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レファレンス事例詳細(Detail of reference example)

[転記用URL] http://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=ref_view&id=1000170759
提供館
(Library)
大阪府立中央図書館 (2120005)管理番号
(Control number)
6001006902
事例作成日
(Creation date)
2014/12/10登録日時
(Registration date)
2015年04月13日 00時30分更新日時
(Last update)
2015年04月13日 00時30分
質問
(Question)
ネパールのマオイストは、もともと反政府勢力だったが政権を取った後、失脚しています。その後最近1~2年の国民の意識、生活がどのように変わったのかについての資料を紹介してください。

国立国会図書館サーチを「ネパール 政治」「ネパール 生活」で探しましたが、見つけられませんでした。
回答
(Answer)
中央図書館所蔵資料で探しましたが、あまり最近の状況について書かれているものはありませんでした。ご依頼の内容を確認できた図書をご紹介します。

・『マオキッズ 毛沢東のこどもたちを巡る旅』(八木澤高明/著 小学館 2013.4)【309.3/580N】
第六章「再びのネパール」p.211-242 で著者が2011年にネパールを訪れた時の様子が書かれています。

・『平和を目指す君に ネパールとアフガニスタンで考えた抑止力と平和構築』(小泉尊聖/著 文芸社 2012.7)【319.8/964N】
第一章p.38-59に「ネパールのマオイスト紛争」の項目がありますが、2005-6年頃のことについての記述でした。

・『南部アジア 世界政治叢書』(山影進/編著 ミネルヴァ書房 2011.6)【312.2/594N】
p.149-160 ただし、該当ページには2008年までについての記述しかありません。

・『ネパールの政治と人権 王政と民主主義のはざまで 世界人権問題叢書』(マンジュシュリ・タパ/著 明石書店 2006.2)【312.2/459N】
2005年までのネパールの国内政治についての記述しかありませんでした。

・『南アジアを知る事典』(辛島昇/監修 平凡社 2012.5)【225/32N】
ネパールの政治の項(p.924-926)に2011年くらいまでのマオイストについての記述があります。

・『世界年鑑 2014』(共同通信社 2014.3)【059/1N】
p.204-205にネパールの解説があり、2012年までの略史のほか、ごく簡単ですが、共産党毛沢東主義派等の説明もあります。

・『現代用語の基礎知識 2014』(自由国民社 2014.1)【031/6N】
p.304-305に「ネパール共産党統一毛沢東主義派」「ネパール統一共産党」の項目がありますが、最近の動向の説明はありませんでした。

次に、新聞記事をデータベースで検索しました。
当館契約のオンラインデータベース『聞蔵Ⅱビジュアル』(朝日新聞社)でキーワード検索「ネパール 毛派」、2011年から2014年で限定(2011年のカナル首相就任、辞任前後からその後)すると、17件ヒットしました。以下見出しと掲載日を新しいものからあげておきます。

2013.11.19 「制憲議会選、きょう投票 ネパール」
2013.3.15 「(地球24時)ネパール議会実施へ」
2012.10.30 「新憲法へ「各政党は合意を」 ネパール元議長が訴え」
2012.5.29 「ネパール選挙巡り対立 各党、首相辞任要求」
2012.5.28 「新憲法制定できず ネパール、各党交渉決裂」
2012.5.17 「ネパール新憲法の大枠決定 主要会は、11州設置で合意」
2012.5.5 「大連立に4会派合意 ネパール、新憲法制定へ」
2012.4.23 「反旗おろす毛派ゲリラ ネパール、国軍に編入 新憲法制定へ、妥協と不満」
2012.4.15 「(地球24時)ネパール首相「毛派の国軍統合完了」」
2011.9.23 「(世界発2011)ブッダ生誕地、中国が触手 ネパール・ルンビニ」
2011.8.30 「(ニュースの顔)バブラム・バタライ氏 ネパールの新首相」
2011.8.29 「ネパール首相にバタライ氏選出 08年以降4人目」
2011.8.16 「(地球24時)カナル・ネパール首相が辞任」
2011.5.30 「(地球24時)ネパール制憲議会、任期延長 カナル首相辞任へ」
2011.2.5  「(ニュースの顔)ジャラ・ナート・カナルさん毛派支持得てネパール新首相に選ばれた」
2011.2.4 「ネパール新首相にカナル氏 17回目投票、毛派が支持」
2011.1.16 「ネパール国軍と毛派の対立なお 国連監視団が撤退」

CiNiiによる論文記事の検索から、ご依頼の内容の論文をご紹介します。
「ネパール 政治」、2011年刊行分までに絞ると、つぎのものがヒットしました。

・伊藤ゆき「ネパールの政治・経済事情」『経済』213(新日本出版社 2013.6) 【P33/57N】 
p.124-127 わずかですが、マオイストに関する記述があります。

・佐藤由利子「ネパール人日本留学生の特徴と増加要因の分析 : 送出し圧力が高い国に対する留学生政策についての示唆」『留学生教育』17 p.19-28(留学生教育学会 2012.12) 
当館未所蔵ですが、同タイトルの論文が東京工業大学リサーチリポジトリで公開されています(2014/12/7現在)。p.21にネパールからの留学生が急増する背景として、マオイストによる武装闘争とその後の政治的混乱により経済が低迷し、という内容の記述があります。  
http://t2r2.star.titech.ac.jp/rrws/file/CTT100645843/ATD100000413/

・水野正己「長引く<政治抗争で遠のく新憲法の制定(各国・地域の動向)--(ネパール)>
『アジア動向年報 2011』【302.2/21N】p.478-

・『アジア動向年報』 については、当館で1970年~2014年刊行分まで所蔵しています。各年に「概況」、「国内政治」、「経済」、「対外関係」、「重要日誌」、「国家機構図」、「閣僚氏名」、「主要統計」などがあります。
 2012・・・「統一ネパール共産党毛沢東主義派の政権奪回」p.498-
 2013・・・「憲法制定議会の解散で遠のく新憲法」p.498- 
 2014(最新分)・・・「第2回憲法制定議会選挙で旧政党が勢力挽回」p.544- 
以上『アジア動向年報』の当館所蔵の各年にネパールの概況、国内政治、重要日誌の部分にご照会に該当する記述があります。当該資料は毎年5月頃刊行され、同年6月頃書店から納入があるようですので、最新刊の『アジア動向年報 2014年』には前年までの記述しかありません。

中央図書館所蔵分のほか、中之島図書館で所蔵する雑誌論文に次のものがありました。

・宮崎 正弘「チャイナ・プラスワンを行く(11)王政廃止後の政治混乱も落ち着いたネパール 今は無神論の中国人観光客が溢れ出す」『エルネオス』20(1)<230>(エルネオス出版社 2014.1)  p.66-69 【P33/553N】 貸出不可
著者の宮崎正弘氏が42年ぶりに訪れたネパールの様子をまとめた記事です。この記事には訪れた時期の記載がありませんが、宮崎氏のHPの年譜をみますと、2013年の9月に訪れた時のことをまとめているようです。
Web宮崎正弘(2014/12/7現在)
http://miyazaki.xii.jp/
宮崎正弘年譜(2014/12/7現在)
http://miyazaki.xii.jp/profile/index2.html
大半は、訪れた町の状況、人々の生活状況、ネパールに来た観光客(特に中国人観光客)についての記述ですが、政治的な状況についても少し記述があります(25行程度)。
「(前段省略)従来、ネパールはインドの保護領のような存在だった。 そのインドの外国力が弱まり経済的には不況に陥落すると、 いつの間にか中国が怒涛の勢いで進出していたのだ。(後段省略)」
マオイストについての記述はありませんでした。

そのほか、インターネットになりますが、(公社)日本ネパール協会ホームページのネパール便りで、マオイストに関する記事が掲載されているときがあります。
(公社)日本ネパール協会ホームページ(2014/12/7現在)
http://nichine.or.jp/

[事例作成日: 2014年12月10日]
回答プロセス
(Answering process)
事前調査事項
(Preliminary research)
NDC
政治史.事情  (312 8版)
アジア  (292 8版)
参考資料
(Reference materials)
マオキッズ 八木澤/高明∥著 小学館 (211-242)
平和を目指す君に 小泉/尊聖∥著 文芸社 (38-59)
南部アジア 山影/進∥編著 ミネルヴァ書房 (149-160)
南アジアを知る事典 辛島/昇∥監修 平凡社 (924-926)
世界年鑑 2014 共同通信社‖編著 共同通信社 (204-205)
現代用語の基礎知識 2014 自由国民社 (304-305)
経済 新日本出版社 新日本出版社 213 (124-127)
アジア動向年報 2011 アジア経済研究所∥編 アジア経済研究所 (478-)
アジア動向年報 2012 アジア経済研究所∥編 アジア経済研究所 (498-)
アジア動向年報 2013 アジア経済研究所∥編 アジア経済研究所 (498-)
アジア動向年報 2014 アジア経済研究所‖編 アジア経済研究所 (544-)
http://t2r2.star.titech.ac.jp/rrws/file/CTT100645843/ATD100000413/  (佐藤由利子「ネパール人日本留学生の特徴と増加要因の分析 : 送出し圧力が高い国に対する留学生政策についての示唆」(東京工業大学リサーチリポジトリ)(2014/12/7現在))
http://nichine.or.jp/  ((公社)日本ネパール協会ホームページ(2014/12/7現在))
http://miyazaki.xii.jp/  (Web宮崎正弘(2014/12/7現在))
キーワード
(Keywords)
照会先
(Institution or person inquired for advice)
寄与者
(Contributor)
備考
(Notes)
調査種別
(Type of search)
書誌事項調査
内容種別
(Type of subject)
地名・地域
質問者区分
(Category of questioner)
個人
登録番号
(Registration number)
1000170759解決/未解決
(Resolved / Unresolved)
解決