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レファレンス事例詳細(Detail of reference example)

[転記用URL] http://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=ref_view&id=1000170504
提供館
(Library)
福岡県立図書館 (2110014)管理番号
(Control number)
福参-986
事例作成日
(Creation date)
20150224登録日時
(Registration date)
2015年04月08日 00時30分更新日時
(Last update)
2015年04月09日 12時23分
質問
(Question)
ヨーロッパの爵位制度の起源と変遷について書かれた資料はないか。また実権の伴わない「名ばかり」の爵位や詐称についても言及があるとよい。
回答
(Answer)
回答に資するものとして、以下の資料を紹介した。

参考資料1『ヨーロッパの貴族 歴史に見るその特権』p.185-204
「四 称号・貴族名を示す前置詞・呼びかけに用いる敬称」において、概ね14世紀以降のヨーロッパ各国における爵位や騎士の称号について詳述している。

参考資料2『貧乏貴族と金持貴族』p.77-134
「第四章 貴族社会の構成上の変化」において、概ね14世紀以降のヨーロッパの貴族の地位の獲得や詐称、剥奪などについて詳述している。

参考資料3『封建社会』p.485-494
 概ね12世紀以前についてのことであるが、「第三章 領域君侯領から城主支配権へ」において、「伯」「辺境伯」「侯」といった称号とその領地(官職知行)について詳述している。

「名ばかり」爵位や詐称については、以下のような記述が見つかった。
参考資料1『ヨーロッパの貴族 歴史に見るその特権』
p.190「一五三五年のハプスブルク家による支配権の確立以降、特に十七世紀に、属人的な爵位としての伯爵や侯爵の称号がむやみと授与された」
p.195(ロンバルディアやイタリア諸地域で)「これらの地域では、当該領主の男性の子孫は全員、爵位号の継承権を持っていた。」
p.196(フランスでも)「(属地的)爵位が長子相続で継承されていても、次男以下の息子が何らかの称号を持つことは差し支えないと考える習慣があった」

参考資料2『貧乏貴族と金持貴族』
p.102「貴族位の取得時効が認められたり、貴族や土地所有者の登録が行われない場合には、貴族位の詐称はより容易になり、何世紀も続くことになった。」
回答プロセス
(Answering process)
『新編西洋史辞典 改訂増補』京大西洋史辞典編纂会/編(東京創元社 1993.5)や『ヨーロッパ中世社会史事典』A.ジェラール/[著](藤原書店 2000.6)には記載なし。

フルテキスト「ヨーロッパ」件名「貴族」で所蔵検索、参考資料1、2を見出す。付近の書架から参考資料3を見つけた。
事前調査事項
(Preliminary research)
一般的な事典やインターネットについては調査済み。
NDC
ヨーロッパ史.西洋史  (230 8版)
参考資料
(Reference materials)
1 ヨーロッパの貴族 マイケル・L.ブッシュ/著 刀水書房 2002.11 230//80 p.185-204
2 貧乏貴族と金持貴族 マイケル・L.ブッシュ/著 刀水書房 2005.12 230//87 p.77-134
3 封建社会 マルク・ブルック/[著] 岩波書店 1995.11 230/4/72 p.485-494
キーワード
(Keywords)
欧州 貴族制度 騎士
照会先
(Institution or person inquired for advice)
寄与者
(Contributor)
備考
(Notes)
調査種別
(Type of search)
文献紹介
内容種別
(Type of subject)
その他
質問者区分
(Category of questioner)
学生
登録番号
(Registration number)
1000170504解決/未解決
(Resolved / Unresolved)
解決
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