レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 登録日時
- 2014/05/23 16:17
- 更新日時
- 2014/06/06 10:15
- 管理番号
- 2014.6-01
- 質問
-
解決
昭和天皇と徳川夢声らの座談会が昭和24年に行われたそうだ。参加者とその様子が知りたい。
- 回答
-
①『夢声自伝 下 (昭和篇 2)』徳川夢声〔著〕(講談社文庫) 講談社 1978年
「天皇にお目通り」の章あり。昭和24年2月下旬に座談会が行われ、辰野隆とサトウ・ハチロー、徳川夢声の3人が、陛下に御目通り叶うという話、陛下があれほどお笑いになったのを今までに一度も拝見したことがないと、後に入江侍従が語ったなど、座談会について詳しく書かれている。
②『文芸春秋 1972年2月号』文芸春秋
昭和24年6月号掲載の「天皇陛下大いに笑う」という記事が再録されている。辰野隆、徳川夢声、サトウハチローの3人が、昭和天皇との座談会の様子を振り返っている。
③『入江相政日記 第2巻』入江相政〔著〕朝日新聞社 1990年
2月25日付の日記に記述がある。当日は小雨模様、警備に止められたことや3人の服装についても記されている。3月12日付の日記の注記には、座談会を再現したものが「文芸春秋」6月号に掲載され、話題となったとある。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
- 参考資料
-
- 『夢声自伝 下 (昭和篇 2)』徳川夢声〔著〕(講談社文庫) 講談社 1978年
- 『文芸春秋 1972年2月号』文芸春秋
- 『入江相政日記 第2巻』入江相政〔著〕朝日新聞社 1990年
- キーワード
-
- 昭和天皇
- 徳川夢声
- 辰野隆
- サトウハチロー
- 照会先
- 寄与者
- 備考
-
『文芸春秋 1972年2月号』の記事の抜粋が以下の資料に掲載されている。
『日本が震えた皇室の肉声』2013年、『文芸春秋 2010年1月号』、『「文芸春秋」にみる昭和史 第2巻』1988年(いずれも文芸春秋刊)
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 質問者区分
- 登録番号
- 1000153682