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レファレンス事例詳細(Detail of reference example)

[転記用URL] http://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=ref_view&id=1000176973
提供館
(Library)
豊中市立図書館 (2310050)管理番号
(Control number)
6000022381
事例作成日
(Creation date)
2015/06/06登録日時
(Registration date)
2015年07月09日 00時30分更新日時
(Last update)
2015年07月17日 14時06分
質問
(Question)
コスモスについて、咲く時期、名前の由来、属性、与謝野晶子の歌、新秋の七草(昭和10年ごろ)などが知りたい。
回答
(Answer)
咲く時期、名前の由来、属性について
『植物レファレンス事典』によると、コスモス:Cosmos bipinnatus Cav. キク科の一年草。別名オオハルシャギク(大春車菊)、アキザクラ(秋桜)。等々
『改訂版原色牧野植物大図鑑』によると、コスモス:〔コスモス属〕(アキザクラ、オオハルシャギク)Cosmos bipinnatus Cav. 花は秋。和名は学名の属名をそのまま呼び、ギリシャ語で飾りとか美しいという意味。秋桜。等々。ハルシャギクについての記載も有り。
『園芸植物大事典』2によると、コスモス属:Cosmos(コスモス)属名はギリシア語kosmos(飾り、美しい、の意)に由来し、本属の花が美しいことにちなむ。Cosmos bipinnatus Cav.(ビピンナツス)和:アキザクラ 別:コスモス、オオハルシャギク。現在栽培されている園芸品種には早咲き系と遅咲き系の2系統がある。等々
『世界大百科事典』10によると、コスモス(和名アキザクラ、オオハルシャギク)秋に群生して咲く様子がサクラの花に見えるので秋桜の名があるように、基本種は短日で花芽を分化するため、10月に開花する。…等々
『日本大百科事典』9によると、花卉としてのコスモスはメキシコに起源する。1789年スペインから派遣された植物調査隊のビセンテ・セルバンテスはマドリードのホセ・カバニエス神父に未知のキク科の種子を送った。神父はそれを栽培し、コスモスの名を与えた。日本には幕末に渡来したが、本格的に広がったのは1909年(明治42)文部省が全国の小学校に栽培法を付して配布してからである。等々。
与謝野晶子の歌
『短歌俳句植物表現辞典 歳時記版』に、与謝野晶子の歌2首あり
 心中をせんと泣けるや雨の日の白きこすもす紅きこすもす(「さくら草」)
 こすもすよ強く立てよと云ひに行く女の子かな秋雨の中(「晶子新集」)
新・秋の七草
『秋の七草 ものと人間の文化史145』によると、「昭和一〇年(一九三五)秋、与謝野晶子などの提唱によって『日日新聞』(『毎日新聞』の前身)が新・秋の七草を募集し、ガンライコウ(雁来紅)(ハゲイトウ=葉鶏頭のこと)、シュウカイドウ(秋海棠)、マンジュシャゲ(曼珠沙華)(ヒガンバナ=彼岸花のこと)、キク(菊)、オシロイバナ(白粉花)、イヌタデ(犬蓼)、コスモス(秋桜)の七種を選定した。…」
『私の植物散歩』によると、「昭和十年頃、東京日日新聞社が新たに秋の七草を選んだが…当時著名の七人に、それぞれ一つの花を推薦してもらったもので、それらの人の選んだ花は次のとおりである。雁来紅(長谷川時雨)コスモス(菊池寛)曼珠沙華(斎藤茂吉)赤のまんま(高浜虚子)菊(牧野富太郎)おしろい花(与謝野晶子)秋海棠(永井荷風)」『私の植物散歩』
『秋の七草』
※赤のまんま=アカマンマ=イヌタデ

以上。
回答プロセス
(Answering process)
『植物レファレンス事典』(日外アソシエーツ)にあたり、岡町にある資料を見ていった。
『改訂版原色牧野植物大図鑑(北隆館)』属名、名前の由来、花の咲く時期の記載有り。ハルシャギクもあり。
『園芸植物大事典』第2巻 (小学館)属名、名前の由来、花の咲く時期(園芸種について)記載有り
『世界大百科事典』第10巻(平凡社)和名の由来、咲く時期の記載有り
『日本大百科事典』第9巻(小学館)咲く時期、名前の由来(伝播についてが主だが)

次に、参考室の日本文学の書架へ行き探索した。
『短歌俳句植物表現辞典 歳時記版』(遊子館)与謝野晶子の歌2首あり
新・秋の七草については岡町の書架をあたり、聞蔵Ⅱと日経テレコンで検索したが発見できず、他館へレファレンスSOSし、
『秋の七草 ものと人間の文化史145』(法政大学出版)と『私の植物散歩』(筑摩書房)を送ってもらい提供した。
事前調査事項
(Preliminary research)
NDC
植物学  (470 9版)
園芸  (620 9版)
詩歌  (911 9版)
参考資料
(Reference materials)
『植物レファレンス事典[1]』日外アソシエーツ編集部/編集 日外アソシエーツ (377)
『原色牧野植物大圖鑑 合弁花・離弁花編』牧野 富太郎/著 北隆館 (39,40)
『園芸植物大事典 2』塚本 洋太郎/総監修 小学館 (260,261)
『短歌俳句植物表現辞典』大岡 信/監修 遊子館 (391)
『秋の七草』有岡 利幸/著 法政大学出版局 (38)
『私の植物散歩』木村 陽二郎/著 筑摩書房 (142)
キーワード
(Keywords)
コスモス(コスモス)
秋桜(アキザクラ)
オオハルシャギク(オオハルシャギク)
アキザクラ(アキザクラ)
大春車菊(オオハルシャギク)
新・秋の七草(シン アキノナナクサ)
秋の七草(アキノナナクサ)
与謝野晶子(ヨサノ アキコ)
菊池寛(キクチ カン)
植物(ショクブツ)
由来(ユライ)
照会先
(Institution or person inquired for advice)
寄与者
(Contributor)
備考
(Notes)
調査種別
(Type of search)
文献紹介
内容種別
(Type of subject)
その他
質問者区分
(Category of questioner)
庁内
登録番号
(Registration number)
1000176973解決/未解決
(Resolved / Unresolved)
解決
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