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レファレンス事例詳細(Detail of reference example)

[転記用URL] http://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=ref_view&id=1000164044
提供館
(Library)
大阪府立中央図書館 (2120005)管理番号
(Control number)
6001005482
事例作成日
(Creation date)
2015/12/10登録日時
(Registration date)
2014年12月05日 00時30分更新日時
(Last update)
2016年03月06日 00時30分
質問
(Question)
旧日本軍・帝国海軍の艦艇の戦後のサルベージや解体について調査・研究を行っております。

大阪府立図書館の蔵書で、上記テーマについて記載のある図書や雑誌、論文、新聞記事等はございますでしょうか。
また特に調査済み資料の項目に記載している様な書籍以外に個人の論文や手記の様なものが有れば、御教示頂きたく思います。

また大阪府立図書館に無くても、国立国会図書館やどこかの図書館にこう言った資料があるかもしれない、と言った情報もお持ちであれば、併せて御教示をお願い致します。

尚、軍艦だけでなく一般的な船舶の解体に関する同様の資料・書籍等もございましたら、御教示ください。

以下の図書、雑誌記事、新聞記事は読みました。
船舶解体 / 佐藤正之
技術者達の敗戦 / 前間孝則
戦艦大和の遺産 上下巻 / 前間孝則
あっと驚く船のリサイクル / 大内健二
海市のかなた / 青山淳平
戦時艦船喪失史
日本海軍史 第四巻・第七巻
海軍艦艇史
日本海軍艦艇総覧

(雑誌) ファイナンス / 1973.11 9巻8号 艦艇解撤
(雑誌)海運 / 686号 わが国の船舶解撤事業の現況と問題点
(雑誌)海運 / 841号 ベトナム船舶解体事業の現状について
(雑誌)海運 / 921号 海運市況 売船現場から見た解体船マーケット
(雑誌)太陽 / 469号 老朽船よ、永遠に
回答
(Answer)
まず、府立図書館の蔵書を、件名=”海軍‐日本”×”軍艦”等で検索した結果、次の資料にあたってみました。

『写真日本海軍全艦艇史上巻 資料篇』 (福井静夫/著 ベストセラーズ 1994.12 ) 【A556/722N/】個人禁
主要艦艇艦歴表、主要艦艇要目表、主要艦艇艦型比較図総索引が載っており、解体や除籍の日付、あるものは場所(川崎造船所で解体完了、など)が掲載されています。

『聯合艦隊軍艦銘銘伝』 (片桐大自/著 光人社 1988.6) 【397/5/】貸出可
軍艦の銘に重点を置いた資料ですが、艦が転用されたり廃艦されたりする記述もあります。

『昭和軍艦概史 3』 (福井静夫/著 出版協同社 1961) 【582/271/#】
第10章国内処分 p.193-207
1解体 
2港湾施設への利用
(3思い出の艦艇)

などがあり、そこに掲載されている表(『第20表 解撤艦艇』p.193)の出典が、「昭和産業史 第3編」となっており、当館に所蔵がありましたので内容を確認しました。

『昭和産業史 第1巻』 (東洋経済新報社/編 東洋経済新報社 1950)【502/T1/2】 個人禁
第三篇 第二章 舊海軍造船事業 p.466-506
うち 五、造艦事業の終焉と解体 p.505-506に
「…行動可能の既成艦は復員輸送及び掃海業務に就いた上、昭和二十二年六月以来連合国へ処分され、そのうちの一部は、さらに我が国で解体された…」等の記述があります。
p.8の記述に拠ると、二章の執筆者は「牧野茂 福井静夫」となっています。

福井静夫氏については、すでに2点をご紹介しましたが、改めて牧野氏について調査しました。

『牧野茂艦船ノート』(牧野茂/著 出版協同社 1987)【762/157/#】
しかし、目次には解体に関係するような項目は見当たりませんでした。

次に、雑誌『船の科学』(国土交通省海事局、1-54巻(1948-2001年で休刊)の記事を探しました。(2015/12/10現在)

国立国会図書館デジタルコレクションでは「国立国会図書館/図書館送信限定」ではありますが、インターネットで目次までご覧いただけます。

デジタルコレクションを検索したところ、該当すると思われる記事が3点がありました。
「呉畜沈没艦艇の引揚作業並概略」(北村源蔵/著 1(2) 1948 p.13-15)
呉周辺の浅海に着底沈没している旧海軍の主な艦船をサルベージ記録。沈没状態を示す簡単な図あり。
「艦艇の解撤」(松尾進/著 3(1) 1950 p.4-6写真、18-21本文)
巻頭グラビア3ページにモノクロ写真あり。巡洋艦鹿島5点、航空母艦笠置5点、同天城4点の解体経過写真が掲載。どれも引きの写真のため細部は不明。
「フィリッピンにおける賠償による沈没船舶の引揚について」(小糸良夫/著 6(11) 1953 p.24-25)
賠償交渉の状況、沈没船の状況・引き揚げ作業、特に金華丸の現状写真4葉と図、今後の見通しについて。

当館は、図書館向けデジタル化資料送信サービスの参加館のため、登録利用者に限り閲覧・複写が可能です。
原誌も15巻(1)から54巻(12)(1962-2001年)まで、一部欠号はありますが所蔵しています。各12号には各巻の「内容索引」がありますが、「船の科学項目別総目次集」は所蔵していません。

当館では所蔵しておりませんが、次の資料も関連する内容かと思われます。

『丸』(潮出版 68(11) 2015.11 p.39-45)
写真で見る連合艦隊の最後(1) 旗艦「大淀」最後の威容
・モノクログラビアに12葉、終戦時呉で転覆沈没していた軽巡洋艦大淀の戦後サルベージ後、ドック入りの写真掲載。
・水線下損傷を塞ぎ、排水後浮揚したと思われる補修跡が確認できる。
・艦体の構造物をほとんど撤去せずに、浮揚曳航したと推定できる細部写真あり。
・クレーンによるつり上げで機銃の取り外している写真2葉あり。
・「註」に、「本邦初公開の写真あり」とのこと。

また、国立国会図書館「レファレンス協同データベース」によると以下の事例が見つかりました。(2015/12/10現在)
http://crd.ndl.go.jp/reference/

「日本海軍の軍艦を調べる」(2015/12/10現在)
http://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=man_view&id=2000001890

「昭和45年頃にあった戦艦陸奥の引き揚げについて記録された資料はあるか?」(2015/12/10現在)
http://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=ref_view&id=1000137527

[事例作成日: 2015年12月10日]
回答プロセス
(Answering process)
事例公開後、2015年6月25日付でサポーター様から情報提供いただいたため、修正。
事例公開後、2015年10月13日付でサポーター様から情報法提供をいただいたため、再修正。
事前調査事項
(Preliminary research)
NDC
各種の船舶.艦艇  (556 8版)
参考資料
(Reference materials)
写真日本海軍全艦艇史 上巻 福井/静夫∥著 ベストセラーズ (資料篇)
聯合艦隊軍艦銘銘伝 片桐/大自∥著 光人社
昭和軍艦概史 3 福井/静夫∥著 出版協同社 (193-207)
昭和産業史 第1巻 東洋経済新報社∥編 東洋経済新報社 (166-506)
船舶解体 佐藤/正之∥著 花伝社 (237-266、300-302)
丸 (潮出版 68(11) 2015.11 (39-45)
http://dl.ndl.go.jp/  (国立国会図書館「デジタルコレクション」2015/12/10現在))
http://crd.ndl.go.jp/reference/  (国立国会図書館「レファレンス協同データベース」(2015/12/10現在))
http://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=man_view&id=2000001890  (日本海軍の軍艦について調べる(2015/12/10現在))
http://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=ref_view&id=1000137527  (昭和45年頃にあった戦艦陸奥の引き揚げについて記録された資料はあるか?(2015/12/10現在))
キーワード
(Keywords)
照会先
(Institution or person inquired for advice)
寄与者
(Contributor)
レファレンス協同データベースサポーター
備考
(Notes)
調査種別
(Type of search)
文献紹介
内容種別
(Type of subject)
出版情報
質問者区分
(Category of questioner)
個人
登録番号
(Registration number)
1000164044解決/未解決
(Resolved / Unresolved)
解決