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レファレンス事例詳細(Detail of reference example)

[転記用URL] http://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=ref_view&id=1000159451
提供館
(Library)
豊中市立図書館 (2310050)管理番号
(Control number)
6000017781
事例作成日
(Creation date)
2014/08/08登録日時
(Registration date)
2014年09月06日 00時30分更新日時
(Last update)
2014年11月28日 16時44分
質問
(Question)
祖父の遺品である金属製のコーヒーメーカーがどのくらい古いものか知りたい。自身も後期高齢者なので、100年ほど前のものかもしれないと思っている。そのものでなくてもいいので、コーヒーメーカーの歴史が書かれた本はあるか。
回答
(Answer)
『この一冊ですべてがわかる 珈琲事典』などにコーヒーを淹れるための器具の簡単な歴史があり。お探しのものかどうかは確定できず。UCCコーヒー博物館をご紹介した。

後日、利用者が来館され、UCCコーヒー博物館で、パーコレーターであることやおおまかな製作時期等判明した旨お知らせいただいた。
回答プロセス
(Answering process)
事物起源(031)383(食文化)619(コーヒー)などの書架を探すが、コーヒー器具の歴史について書かれた本は見当たらず。
『新・食品事典14 料理器具』(真珠書院)p111-112「サイフォン」には、コーヒーを沸かす器具で真空ろ過法という原理を用いているとあり、3種類のサイフォンのイラストのうち、ひとつが持参された写真に似ている。また材質には金属製とガラス製があり、後者のほうが一般に普及しているとのこと。

次いでレファレンス協同データベースで「コーヒー」を検索。大阪市立中央図書館の事例「サイフォン式とはどのような方法か」 http://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=ref_view&id=1000058285  「インスタントコーヒーの発明者について」 http://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=ref_view&id=1000070650  、およびGoogle books を参照しつつ、当館所蔵資料の内容を確認する。

『人類の歴史を変えた発明1001』(ゆまに書房)p309に「ソーダ・サイフォン」p548に「コーヒーフィルター」の発明についての記載があり。
『食の社会学』(文芸春秋)コーヒーの歴史について記載あり。
『酒・たばこ・コーヒー』(女子栄養大学出版部)コーヒーの歴史、インスタントコーヒーの発明について記載あり。
『まるごとわかる「モノ」のはじまり百科 1 食べ物・飲み物』(日本図書センター)p16-17にはコーヒー・喫茶店の歴史のほか、コーヒーのいれ方としてサイフォン・パーコレーター・ペーパーフィルターなどの方法の紹介があり。児童向け。
雑誌「Discover Japan」2013年12月号p70-72「日本人は如何にしてコーヒーにハマっていったのか?」にはコーヒーにまつわるさまざまな逸話や年表があり。
しかしいずれもコーヒーメーカーの発明については記載なし。

『暮らしと生活用品 ゆっくり暮らす、じっくり選ぶ』(枻出版社)p38-39「『コーノ式』ドリッパーで淹れるおいしいコーヒー」には、現在の珈琲サイフォン株式会社(当時は島屋商事)の初代社長河野彬氏が大正13年にコーヒーサイフォンを考案したとの記載があり。
『知識ゼロからのコーヒー入門』(幻冬舎)p121-123「コーヒー抽出器具の開発史」には、河野彬氏の抽出器具考案についての詳しい記載があり。ロートとフラスコが左右に分かれていたナピア式抽出器を応用し、1925(大正14)年に上部がロート、下部がフラスコの「河野式茶琲(ちゃひい)サイフォン」という商品を発売したとのこと。

『この一冊ですべてがわかる 珈琲事典』(新星出版社)p58-59「サイフォン」には、初期のサイフォンは2つのポットを横に並べていたが、20世紀にアメリカや日本で、現在普及しているような縦型が考案されたとの記載があり、コーヒーサイフォンの歴史をしるした年表もあり。またp62-63に「パーコレーター」の項があり、19世紀初頭にアメリカで生まれ、西部開拓時代のアメリカでアメリカンコーヒーとともに普及したとあり。p63にUCCコーヒー博物館所蔵の古い時代の銅製パーコレーター(ランプ付き)の写真があり、利用者の持参された写真に似ている。
『新・食品事典14 料理器具』を再度確認するが、パーコレーターについてはp230に記載があるものの、歴史についてはふれていない。
UCCコーヒー博物館のサイト http://www.ucc.co.jp/museum/  によると、同館は神戸市中央区にある。利用者にご紹介したところ、行ってみられるとのこと。

なお、当館所蔵の下記の本には、コーヒーを淹れるための器具についての記載はなかった。
『珈琲遍歴』(旭屋書店)
『明治事物起源事典』(柏書房)
『舶来事物起源事典』(名著普及会)
『年表で見るモノの歴史事典』上下(ゆまに書房)*上にコーヒー関連年表があり
『事物起源事典 衣食住編』(東京堂出版)
『コーヒー伝播史』(いなほ書房)
『コーヒー「こつ」の科学』(柴田書店)
『コーヒー学のすすめ』(世界思想社)
『キッチンの歴史 料理道具が変えた人類の食文化』(河出書房新社)

また大阪府立図書館・堺市立図書館から下記の本を借用して内容を確認したが、コーヒーを淹れるための器具、特にパーコレーターについての詳しい歴史は発見できず。
『コーヒーの歴史』(河出書房新社)
『ロマンス・オブ・コーヒー』技術編・歴史編・文化編(いなほ書房)
『日本コーヒー史』上下(全日本コーヒー商工組合連合会)
『日本食文化人物事典 人物で読む日本食文化史』(筑波書房)
事前調査事項
(Preliminary research)
NDC
食品.料理  (596 9版)
参考資料
(Reference materials)
『珈琲事典』新星出版社編集部/編(新星出版社)
キーワード
(Keywords)
コーヒー(コーヒー)
料理器具(リョウリキグ)
歴史(レキシ)
サイフォン(サイフォン)
照会先
(Institution or person inquired for advice)
寄与者
(Contributor)
備考
(Notes)
調査種別
(Type of search)
文献紹介
内容種別
(Type of subject)
その他
質問者区分
(Category of questioner)
一般
登録番号
(Registration number)
1000159451解決/未解決
(Resolved / Unresolved)
解決