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レファレンス事例詳細(Detail of reference example)

[転記用URL] http://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=ref_view&id=1000169985
提供館
(Library)
沖縄県立図書館 (2110045)管理番号
(Control number)
1000000829
事例作成日
(Creation date)
2015/03/27登録日時
(Registration date)
2015年03月28日 00時30分更新日時
(Last update)
2015年03月28日 00時30分
質問
(Question)
ミンタリー笠について知りたい。
回答
(Answer)

『沖縄大百科事典 上 ア?ク』(沖縄大百科事典刊行事務局 編、沖縄タイムス社、1983.5)
p696 「笠 かさ」の項目で、「…官職につけない下士が顔をかくすためにかぶる、丸藺草で深い円錐台形に編んだミンタリー笠とよぶ編笠があった。」の記述がある。


『沖縄文化史辞典』(真栄田 義見 編、東京堂出版、1972.3)
p85 「かさ 笠」の項目で、「現存する笠にはミンタリー、クバ笠、ムンジュル笠やアンジャと称する舞踊用小編笠がある。ミンタリーは丸藺草で山形に深く編み、頂近くの左右に黒髪で丸く飾りをつけた笠で官職につくことのできない下士が顔をかくすためのもの。」の記述がある。


『沖縄民俗辞典』(渡邊 欣雄 [ほか] 編、吉川弘文館、2008.7)
p126 「かさ 笠」の項目で、「また、丸藺草で作られたミンタリー、舞踏用の小型笠のアンジャがあった。」の記述がある。


『琉球風俗絵図』(ハワイ大学宝玲叢刊編集委員会 監修、本邦書籍、1982.3)
p29 「またミンタリー笠というのもあった。面垂れ笠の意で、備後蘭で編んでつくった深笠であった。下士の顔かくしとして作られたところからこの名がある。庶民の間にも使われたものであったが、現物は今では見ることができない。」の記述がある。


『沖縄縣史 第22巻 各論編10(民俗1)』(琉球政府 編、国書刊行会、1989.10)
p171 「麦桿でつくったムンジュル笠やミンタリー笠は、蓑とともに、戦後は農村の日常生活から姿を消した。」の記述がある。


『沖縄縣史 第23巻 各論編11(民俗2)』(沖縄県教育委員会 編、国書刊行会、1989.10)
p680 「蘭笠は、今では全く見られなくなったが、老人たちの用いた深いミンタリガサがそうで、今日舞踊に見るアミガサもこれに似た製法によるものと考えられよう。」の記述がある。


『青い海 第6巻第3号・通巻第51号』(青い海出版社 [編]・刊、1976.3)
p88-89 「伝統をつくる むんじゅる笠 瀬底島の上間利昌さん」の記事で、p88「麦の茎から芯をとり出し、それを編んだのがむんじゅる笠であり、野良にかぶっていく笠・ミンタリバイである。あるいは万才笠ともなる。」の記述がある。


『沖縄タイムス 縮刷版 平成14年8月号』(沖縄タイムス社 編・刊、2002.9)
p247(2002.8.8, 23面) 「安谷屋エイサー本来は”踊りが主役”地域の型復活へ有志ら独自活動」の記事のうち、「クバ笠に両耳の外側から色鮮やかな布を長く垂らす「ミンタリー笠」をかぶる女性の踊り手がいる。…独特のミンタリー笠の由来については、専門家の間でもよく分かっていない。国立劇場おきなわ運営財団企画制作課長兼調査養成課長の大城学さんは「恐らく風流系芸能の流れをくむもので、古い形を残しているのは貴重だ」と話している。」の記述と、「伝統の型の復活に取り組んでいる安谷屋エイサー同好会の慰問公演」の写真がある。
p903(2002.8.30, 21面) 「ミンタリー笠でエイサー」の記事で、「…珍しい「ミンタリー笠(がさ)」などのかぶり物や衣装、独特の振りが訪れた研究者の注目を集めた。…赤、黄、紫などの布を両耳のわきから長く垂らし、風呂敷のずきんの上から花笠をかぶる「ミンタリー笠」の女性ら二十人…ミンタリー笠が特徴の安谷屋エイサーは、専門家の間でもこれまで知れらてなく、この日訪れた芸能研究家の大城学さんも「初めて見た」と興味深そうにメモを取ったり、写真撮影するなどフィールドワークに忙しそうだった。「やはり、本土の風流系の念仏踊の古い形を残している点で貴重。…」の記述と、「独特のミンタリー笠などで踊りを披露する安谷屋の壮年エイサー」の写真がある。


『琉球新報[マイクロフィルム] 2002(平成14)年8月1日?15日』(琉球新報社 [編]、[沖縄県立図書館(私製)]、2006.12)
2002.8.14 「伝統のエイサー継承 北中城村安谷屋 モーイ中心の型再現」の記事で、「色鮮やかなクンジーのかすりに布をたらした格好の珍しいミンタリー笠をかぶった女性のいでたちが特に印象的だ。」の記述がある。(2002.8.14)
「モーイ(舞)が特徴的なエイサーを披露する安谷屋エイサー同好会のメンバーら」の写真で、小さく笠を被った女性の写真がある。


『沖縄タイムス 平成24年8月10日』
2012.8.10(16面) 「100年伝統の「形」披露 北中城村安谷屋青年会」の記事で、「女性の踊り手は「ミンタリー笠」をかぶり、クンジーと呼ばれる黒色の着物をつけ、男性の踊り手は空手の形のようなモーヤーを舞う。」の記述がある。


インターネット上の情報(2014.8.8現在)
沖縄言語研究センター:首里・那覇方言音声データベース
http://ryukyu-lang.lib.u-ryukyu.ac.jp/srnh/
「ミンタリー」の項目で、「顔を深くおおう編み笠。深編み笠。」の記述がある。
回答プロセス
(Answering process)
事前調査事項
(Preliminary research)
NDC 
参考資料
(Reference materials)
1 沖縄大百科事典 上 ア?ク 沖縄大百科事典刊行事務局∥編 沖縄タイムス社 1983.5 K03/O52/1 p696-697

2 沖縄文化史辞典 真栄田 義見∥編 琉球政府文化財保護委員会∥監修 東京堂出版 1972.3 K03/MA26 p85

3 沖縄民俗辞典 渡邊 欣雄∥ほか編 岡野 宣勝∥編 吉川弘文館 2008.7 K38/O52 p126

4 琉球風俗絵図 ハワイ大学宝玲叢刊編集委員会∥監修 本邦書籍 1982.3 K383/R98/1 p29

5 沖縄縣史 第22巻 各論編10(民俗1) 琉球政府∥編 国書刊行会 1989.10 K201/O52/22 p171

6 沖縄縣史 第23巻 各論編11(民俗2) 沖縄県教育委員会∥編 国書刊行会 1989.10 K201/O52/23 p680

7 青い海 第6巻第3号・通巻第51号 青い海出版社∥[編] 津野 創一∥編 青い海出版社 1976.3 K05/A52/51 p88-89

8 沖縄タイムス 縮刷版 平成14年8月号 沖縄タイムス社∥編 沖縄タイムス社 2002.9 K07/O52 p247(2002.8.8, 23面),903(2002.8.30, 21面)

9 琉球新報[マイクロフィルム] 2002(平成14)年8月1日?15日 琉球新報社∥[編] [沖縄県立図書館(私製)] 2006.12 2002.8.14(19面)

10 沖縄タイムス 平成24年8月10日 沖縄タイムス 2012.8 2012.8.10(16面)

1 沖縄語辞典 国立国語研究所∥編 大蔵省印刷局 1963.8 K80/KO49

2 沖縄語辞典 内間 直仁∥編著 野原 三義∥編著 研究社 2006.5 K80/U18

3 上勢頭誌 上巻 通史編 上勢頭誌編集委員会∥編 旧字上勢頭郷友会 1997.5 K22/KA38/1

4 ふるさと沖縄の民具 上江洲 均∥著 徳元 葉子∥写真 沖縄文化社 1995.6 K383/U52

5 沖縄の民具 上江洲 均∥著 慶友社 1973.3 K383/U52

6 民具の文化史 諸岡 青人 里深 文彦∥共著 アグネ承風社 1996.6 K383/MO77

7 沖縄風俗絵図 月刊沖縄社∥[編] 月刊沖縄社 1976.12 K383/O52

8 沖縄の民具 聖教新聞社沖縄支局∥編著 新星図書 1972.12 K383/SE17

9 民具乃家 平良 景昭∥著 民具の家 1973.6 K383/TA23
キーワード
(Keywords)
照会先
(Institution or person inquired for advice)
寄与者
(Contributor)
備考
(Notes)
調査種別
(Type of search)
事実調査
内容種別
(Type of subject)
郷土
質問者区分
(Category of questioner)
社会人
登録番号
(Registration number)
1000169985解決/未解決
(Resolved / Unresolved)
解決