○『下學集』 寛文9年=1669(A) 文安3年=1444序(C)
○『白石紳書』不明 別書名:『紳書』 (B) (C :3巻 P478「紳書」参考文献にあがる『森銑三著作集11』P53-57「「紳書」についての疑問」に成立年代についての推論記述あり )
○『倭訓栞』安永6年=1777(A) 安永6年(1777)~明治20年(1887)まで断続的に刊行(C)
○『貞丈雑記』(ていじょうざっき) 宝暦13年(1763)以降 (B)(E:「校注者凡例」 「現本は(中略)宝暦13年から天明4年の間(1763ー1784)に記した雑録を天 保14年(1843)に(中略)編集刊行 天保14年(1843)6月5日刊行(C)
○『新猿樂記』(しんさるがくき) 康平(1058-1065)頃? (B)(D:2巻 P59-60「新猿樂記」) 平安後期(C)
○『壒褱抄』(あいのうしょう)素問:文安2年(1445) 緇問:文安3年(1446)(B) 正保3(1646)刊(C)
○『遷幸反閇次第』(『遷幸反閇作法図』(ぎょうこうへんぱいさほうず)の別名)不明 (B:「遷幸反閇作法図」の項目に記載なし )(D:8巻 「遷幸反閇作法図」P303「内容から推して、本文は鎌倉時代末にはすでに成立していたのではなかろうか」)
○『東山殿年中行事』文明18(1486)~永正3(1506)年の間 別書名:『慈照院殿年中行事』 (D:3巻 P138「慈照院殿年中行事」(じしょういんでんねんちゅうぎょうじ))
参考資料
A:『日本史年表・地図』吉川弘文館 2014
B:『国書総目録』岩波書店 1989
C:『日本古典文学大辞典』岩波書店 1983
D:『群書解題』続群書類従完成会 1986
E: 『貞丈雑記』平凡社 1985
※その後下記の情報提供をいただきました。(2015/3/17)
日本古典籍総合目録データベース
http://base1.nijl.ac.jp/~tkoten/about.html「このデータベースは、日本の古典籍の総合目録です(一部、漢籍・明治本を含みます)。
『国書総目録』(岩波書店刊)の継承・発展を目指して構築した、いわば「新国書総目録」
ともいうべきもので、古典籍の書誌・所在情報を著作及び著者の典拠情報とともに提供します。」
「書誌・所在情報は、古典籍総合目録データ(『古典籍総合目録』(当館編, 岩波書店刊1990)
所収データを含みます)の他に、当館所蔵の和古書目録データ・マイクロ資料目録データを
収録しています。」