レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2014年03月04日
- 登録日時
- 2014/07/31 16:22
- 更新日時
- 2014/07/31 16:22
- 管理番号
- 福井県図20140304-1
- 質問
-
未解決
退職金の金額の多寡が離職率に与える影響について論じた論文はないか。
退職金制度の有無が離職率に与える影響について論じたものなら見たことがある。
- 回答
-
お探しのものを発見することはできませんでした。
- 回答プロセス
-
1. CiNiiで「退職金 離職率」をキーワードに検索
矢田部光一「日本的雇用システムと報酬マネジメント」(「政経研究」 第49巻第3号 2013.1日本大学法学部)
http://ci.nii.ac.jp/naid/110009544919 ・・・概論的な論文。
2. 自館蔵書検索で「退職 離職」をキーワードに検索。→ヒットせず。
3. 自館蔵書検索で「退職金」をキーワードに検索→産労総合研究所/編『退職金・年金・高齢者賃金 現状分析』2008年 2008.7 経営書院
ISBN:978-4-86326-025-2 →退職金制度についての解説は詳しい。
4. 自館蔵書検索「離職」をキーワードに検索→見波利幸著『新入社員早期離職防止のためにできること』2008.7 税務経理協会
ISBN:978-4-419-05134-1→早期離職者が賃金に不満を抱いているということはわかるが、退職金についての記述はない。
質問者が「早期退職勧奨制度」が離職者を増やす要因となることについて調査している可能性を視野にアプローチを変える。
5. 自館蔵書検索「退職」で検索
(ア)早期退職の経済学(「日経ビジネス」2012年6月18日号)「割増金など条件次第では今が「最後の辞め時」?」という記事p.34-35あり。
(イ)徳住堅治・著『解雇・退職』(シリーズ働く人を守る)ISBN:978-4-502-05140-1→p.174に「退職金の上積み・早期退職優遇制度」について簡単な解説あり。
【質問に合致するものではなかったが、内容を確認した資料】
(ウ)大橋勇雄・中村二朗著『労働市場の経済学』2004.12 有斐閣 ISBN:4-641-16228-X
(エ)村上由紀子著『技術者の転職と労働市場』2003.9 白桃書房 ISBN:4-561-26391-8
(オ)鶴光太郎・樋口美雄・水町勇一郎編著『労働市場制度改革』2009.3 日本評論社 ISBN:978-4-535-55578-5
6.福井県政策統計・情報課に協力依頼「退職金の金額と離職率の相関がわかる統計データはあるか」
【以下、回答引用】
(1)退職金に関する統計はhttp://www.stat.go.jp/library/faq/faq16/faq16c08.htmご覧ください。
(ア)【就労条件総合調査】
調査名をクリックすると調査ページに飛びます。調査の結果に「統計表一覧」がありますので、そこから各年の調査結果が見られますが、
毎年退職金について調査を行っているわけではないので、一つ一つ中身を見ていくしかありません。
(イ)【賃金事情等総合調査】
平成23年賃金事情等総合調査(確報)
○「平成23年退職金、年金及び定年制事情調査」
集計表 第12表
なお、福井県では、退職金に関する調査は行っていません。
(2)離職率に関する統計について
毎月勤労統計調査に離職率が記載されており、国、県レベルで調べることができます。
国はhttp://www.e-stat.go.jp/SG1/estat/eStatTopPortal.do
県はhttp://www.pref.fukui.lg.jp/doc/toukei-jouhou/maikin/maikin.html
から調べることができます。
- 事前調査事項
- NDC
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- 労働経済.労働問題 (366 8版)
- 参考資料
- キーワード
- 照会先
-
- 福井県総務部政策統計・情報課
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000157198