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レファレンス事例詳細(Detail of reference example)

[転記用URL] http://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=ref_view&id=1000157131
提供館
(Library)
福井県立図書館 (2110037)管理番号
(Control number)
福井県図20131204-1
事例作成日
(Creation date)
2013年12月04日登録日時
(Registration date)
2014年07月31日 14時29分更新日時
(Last update)
2016年03月04日 16時01分
質問
(Question)
・漢尚方辟邪鏡という鏡について解説のある資料はあるか。
明治の書家西脇呉石氏の臨書で、漢尚方辟邪鏡銘と題した書があるが、この鏡の銘文を知りたい。
漢の尚方局で作られた鏡の一つだと思うが、ネット上や図書資料の検索でも出てこない。

「尚方作竟佳且好白帝○○居中道家室富昌宜孫子○為身保」「加藤君博○」 ○の部分が読めない。

・この鏡を始め、こういった古代の鏡の銘文について詳しい資料があるか。
回答
(Answer)
・鏡銘については、福井県立若狭図書学習センター所蔵資料『古鏡銘文集成』三木太郎/著 新人物往来社 1998年刊(210.02/ミキ:2011061286)p259に記載あり(下記)、本銘文については書き下し文の記載もあるが、写真図版はなし。
本書文中に、本銘文の出典は『漢魏碑文金文鏡銘索引―金文・鏡銘・墓誌銘・磚文篇』(内野熊一郎編、極東書店、1972年刊)p478とあるが、当館未所蔵。

尚方作竟(=鏡)佳且好、白乕(=虎)辟邪居中道、家室富昌冝孫子、以爲身保

・西脇呉石氏の書については、当館蔵書では記載資料を発見できず。そのため「加藤君博」の次の文字は不明。

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2016年2月、レファ協サポーターの方から情報提供いただきました。

横浜ユーラシア文化館の下記サイトに関連情報がありました。

横浜ユーラシア文化館  http://www.eurasia.city.yokohama.jp/

漢三國西晉鏡銘集成
http://www.eurasia.city.yokohama.jp/database/kyomeishusei.html

http://www.eurasia.city.yokohama.jp/database/kyomeishusei_03.pdf
p.38
《漢三國西晉鏡銘集成 00199》 ◆『後漢鏡銘集釋五二五』◆
〔盤龍鏡〕[盤龍鏡] <資料:金索六「漢尚方辟邪竟」>
◎尚方作竟佳且好。白乕辟耶居中道。家室富昌冝孫子。以爲身保。

また、勝山城博物館サイトの西脇呉石コレクションに
解像度が高くありませんが「隷書 漢尚方辟邪鏡銘」の
画像が公開されていました。

勝山城博物館  http://www.katsuyamajyou.com/
当館のコレクション
http://www.katsuyamajyou.com/collection.html

西脇呉石コレクション
隷書 漢尚方辟邪鏡銘
http://www.katsuyamajyou.com/sakuhekijya.JPG
回答プロセス
(Answering process)
1.「辟邪」の意味を調べる→「古代中国の想像上の動物。」(出典:『日本国語大辞典』小学館)

2.OPACで「中国鏡」「古鏡」「銅鏡」などでかけあわせ検索し、資料内容を確認する→1件ヒット
 『古鏡銘文集成』三木太郎/著 新人物往来社 1998年刊(210.02/ミキ:2011061286)p259に該当事項の記載あり(下記)、書き下し文の記載もあり。本書文中に、本銘文の出典は『漢魏碑文金文鏡銘索引―金文・鏡銘・墓誌銘・磚文篇』(内野熊一郎編、極東書店、1972年刊)p478とあるが、当館未所蔵。

尚方作竟(=鏡)佳且好、白乕(=虎)辟邪居中道、家室富昌冝孫子、以爲身保

3.OPACで西脇呉石著作を探す→当館所蔵1冊のみ。
 『呉石書画集』呉石書画集 西脇静/著 臨池会1934年刊・・・他の鏡銘の書も数点収録されているが、該当書の記載無し。

4.中国語原書書架をブラウジング →該当銘文の記載なし。

5.調査済資料一覧
『図説*中国古代銅鏡史』孔祥星/著 復刻 中国書店 2001年刊・・・文様・銘文両方の記載あり。
『古鏡』(2冊組)樋口隆康/著 新潮社 1979年刊・・・写真図版多数。文様の説明が主体。
『日本の原始美術 8(古鏡)』講談社 1979年刊・・・写真図版多数。文様の説明が主体。
『古鏡集成』宮内庁書陵部陵墓課/編 学生社 2005年刊・・・写真図版多数。巻末に簡易な説明あり。
『古鏡 出土品展示目録』宮内庁書陵部 宮内庁書陵部 1992年刊・・・写真図版多数。銘文記載少しあり。
『古鏡』小林行雄/著 新装版 学生社 2000年刊・・・銘文の説明は少ない。
『国立歴史民俗博物館研究報告 第55集』国立歴史民俗博物館/編 国立歴史民俗博物館 1993ン年刊・・・日本出土鏡に関する論文集。銘文の説明は少ない。
『東亜古文化研究』原田淑人/著 座右宝刊行会 1944年刊・・・文様についての論文あるが、銘文はなし。
『支那考古学論攷』梅原末治/著 弘文堂書房 1944年刊・・・文様の説明が主体。銘文も少しあり。

以下、原文中国語
『故宮銅鏡特展圖錄』國立故宮博物院編輯委員會/編輯 國立故宮博物院 1986年刊・・・写真図版多数。銘文も一部記載あり。
『中国文物精华大辞典(青铜卷)』国家文物局/主编 上海辞书出版社 1995年刊・・・p315-317に、漢代の鏡の写真・説明あり。
事前調査事項
(Preliminary research)
NDC
日本史  (210 8版)
金工芸  (756 8版)
参考資料
(Reference materials)
キーワード
(Keywords)
照会先
(Institution or person inquired for advice)
寄与者
(Contributor)
備考
(Notes)
調査種別
(Type of search)
事実調査 所蔵調査
内容種別
(Type of subject)
質問者区分
(Category of questioner)
社会人
登録番号
(Registration number)
1000157131解決/未解決
(Resolved / Unresolved)
未解決
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