このページではJavaScriptを使用しています。お客様の閲覧環境では、レファレンス協同データベースをご利用になれません。

レファレンス事例詳細(Detail of reference example)

[転記用URL] http://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=ref_view&id=1000153748
提供館
(Library)
福岡市総合図書館 (2210003)管理番号
(Control number)
2014.6-04
事例作成日
(Creation date)
登録日時
(Registration date)
2014年05月27日 11時27分更新日時
(Last update)
2014年06月06日 10時15分
質問
(Question)
羽二重(はぶたえ)とはどういう織物か。
回答
(Answer)
『日本国語大辞典 第10巻 な-はわん』p.1349
羽二重とは「絹布の一種。優良な絹糸で緻密に織り、精練した純白のもの。薄手でなめらかで艶がある」と解説。礼服地、羽織の裏などに多く用いられ、用途は広い。
*その他:「羽二重」の項目の以外に、「羽二重肌」などの”羽二重”がつく言葉の項目も確認できる。

『テキスタイル用語辞典』p.141-142
p.141 「羽二重(はぶたえ)habutai/habutaye/habutae」の項目に解説と、生地の拡大写真がある。非常に柔らかく、握ったり結んだりすると、キュッキュッという絹ならではの摩擦音「絹鳴り」がするのが特徴。一般的には平織りが多く、たて・よこに無(む)撚(よ)りの生糸を使用し、織り上げた後で精錬する後練り織物。地合いを引き締め光沢を出すために、よこ糸を水で湿らせて柔らかくする「湿緯(しめよこ)」という羽二重独特の製織法を用いるとある。
p.142「CORUMN33 羽二重の名前の由来と種類」で素材にまつわる歴史や制作工程などを解説している。「松井機業場(1909)」に写真がある。
*その他:文中に出てくる用語についても、各項目を引くことで理解できる。

『服装大百科事典 下 な-わ』p.107-108
織り方や名前の由来、歴史的な解説等あり。色々な種類の羽二重についてあげ、各々に簡単な解説を付している。

『シルクの科学』p.53-54
「古来、羽二重は滑らかでやわらかい肌触りの代名詞に使われてきた。平織の単純な構造のなかにシルクの持ち味を遺憾なく発揮した後練絹織物である。」とある。「平羽二重」、「綾羽二重」、「朱子羽二重」については解説に加え、写真図版があり、布地の折り目の違いなどが分かりやすい。

『事典絹と木綿の江戸時代』p3,5,12,106
p.12 「素光綢(羽二重)」の項目に名称の由来等について解説あり。
p.106 簡単な解説あり。

『絹の文化誌』p.38-40
「ちりめんと羽二重」で羽二重について解説あり。関連して、幸田露伴の随筆『衣服の話』を引用している。

『新・繊維総合辞典』p.528
「羽二重」の項目で解説あり。

『日本の織物』p6-7
「羽二重」の項目で羽二重にまつわるエピソードが書かれている。写真「白地藍染羽二重訪問着(部分)」あり。


◎『平凡社百科事典 11巻』p1314「羽二重」もあり。この他にも、事典や服飾関係の本に出てきそうだが、今回はこれまでとした。
回答プロセス
(Answering process)
事前調査事項
(Preliminary research)
NDC 
参考資料
(Reference materials)
日本国語大辞典第二版編集委員会, 小学館国語辞典編集部 編 , 小学館. 日本国語大辞典 第10巻 第2版. 小学館, 2001.
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000003057074-00 , ISBN 4095210109
成田典子 著 , 成田, 典子. テキスタイル用語辞典 = Textile dictionary. テキスタイル・ツリー, 2012.
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I024660510-00 , ISBN 9784990630003
服装文化協会/編纂 , 服装文化協会. 服装大百科事典 下 増補版. 文化出版局, 1976.
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000001-I000102663-00
シルクサイエンス研究会 編 , シルクサイエンス研究会. シルクの科学. 朝倉書店, 1994.
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000002331855-00 , ISBN 4254101260
山脇悌二郎 著 , 山脇, 悌二郎, 1914-. 事典絹と木綿の江戸時代. 吉川弘文館, 2002.
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000003647249-00 , ISBN 464207788X
篠原昭 [ほか]編著 , 篠原, 昭, 1932-. 絹の文化誌. 信濃毎日新聞社, 1991.
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000002173802-00 , ISBN 4784091211
繊維総合辞典編集委員会 編. 新・繊維総合辞典. 繊研新聞社, 2012.
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I023374464-00 , ISBN 9784881242612
北村哲郎 著 , 北村, 哲郎, 1921-1998. 日本の織物. 源流社, 1988.
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000001928167-00
キーワード
(Keywords)
羽二重
織物
織り方
布地
絹織物
照会先
(Institution or person inquired for advice)
寄与者
(Contributor)
備考
(Notes)
調査種別
(Type of search)
文献紹介
内容種別
(Type of subject)
質問者区分
(Category of questioner)
登録番号
(Registration number)
1000153748解決/未解決
(Resolved / Unresolved)