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レファレンス事例詳細(Detail of reference example)

[転記用URL] http://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=ref_view&id=1000156461
提供館
(Library)
千葉県立中央図書館 (2120001)管理番号
(Control number)
千県中参考-2014-17
事例作成日
(Creation date)
2014/05/21登録日時
(Registration date)
2014年07月18日 00時30分更新日時
(Last update)
2014年07月18日 09時11分
質問
(Question)
(1)石榑わか子、(2)伊藤簪花という二名の閨秀作家(けいしゅうさっか)の生没年を知りたい。また、(3)岡田正美(明治・大正の国学者)の出身地には様々な説があるようだが、どれが正しいのか。
回答
(Answer)
(1)石榑(いしくれ)わか子の生没年について
「石榑わか子」という人物の生没年はわかりませんでした。但し、石榑わか子は、石榑千亦の変名という説があるようです。石榑千亦の三男である五島茂氏が、千亦本人から聞いた話として下記資料に説明されています。主要な人物事典によれば、石榑千亦の生没年は、1869年(明治2)8月26日~1942年(昭和17)1月8日です。
【資料1】『明治女流作家論 新訂』(塩田良平著 文泉堂出版 1983 シリーズ・近代文学研究)p210
【資料2】『日本現代文学全集 10 樋口一葉集』(伊藤整[ほか]編集 講談社 1980)p424

(2)伊藤簪花の生没年について
人物事典や女流文学に関する資料を調べましたが、生没年はわかりませんでした。彼女の作品としては、次のようなものがあります。
雑誌『婦女雑誌』に掲載の「源氏物語大意」。
雑誌『文芸倶楽部』明治28年12月「閨秀小説」号に掲載の「村時雨」。
「村時雨」に対する批評が、『明治女流作家論 新訂』(塩田良平著 文泉堂出版 1983 シリーズ・近代文学研究)p205に抜粋されています。
その他、国立国会図書館サーチで「簪花女史」を検索すると、雑誌収録の著作が数点ヒットします。

(3)岡田正美(おかだまさよし)の出身地について
主要な人物事典を調べましたが、複数の説があり、出身地を特定できるような情報には至りませんでした。「岡田正美」の見出しを挙げている資料、並びに記載されている出身地は次のとおりです。

『コンサイス日本人名事典』(東京 2009)→北海道生まれ。
『日本近代文学大事典 第1巻』(日本近代文学館編 講談社 1977)→東京生まれ。
『講談社日本人名大辞典』(上田正昭[ほか]監修 講談社 2001)→長野県生まれ。
『大正過去帳 物故人名辞典』(稲村徹元[ほか]共編 東京美術 1973)→長野県生まれ。
回答プロセス
(Answering process)
下記の人物事典を調べました。
『人物レファレンス事典 文芸篇』(日外アソシエーツ 2010)
『日本女性文学大事典』(市古夏生編 日本図書センター 2006)
『現代女性作家研究事典』(川村湊編 鼎書房 2001)
『日本作者辞典 辞典叢書』(前島徳太郎編 東出版 1997)
『明治・大正・昭和作家研究大事典』(作家研究大事典編纂会編 桜楓社 1992)
『現代女性文学辞典』(村松定孝編 東京堂出版 1990)
『現代作家辞典』(大久保典夫編 東京堂出版 1982)
『明治大正文学美術人名辞書』(松本竜之助著 国書刊行会 1980)
『近代作家研究事典』(近代作家研究事典刊行会編 桜楓社 1983)
『現代文学鑑賞辞典』(栗坪良樹編 東京堂出版 2002)
『作家の臨終・墓碑事典』(岩井寛編 東京堂出版 1997)
『大往生事典』(佐川章[著] 講談社 1996)

また、自館の蔵書検索で次の件名を検索して関連資料を調べました。
件名「日本文学-作家」and全項目「女性」
件名「日本文学-作家」and全項目「明治」
件名「日本文学-作家」and全項目「近代」
件名「日本文学-作家-辞典」

さらに、Googleブックスで各人の氏名を検索して、下記資料を調べました。
『明治女流作家論 新訂』(塩田良平著 文泉堂出版 1983 シリーズ・近代文学研究)
『日本文壇史 4 回想の文学』(講談社 1995)
『文芸倶楽部 明治編 総目次』(日本近代文学館編 八木書店 2005 DVD版近代文学館7 別冊)
『明治文學全集 81 明治女流文學集』(筑摩書房 1966)
『日本現代文学全集 10 樋口一葉集』(伊藤整[ほか]編 講談社 1980)
『日本文学者評伝集 8 明治女流作家』(塩田良平編 クレス出版 2008)
『樋口一葉論への射程』(高田知波著 双文社出版 1997)
事前調査事項
(Preliminary research)
「閨秀」とは、学問・芸術分野に秀でた女性のことで、女流と同義。
NDC
伝記  (280 9版)
小説.物語  (913 9版)
参考資料
(Reference materials)
【資料1】『明治女流作家論 新訂』(塩田良平著 文泉堂出版 1983 シリーズ・近代文学研究)|9100373147
【資料2】『日本現代文学全集 10 樋口一葉集』(伊藤整[ほか]編集 講談社 1980)|1100305447
キーワード
(Keywords)
閨秀作家(ケイシュウサッカ)
生没年(セイボツネン)
出身地(シュッシンチ)
石榑わか子(イシクレワカコ)
伊藤簪花
岡田正美(オカダマサヨシ)
照会先
(Institution or person inquired for advice)
寄与者
(Contributor)
備考
(Notes)
調査種別
(Type of search)
事実調査
内容種別
(Type of subject)
人物,一般
質問者区分
(Category of questioner)
社会人
登録番号
(Registration number)
1000156461解決/未解決
(Resolved / Unresolved)
未解決