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レファレンス事例詳細(Detail of reference example)

[転記用URL] http://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=ref_view&id=1000162145
提供館
(Library)
沖縄県立図書館 (2110045)管理番号
(Control number)
1000000806
事例作成日
(Creation date)
2014/11/13登録日時
(Registration date)
2014年11月14日 00時30分更新日時
(Last update)
2014年11月14日 07時48分
質問
(Question)
久米島切手について、発行の理由と使われ方を知りたい。
回答
(Answer)

『沖縄大百科事典 上 ア~ク』(沖縄大百科事典刊行事務局 編、沖縄タイムス社、1983.5)
p976 「久米島切手」の項目で、「1945年(昭和20)10月から46年5月まで久米島で発行された最初の暫定切手。45年6月の米軍占領後、日本切手は廃止され、10月に郵便業務が再開されたとき、喜久里郵便局長のデザインにより作成された。」の記述がある。


『元逓信従業員沖縄戦記』([喜久里教文 著]、久米島郵便局、1951.4)
目次19 「切手発行」の項目で、「謄写版切手の発行」の項目で、p40 「郵便局復活の交接を受けた時、封書の郵便料金はどの程度が適当かときかれたので、私は戦前の七銭をそのまゝ答えた。「それではその切手の図案を明後日までに提出せよ」との命を受けたが私はこんな事には全然経験はない。仮に意匠と図案が出来たとしても之を印刷する設備もない。大へん困った揚句之等の点を考慮に入れて(図1)といふ図案を提出した。之を米軍が訂正して(図2)謄写して来たので局で局長印を押捺して発行した。」の記述がある。
※②の資料と同様の記述のある資料
③『久米島紙幣と切手』(川出 博章 著、緑の笛豆本の会、1994.6)p37-44
④『占領下・戦後初期沖縄郵便史』(斎藤 彰男 著・刊、1997.5)p39-42


『青い海 第2巻第9号(通巻第17号)』(青い海出版社 [編]・刊、1972.10)
p20-23 「琉球切手は語りつづける 園山精助」の項目で、p21 「一九四五年六月末、米軍によって占領された久米島は、それまで島にあった郵便局が三つとも空襲で焼けてしまい、郵便業務はまったくストップしてしまった。そこで戦争がおわった時の日本の料金、七銭の切手をつくることになったが、印刷所もないし、思いあまった末、トウシャ版印刷という世界でも珍しい切手が登場した。この年の十月一日のことである。」の記述がある。
※⑤の資料と同様の記述のある資料
⑥『沖縄切手のふるさと』(月刊青い海編集部 編、高倉出版会、1973.3)p9-13


『沖縄の証言 上』(沖縄タイムス社 編・刊、1971.5)
p168 「十月一日に郵便局が開局すると、喜久里氏は『新切手のデザインを提出するように』との米軍の指示をうけた。喜久里氏のデザインは日本語で書かれていたが、ローマ字に直して、クラッチフィールド海軍二等兵曹が通常のタイプライターで謄写印刷紙にタイプした。タイプ用紙に謄写された切手を、開局四日あとに喜久里氏が受け取り、郵便局長の朱印を押して有効とされた。」の記述がある。


『オキナワグラフ 1984年7月号?12月号(第290号?第295号)』(オキナワグラフ社 編・刊、1984.7?12)
第293号p12-13 「幻の久米島切手 琉球切手コレクター 金城康全さん」の記事で、p12 「沖縄にはまぼろしの久米島切手というのがある。一九四五年十月から翌四六年五月まで久米島で発行された最初の暫定切手のことである。一九四五年六月の米軍占領後、日本切手は廃止され十月に郵便業務が再開されたとき、喜久里郵便局長のデザインにより作成された。」の記述がある。


『沖縄逓信博物館(OKICOMM)展示ガイド』(沖縄逓信博物館 沖縄総合通信事務所 編 、沖縄逓信博物館、2001.1序)
p17 資料②と同様の内容と、久米島切手の公印と久米島切手のエンタイヤ等の写真がある。


『沖縄コンパクト事典』(琉球新報社 編、琉球新報社、2003.3)
p154 「一九四五年一○月から四六年五月まで、久米島で米軍指揮官の命令で発行された初の暫定切手。縦二五・五㍉、横三八㍉。喜久里教文久米島郵便局長のデザイン。KUMESHIMA、7SENの文字を入れ、局長印が押されている。」の記述がある。
回答プロセス
(Answering process)
事前調査事項
(Preliminary research)
NDC
産業  (6 9版)
参考資料
(Reference materials)
1 沖縄大百科事典 上 ア-ク 沖縄大百科事典刊行事務局∥編 沖縄タイムス社 1983.5 K03/O52/1 p976
2 元逓信従業員沖縄戦記 [喜久里教文∥著] 久米島郵便局 1951.4 K96/KI29 目次19
3 久米島紙幣と切手 川出 博章∥著 緑の笛豆本の会 1994.6 K337/KA93 p37-44
4 占領下・戦後初期沖縄郵便史 斎藤 彰男∥著 斉藤 彰男 1997.5 K69/SA25 p39-42
5 青い海 第2巻第9号(通巻17号) 青い海出版社∥[編] 青い海出版社 1972.10 K05/A52/17 p20-23
6 沖縄切手のふるさと 月刊青い海編集部∥編 高倉出版会 1973.3 K69/O52 p9-13
7 沖縄の証言 上 沖縄タイムス社∥編 沖縄タイムス社 1971.5 K207/O52/1 p168
8 オキナワグラフ 1984年7月号?12月号(第290号?第295号) オキナワグラフ社∥編 オキナワグラフ社 1984.7?12 K05/O52 第293号p12-13
9 沖縄逓信博物館(OKICOMM)展示ガイド 沖縄逓信博物館∥[編] 沖縄総合通信事務所∥[編] 沖縄逓信博物館 [2001.1序] K69/O52 p17
10 沖縄コンパクト事典 琉球新報社∥編 琉球新報社 2003.3 K03/R98 p154
1 琉球郵政事業史 沖縄郵政管理事務所∥編 丸正印刷所 1974.3 K69/O52 p441-442
2 現行法規(郵便條例) 明治20年 K69/G34 p4-6
キーワード
(Keywords)
照会先
(Institution or person inquired for advice)
寄与者
(Contributor)
備考
(Notes)
調査種別
(Type of search)
事実調査
内容種別
(Type of subject)
郷土
質問者区分
(Category of questioner)
社会人
登録番号
(Registration number)
1000162145解決/未解決
(Resolved / Unresolved)
解決