レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2015/02/01
- 登録日時
- 2015/03/07 00:30
- 更新日時
- 2015/03/07 00:30
- 管理番号
- 滋2014-0121
- 質問
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未解決
昭和15年に皇紀2600年を記念し、北原白秋が作詞した日本初の交声曲(カンタータ)として「海道東征」(うみつじとうせい)が作られた。その全歌詞と意味について掲載している資料を知りたい。
- 回答
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「海道東征」は、昭和15年(1940)八雲出版より発行された北原白秋の詩集『新頌』に収められています。『新頌』は『白秋全集』第5巻に収録されています。また、全集第5巻の後記に、風巻景次郎が「海道東征」の大意・語註を詳しく記した『海道東征註』を昭和18年(1943)に靖文社から出版したことが紹介されています。そこで『風巻景次郎全集 3』を調査しましたが掲載されていませんでした。同書の解題に近藤潤一氏が、『海道東征註』は風巻景次郎の『古事記』論の参考資料ともなり得なくはないが、注釈書のため収録からはずしたと記載しています。
『海道東征註』は国立国会図書館のデジタルコレクションに収録されています。ただし、図書館限定送信ですので、国立国会図書館から利用申請の承認を受けた図書館でご覧ください。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 音楽史.各国の音楽 (762 8版)
- 参考資料
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- 1 白秋全集 5 詩集 5 北原白秋∥著 岩波書店 1986年 G-9186-5 p.307-330
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2 風巻景次郎全集 3 古代文学の発生 風巻景次郎∥著 桜楓社 1980年 2-9108-カ p.527
- キーワード
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- 海道東征
- 北原白秋
- 皇紀2600年
- 交声曲
- カンタータ
- 海道東征註
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 産経新聞平成27年(2015)2月12日付
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- その他
- 質問者区分
- 図書館
- 登録番号
- 1000168694