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レファレンス事例詳細(Detail of reference example)

[転記用URL] http://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=ref_view&id=1000164760
提供館
(Library)
米子市立図書館 (2300022)管理番号
(Control number)
米図2014002
事例作成日
(Creation date)
2014年12月17日登録日時
(Registration date)
2014年12月17日 16時10分更新日時
(Last update)
2015年07月07日 12時44分
質問
(Question)
昭和20年7月の米子市空襲に関する米軍側の資料はないか?
回答
(Answer)
国立国会図書館デジタルコレクションの中に「米国戦略爆撃調査団文書」(USSBS)がある。



① Action Report, Commander Task Group 38.4, 2 July to 15 August 1945,Strikes against Japanese Home
Islands Report No.2-d(3):Task Group38.4,USSBS Index Section7
http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/4002582

② Action report of operations, USS Shangri-La(CV-38)for the period 2 July 1945 to 15 August 1945
http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/4008171

③ Action covering attacks on aircraft, shipping, and strategic targets in northern Kyushu, Shikoku,
Tokyo Plain area, northern Honshu, and southern Hokkaido, from 2 July 1945 to 15 August 1945
http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/4009170

 以上の戦闘報告書(aircraft action report)の中に、1945年7月24日、25日、28日「target ; miho/yonago」の記事あり。
(USSBS資料には、上記①②③以外にも該当するものがあると推定される。現在継続調査中)
資料①╱21コマには、1945年7月28日、美保基地、湯町水上基地(島根県)の空爆写真あり。
 (※資料③が空母ヨークタウン艦載機の戦闘報告書に相当する)
また、国会図書館デジタルコレクション以外に、 http://www.vbf-85.com/ がある。これは米海軍機動部隊 空母シャングリ-ラを母艦とする第85戦闘爆撃隊の私的な記録サイトである。このサイトにmiho/yonago 空襲の断片的な戦闘報告書(action reports)あり。また当サイトの VF-85 Cruise Book には、空襲前に撮影されたものと思われる美保基地の高高度撮影写真が挟み込まれている。

・「伯耆文化研究」第12号岩佐武彦著「太平洋戦争下 連合国軍の米子地方空襲について」は、上記資料の一部を紹介しながら、B-29による機雷投下作戦にも触れている(USSBS/Mining Mission No44)。(B-29機雷投下作戦については『米軍資料 日本空襲の全容 マリアナ基地B29部隊』東方出版 により確認することができる。)

・『米海軍機動部隊艦載機の岡山県南空襲』岡山空襲資料センターブックレット7、日笠俊男著 は、1945年7月24日の岡山空襲が、第85戦闘爆撃隊によるものであることを指摘し、第1攻撃目標の美保基地が天候不良のため引き帰した航路での攻撃であったことを、戦闘報告書の読解により明らかにしている。


2015.2.5追記
・米国戦略爆撃調査団文書(RG243)(19925)、目標情報:航空写真(Entry72)(4)
「Photos Nos. 1 to 2950, incomplete, and Takamatsu, Tachikawa emergency landing grounds (Joint Target Group numbers). (Cont.)」 http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/4011093
上記データ中 393コマに「2621MIHO」397コマに「2626YONAGO」空襲資料としての航空写真あり。写真裏の日付は4月13日。

2015.6.25追記
・米国戦略爆撃調査団文書「JAPANESE AIRFIELDS」Japanese airfields data, 16 February 1945. Report No. 9-a(52), USSBS Index Section 6  http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/4009764/206  がある。
上記データ中 10コマ ARAGAWA(Shingawa)、196コマ MATSUE、206コマ MIHO(Tottori)、415コマ YONAGO、418コマ YUMACHI(Tamatsukuri)の記事があり、偵察飛行による写真撮影の解析結果の一覧、飛行機の機種と機数がリスト化されている。偵察飛行の実施日の記事あり。

2015.3.10追記
・「連合国海軍による日本本土攻撃」のサイト  http://mt1985.cocolog-nifty.com/naval_strike/2014/07/728-am-vbf-8550.html
に、7/28am VBF-85♯50シャングリラ戦闘爆撃隊の鳥取・大山口列車空襲 の戦闘報告書にかんする翻訳が掲載されている。


・国立公文書館 アジア歴史資料センター 所蔵資料「昭和二十年 空襲被害状況報告」 http://www.jacar.go.jp/DAS/meta/image_A06030086800?IS_STYLE=default&IS_KIND=SimpleSummary&IS_TAG_S1=InfoD&IS_KEY_S1=%E7%A9%BA%E8%A5%B2%E8%A2%AB%E5%AE%B3%E7%8A%B6%E6%B3%81%E5%A0%B1%E5%91%8A&IS_LGC_S32=&IS_TAG_S32=&
上記資料は当時の各地方検事正より、司法大臣宛に報告されたもの。この中の100コマ~102コマが鳥取地方裁判所検事正報告。7月28日の空襲、特に大山口列車空襲の詳細な報告がみえる。 また、109~110コマが松江地方裁判所検事正からの報告。この報告で7月24日・25日空襲の概要がわかる。
この「空襲被害状況報告」を 米軍 action reports と対比的に読むことにより、米子地方の空襲をより的確に把握することができる。

・国立公文書館デジタルアーカイブで、全国主要都市戦災概況図「戦災状況図 米子」 http://www.digital.archives.go.jp/gallery/view/detail/detailArchives/0000000609  をみることができる。この戦災状況図は、第一復員省資料課によって作成された。ただし、3日間にわたる空襲を、7月25日として報告している点、2626yonago と駅周辺だけが描かれ、美保基地の情報がないことに注意が必要。
回答プロセス
(Answering process)
事前調査事項
(Preliminary research)
NDC 
参考資料
(Reference materials)
「伯耆文化研究」第12号
『米海軍機動部隊艦載機の岡山県南空襲』岡山空襲資料センターブックレット7
『米軍資料 日本空襲の全容 マリアナ基地B29部隊』
キーワード
(Keywords)
美保基地
三柳飛行場
米子市 空襲
米海軍機動部隊
照会先
(Institution or person inquired for advice)
寄与者
(Contributor)
備考
(Notes)
調査種別
(Type of search)
文献紹介
内容種別
(Type of subject)
郷土
質問者区分
(Category of questioner)
社会人
登録番号
(Registration number)
1000164760解決/未解決
(Resolved / Unresolved)
解決