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レファレンス事例詳細(Detail of reference example)

[転記用URL] http://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=ref_view&id=1000176552
提供館
(Library)
茨城県立図書館 (2110017)管理番号
(Control number)
茨201505
事例作成日
(Creation date)
2015年05月10日登録日時
(Registration date)
2015年06月29日 13時56分更新日時
(Last update)
2016年03月04日 16時28分
質問
(Question)
1.常磐線の歴史がわかる資料はあるか

2.1961年12月29日に東海駅で脱線事故があったが,その事故の原因や,事故後の対策等がわかる資料はあるか。

3.常磐線は,直流の場所と交流の場所があり,途中で電車が切り替えを行うそうだが,なぜそのような仕組みになったかわかる資料はあるか。
回答
(Answer)
●がついている資料は貸出可能なものがあります。

1.常磐線の歴史について

常磐線の記述がある資料は多いため,主なものをご紹介いたします。

『線路は未来へつづく』(東日本旅客鉄道株式会社水戸支社,1998年)●
副題が「常磐線の100年」とあり,常磐線100周年を記念して作られた資料です。
歴史や各駅の開設等がまとめられています。

『全国鉄道事情大研究 常磐篇』(川島 令三著,草思社,2004年)●
P11-88が常磐線の解説になります。P13で,少しだけ電流切り替えについても触れられています。
各駅のホームの図解なども掲載されています。

『週刊歴史でめぐる鉄道全路線 NO.34』(朝日新聞出版,2010年)●
P5-17常磐線の歴史が簡単にまとめられています。
年表に東海駅の事故について掲載されています。

『茨城県鉄道発達史』(中川 浩一著,筑波書林,1981年)●
P31-45「常磐線」,87-143「常磐線そのときどき」で常磐線についてまとめられています。
P44-45122で,少しだけ電流切り替えについても触れられています。

『茨城史林 第22号』(茨城地方史研究会編,筑波書林,1998年)●
P68-80に笹嶋 憲一著「常磐線百年のあゆみ」が掲載されています。
常磐線の詳しい歴史年表がまとめられています。
年表に東海駅の事故について掲載されています。

『茨城の鉄道』(茨城県総合開発部,1974年)
主に掲載されているのは昭和35年~47年の輸送量等の統計データですが,P7-9に簡単な年表がまとめられています。

『茨城県鉄道余話 上』(中川 浩一著,筑波書林,1981年)●
茨城県の鉄道に関する研究がまとめられています。
P14-28「常磐線開業秘話」が掲載されています。

『茨城県鉄道余話 下』(中川 浩一著,筑波書林,1981年)●
茨城県の鉄道に関する研究がまとめられています。
P161-171「磐城線開業に尽くした白井遠平」が掲載されています。


2.東海駅の事故について

『線路は未来へつづく』(東日本旅客鉄道株式会社水戸支社,1998年)●
P50「東海駅構内列車転覆事故」に
「直接の原因は,「いわて」が側線に入って貨物列車を追い抜くさいに,機関士が側線へ分かれるポイントの速度制限をオーバーしたために脱線し・・・」「この事故後は,通貨列車に対しては側線を使用しての追い抜きを原則として禁止する措置をとり,運転規則にもその旨の条項が盛り込まれた。」
と書かれていました。

また,『茨城新聞 DVD全鑑 8』より,茨城新聞の記事を調べたところ,
1961年12月30日の茨城新聞1面,2面,6面及び1961年12月31日の7面に,事故についての記事が掲載されていました。
12月30日1面の記事によると
「事故の原因について水鉄と勝田署で調べているが・・・「いわて」は速度をおとさないで約八五キロのスピードで中線に進入,このためポイントを通過した直後のカーブをまがり切れず,機関車がレールから浮き上がってしまい,約百メートル突っ走って横倒しになったものとみられている。・・・機関士が中線通過の信号を見落としてスピードをゆるめなかったことが惨事を引き起こした最大の原因とみられ・・・」と書かれていました。


3.直流と交流切り替えについて

『線路は未来へつづく』(東日本旅客鉄道株式会社水戸支社,1998年)●
P46-47「交流電化で常磐線を近代化」に
「口中電化は,高圧電力を架線に流すので,電圧降下のパーセントが低く押さえられ,また,電流値も直流区間よりも小さくて良い・・・ため,変電所の設置間隔が直流区間より長くなり,施設コストも低く押さえることができるなどのメリットがある。」
と書かれていました。

『語りつぐ戦後50年茨城の歴史』(読売新聞社水戸支局,ツルヤ出版部,1995年)
P70-71「常磐線電化」に
「取手以北は,①高速で遠距離まで列車を運行するには交流方式の方が経済的②直流方式は八郷町柿岡の地磁気観測所に影響を与える などの理由から交流方式が採用された」と書かれていました。
回答プロセス
(Answering process)
事前調査事項
(Preliminary research)
東海駅の事故は,「急行いわて脱線事故」と呼ばれていたとのこと。
NDC
鉄道運輸  (686 9版)
参考資料
(Reference materials)
東日本旅客鉄道株式会社水戸支社. 線路は未来へつづく. 東日本旅客鉄道株式会社水戸支社, 1998. p. 46-47,50 (当館請求記号 L686/20/1998, 当館資料番号 001052715206)
川島令三. 全国鉄道事情大研究 常磐線. 草思社, 2004. p. 11-88 (当館請求記号 L686/2, 当館資料番号 001053219224)
週刊歴史でめぐる鉄道全路線 NO.34. 朝日新聞社, 2010. (週刊朝日百科) p. 5-17 (当館請求記号 L686/25, 当館資料番号 001054013931)
中川浩一. 茨城県鉄道発達史. 筑波書林, 1981. p. 31-45,87-143 (当館請求記号 L686/10, 当館資料番号 001053358303)
笹嶋憲一. 常磐線百年のあゆみ. 筑波書林. 茨城史林 第22号 p. 68-80 (当館請求記号 L200/7/22, 当館資料番号 001052714316)
茨城県総合開発部. 茨城の鉄道. 茨城県総合開発部, 1974. (当館請求記号 L686/33, 当館資料番号 001054153422)
中川浩一. 茨城県鉄道余話 上. 筑波書林, 1981. p. 14-28 (当館請求記号 L686/12/1, 当館資料番号 001052463211)
中川浩一. 茨城県鉄道余話. 筑波書林, 1981. p. 161-171 (当館請求記号 L686/12/2, 当館資料番号 001052016878)
読売新聞社水戸支局. 語りつぐ戦後50年茨城の歴史. ツルヤ出版部, 1995. p. 70-71 (当館請求記号 L209.1/ヨミ, 当館資料番号 001052316112)
キーワード
(Keywords)
常磐線
東海駅
電車
照会先
(Institution or person inquired for advice)
寄与者
(Contributor)
備考
(Notes)
調査種別
(Type of search)
文献紹介 事実調査
内容種別
(Type of subject)
郷土
質問者区分
(Category of questioner)
社会人
登録番号
(Registration number)
1000176552解決/未解決
(Resolved / Unresolved)
解決
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