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レファレンス事例詳細(Detail of reference example)

[転記用URL] http://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=ref_view&id=1000165187
提供館
(Library)
石川県立図書館 (2110016)管理番号
(Control number)
0000001057
事例作成日
(Creation date)
2014/10/02登録日時
(Registration date)
2014年12月22日 00時30分更新日時
(Last update)
2014年12月24日 09時49分
質問
(Question)
御嶽山噴火のいたましいニュースが連日報道されているが、石川県にも白山という火山があり、24時間の監視対象となっているという。
白山はずっと休火山と言われていたが、休火山という言葉が現実にそぐわないということで最近見直されたらしい。
新たな白山の分類と、噴火の可能性について調べたい。
回答
(Answer)
・『日本の火山を科学する』の12pに「そして防災面も考慮して、活火山の定義は『おおむね過去1万年以内に噴火した火山および現在活発な噴火活動のある火山』となりました。このような定義にもとづいて、新しい視座で日本中の火山体からの噴出物が調べられました。そして日本列島の活火山は20~30座程度と考えられていたのですが、2005年に気象庁は108座と発表しています。そして108の活火山はさらにABCのランクに分類されています。」の記述あり。

・『活火山・活断層赤色立体地図でみる日本の凸凹 最新版』に「2003年気象庁によって認定された110の活火山一覧があり、白山はランクC:活動度が低いであることがわかる。」の記述あり。

・防災の視点から、『防災科学技術研究所研究資料 第380号』の付録DVD-ROM「日本の火山ハザードマップ集 第2版」に、日本の火山97座のハザードマップが収録されているが、白山はなし。

・『都市と防災』には「火山災害とその対策」という項目があり、p214に参考文献の紹介があった。

・その他『石川県災異誌 石川県農林部、金沢地方気象台/共編 気象協会金沢支部 1961)では噴火の記録を、『石川県白山自然保護センター研究報告 第38集』(石川県白山自然保護センター/編集・発行 2011.12)の「白山火山の歴史時代の活動に関連ある史料(再考)」、『石川の災害史展』(石川県立図書館/編集・発行 2011.6)、『石川県地域防災計画 石川県防災会議/[編集]・発行 2003.9)では関連文献を確認いただけます。

・気象庁HPの「気象庁が発表する火山に関する情報や資料の解説」では、「気象庁は、火山災害軽減のため、全国110の活火山を対象として、噴火警報・予報を発表しています。」の記述があり、さらに白山が24時間体制で火山活動を常時観測・監視されていることがわかる。

・「気象庁HP 白山 有史以降の火山活動」から、白山の最新の噴火活動は、1659(万治2)年の噴火 、1935(昭和10)年の噴気、地震は2005(平成17)年と、2011(平成23)年であることがわかる。

・気象庁の発表「白山の火山活動解説資料」では、平成26 年9月時点で噴火の兆候は認められていない。

・「国土交通省ハザードマップポータルサイト」では、石川県は火山ハザードマップを作成していないことがわかる。なお、石川の近県である富山、福井も作成していない。
回答プロセス
(Answering process)
休火山という言葉を見直したきっかけとして、『日本の火山を科学する』の10pに「1979年10月28日、『木曽の御嶽山』と親しまれ、当時は『死火山』と考えられていた語府県の御嶽山(3067m)が突然噴火をして、地元の自治体をはじめ多くの人々を驚かせました。特に驚いたのは御嶽山を『死火山』と定義していた火山学者たちでした。」という記述あり。
防災の視点から、ハザードマップの所蔵を探すと、『防災科学技術研究所研究資料 第380号』がヒット。付録DVD-ROMに「日本の火山ハザードマップ集 第2版」が日本の火山97座のハザードマップが収録されているが、白山はなし。『都市と防災』には「火山災害とその対策」という項目があり、p214に参考文献の紹介があった。
また、気象庁のHPにより確認すると、現在の活火山は110座、白山は24時間体制での常時監視対象であることがわかる。
事前調査事項
(Preliminary research)
NDC
地球科学.地学  (45 9版)
参考資料
(Reference materials)
1 日本の火山を科学する 神沼/克伊?著 小山/悦郎?著 ソフトバンククリエイティブ 2011.2 453.8/10033 p10-12p

2 活火山・活断層赤色立体地図でみる日本の凸凹 最新版 千葉/達朗?著 技術評論社 2011.9 453.8/10035 p35

3 防災科学技術研究所研究資料 第380号 防災科学技術研究所?編集 防災科学技術研究所 2013.7 519.9/10018/380

4 都市と防災 目黒/公郎?著 村尾/修?著 放送大学教育振興会 2008.3 369.3/10281 191-214p

5 石川県災異誌 石川県農林部∥共編 金沢地方気象台∥共編 気象協会金沢支部 1961 K209.07/15

6 石川県白山自然保護センター研究報告 第38集 石川県白山自然保護センター?編集 石川県白山自然保護センター 2011.12 K292.4/18/38 1-6p 白山火山の歴史時代の活動に関連ある史料(再考)

7 石川の災害史展 石川県立図書館?編集 石川県立図書館 2011.6 K068/60/193

8 石川県地域防災計画 石川県防災会議∥[編集] 石川県防災会議 2003.9? K369.3/10/K-1 63p 噴火災害予防
キーワード
(Keywords)
火山
照会先
(Institution or person inquired for advice)
寄与者
(Contributor)
備考
(Notes)
調査種別
(Type of search)
事実調査
内容種別
(Type of subject)
郷土
質問者区分
(Category of questioner)
社会人
登録番号
(Registration number)
1000165187解決/未解決
(Resolved / Unresolved)
解決