料)
『西洋絵画作品名辞典』(木村三郎[ほか]編集 三省堂 1994)
『西洋美術全集絵画索引』(東京都立中央図書館監修 日本図書館協会 1999)
『西洋美術作品レファレンス事典 絵画篇19世紀中葉以前』(日外アソシエーツ株式会社編集 日外アソシエーツ 2005)
『西洋美術作品レファレンス事典 絵画篇19世紀印象派以降』(日外アソシエーツ株式会社編集 日外アソシエーツ 2005)
『美術作品レファレンス事典 人物・肖像篇2 神話・宗教』(日外アソシエーツ株式会社編集 日外アソシエーツ 2007)
『まなざしのレッスン 1 西洋伝統絵画』(三浦篤著 東京大学出版会 2001)p123-144「第7章 寓意画」
『黄禍論とは何か』(ハインツ・ゴルヴィツァー著 草思社 1999)p220-222「第5章 黄禍論をめぐるドイツでの議論 ヨーロッパ人よ、汝の神聖な財産を守れ」で図の説明あり。また表紙カバーに黄色地に銀色のインクで印刷した装画があるが、タイトルなどで隠れており、絵がメインではない。
『ポーツマスへの道 黄禍論とヨーロッパの末松謙澄』(松村正義著 原書房 1987)
『ドイツ人がみた日本 ドイツ人の日本観形成に関する史的研究』(中埜芳之著 三修社 2005)p.123-128「第三部 ドイツ人が見た大正・昭和戦前期の日本 第三章 黄禍論と人種論」には記載なし
『風刺画にみる日露戦争』(石和静著 彩流社 2010)p127-152「3.黄禍と白禍」
『ヴァイマルインベルリン』(プロイセン文化財団映像資料館編 三元社 2012)
事前調査事項
(Preliminary research)
NDC
国家と個人.宗教.民族  (316 9版)
参考資料
(Reference materials)
【資料1】『世紀末の文化史』(大江一道著 山川出版社 1994)|9101892180
【資料2】『黄禍論と日本人』(飯倉章著 中央公論新社 2013 中公新書)|2102564421
【資料3】『黄禍論 日本・中国の覚醒』(W.K.フォン・ノハラ著 国書刊行会 2012)|2102542228
【資料4】『鴎外の降誕祭(クリスマス)』(クラウス・クラハト著 NTT出版 2012)|2102553016
【資料5】『東洋の歴史 11 中国のめざめ』(人物往来社 1967)|9102002120
キーワード
(Keywords)
黄禍論
黄禍の図
寓意画
ヘルマン・クナックフース
ヴィルヘルム2世
照会先
(Institution or person inquired for advice)
寄与者
(Contributor)
備考
(Notes)
調査種別
(Type of search)
文献紹介
内容種別
(Type of subject)
一般
質問者区分
(Category of questioner)
社会人
登録番号
(Registration number)
1000177615解決/未解決
(Resolved / Unresolved)
解決
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