このページではJavaScriptを使用しています。お客様の閲覧環境では、レファレンス協同データベースをご利用になれません。

レファレンス事例詳細(Detail of reference example)

[転記用URL] http://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=ref_view&id=1000167672
提供館
(Library)
大阪府立中之島図書館 (2120002)管理番号
(Control number)
6001007005
事例作成日
(Creation date)
2014/02/10登録日時
(Registration date)
2015年02月14日 00時30分更新日時
(Last update)
2015年02月14日 00時30分
質問
(Question)
明治20年頃に第三高等中学校幹事を務めた、平山太郎という人物の事績が知りたい。
回答
(Answer)
平山太郎氏について、残念ながらあまりまとまった情報源が見つからず、少量の情報がいくつか確認できる程度でした。
以下に見つかった情報をまとめておりますので、ご確認ください。

明治2年~明治7年10月 米国留学
明治8年頃 海軍省 中秘書
明治10年頃 内務省 勧農局 五等属
明治13年頃 文部省 一等属
明治14年12月28日 東京図書館長
明治18年6月2日 文部權少書記官
明治19年5月19日 第三高等中学校幹事
明治23年2月12日(14日?) 第五高等中学校長
明治24年6月8日 死去(第五高等中学校在任中)

(以下、調査資料です)

●『明治の若き群像』
P88に平山太郎氏の写真が2点(「平山と不明の人物」、「米国留学生たち」)掲載されています。

P258にはその写真の説明として平山太郎氏のことが略記されています。
「【平山太郎と不明】(左) (ひらやまたろう)  生年不詳-明治24(1890)年 日向国佐土原出身。明治2年藩主の子島津又之進らに従って米国に留学し、7年10月に帰国する。海軍省、文部省に出仕したのち、14年に東京図書館長。23年に第五高等学校長になるが、翌24年没する。」

●『官員録・職員録 [復刻版]』
・第2巻
P307 「明治八年 官員録 西村組出版局 明治八年九月版」より
>海軍省のうち、「中秘書」の項(「七等出仕」と「八等出仕」の間にあります)、「ミヤザキ 平山太郎」

・第3巻
P141 「明治十年十一月 官員名鑑 全」より
>内務省のうち、「勧農局 五等属」の項、「カゴシマ 平山太郎」

・第4巻
P121 「明治十三年十月 改正官員録 博公書院」より
>文部省のうち、「一等属 下等級」の項、「鹿児島 平山太郎」

P290 「明治十四年七月 改正官員録 博公書院」より
>文部省のうち、「一等属 下等級」の項、「鹿児島 平山太郎」

P479 「明治十五年五月 改正官員録 博公書院」より
>文部省のうち、「東京図書館長」の項、「鹿児島 従七位 平山太郎」

・第5巻
P106 「明治十六年十二月 改正官員録 博公書院」より
>文部省のうち、「東京図書館長」の項、「鹿児島 従七位 平山太郎 北神保町拾五番地」

P314 「明治十七年五月 改正官員録 博公書院」より
>文部省のうち、「東京図書館長」の項、「鹿児島 従七位 平山太郎 北神保町拾五番地」

・第6巻
P124 「明治十八年七月 改正官員録 博公書院」より
>文部省のうち、「東京図書館」の項、「長 鹿児島 正七位 平山太郎 北神保町拾五番地」

P362 「明治十九年七月 改正官員録 博公書院」
>文部省のうち、「第三高等中学校」の項、「幹事 奏任五等上級俸 鹿児島 正七位 平山太郎」

●『日本近代図書館史』
P97「(明治十四年)東京図書館では、四月四日に新築の図書閲覧所を開き、一二月二八日には鈴木良輔館長の後任として平山太郎が就任している。」

●『上野図書館八十年略史』
P75 「(明治十八年六月二日)館長平山太郎は、文部權少書記官に転出」

●『第三高等中学校一覧  始明治二十一年九月終明治二十二年八月』
P9「(明治十九年五月十九日)非職元文部權少書記官平山太郎本校幹事ニ任ス」

●『神陵史』
P207
「明治十九年十月、第三高等中学校として発足当初の職員構成は、新官制に従って次のごときものであった」として、「幹事 平山太郎」の名前が挙げられています。
P259-260
「明治二十二年六月十四日には、(※図書館注:大阪から京都への)移転実施のための委員会が設置され、次の各委員が任命された」とあり、名簿中に「移転委員長 幹事 平山太郎」とあります。

●『第五高等学校 熊本大学五高記念館図録』
P37「二代校長 平山太郎」の肖像画と「在任期間 1890(明治23)年2月12日~1891(明治24)年6月、在任中に逝去した。」とのキャプションがあります。
P122-123に平山太郎氏の解説があります。末尾には「明治二十四年六月八日四十四歳の働き盛りに在職のまま死去してしまった。」とあります。
※ここでは、明治23年2月14日付けを以って第五高等中学校に赴任とあります。

●『竜南人物展望』九州新聞社出版部 昭和12年発行
※未所蔵(「国立国会図書館 図書館向けデジタル化資料送信サービス」で確認しました。)
P32-35「『士気』の翻刻事件=君子型の平山太郎」に第五高等中学校長時代のエピソードなどが描かれています。
その中に、平山太郎氏のについて以下のことが記されておりました。
・宮崎県佐土原藩の産
・明治2年米国へ留学し、7年帰朝
・帰朝後は海軍省出仕、内務五等属、文部省学監事務所勤務、文部一等属、東京図書館長、文部書記官等を歴任
・明治19年第三高等中学校幹事
・明治23年2月第五高等中学校長に栄転
・明治24年6月に病没

※図書館向けデジタル化資料送信サービス(図書館送信)は国立国会図書館がデジタル化した資料のうち、絶版等の理由で入手困難な資料を、登録した図書館の館内で閲覧・複写(プリントアウト)ができるサービスです。大阪府立中央・中之島両館ともに登録しています。当サービスのご利用に際してはその図書館での利用登録が必要なため、遠方の方は当館でのご利用ができません。ただ、お近くにもご利用いただける図書館があるかと思いますので、以下の一覧でご確認ください。

・図書館向けデジタル化資料送信サービス参加館一覧(2014年2月7日現在): http://dl.ndl.go.jp/ja/soshin_librarylist.html
[事例作成日:平成27年1月15日]
回答プロセス
(Answering process)
事前調査事項
(Preliminary research)
『明治過去帳』大植四郎編、『海を越えた日本人名事典』富田仁編集、『官報』、『文部省年報』、『平山太郎日記』(宮崎県立図書館貴重書デジタルアーカイブ)
NDC 
参考資料
(Reference materials)
明治の若き群像犬塚/孝明∥著平凡社 (P88、258)
官員録・職員録 [復刻版]寺岡/寿一∥編寺岡書洞 第2巻 (P307)
官員録・職員録 [復刻版]寺岡/寿一∥編寺岡書洞 第3巻 (P141)
官員録・職員録 [復刻版]寺岡/寿一∥編寺岡書洞 4 (P121、290、479)
官員録・職員録 [復刻版]寺岡/寿一∥編寺岡書洞 5 (P106、314)
官員録・職員録 [復刻版]寺岡/寿一∥編寺岡書洞 6 (P124、362)
日本近代図書館史角家/文雄∥編著学陽書房 (P97)
上野図書館八十年略史国立国会図書館支部上野図書館∥編国立国会図書館支部上野図書館 (P75)
第三高等中学校一覧[第三高等中学校∥編]第三高等中学校 (P9)
神陵史神陵史編集委員会∥編集三高同窓会 (P207、259-260)
第五高等学校熊本大学五高記念館図録編集委員会∥編著熊本大学五高記念館 (P37、122-123)
キーワード
(Keywords)
照会先
(Institution or person inquired for advice)
寄与者
(Contributor)
備考
(Notes)
調査種別
(Type of search)
文献紹介
内容種別
(Type of subject)
大阪,人物・団体
質問者区分
(Category of questioner)
個人
登録番号
(Registration number)
1000167672解決/未解決
(Resolved / Unresolved)
未解決