レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2014年03月24日
- 登録日時
- 2014/03/24 14:00
- 更新日時
- 2023/08/30 17:08
- 提供館
- 京都市図書館 (2210023)
- 管理番号
- 右中-郷土-68
- 質問
-
八坂通の明治~昭和にかけての変遷を写真で確認したい
- 回答
-
八坂通は、聖徳太子建立と伝えられる法観寺(八坂の塔 京都市東山区)の参詣道として発達し、西は大和大路通から東は法観寺門前に至る通りです。【資料7、8】
【参考資料1~5】では明治~昭和初期の法観寺前の八坂通、【資料6】では東大路通より西側の八坂通(昭和47年)の写真が掲載されています。
【資料1】…明治初年と昭和5年
【資料2】…明治7、8年頃と昭和5年(資料1と同じもの)
【資料3】…明治20年頃
【資料4】…幕末明治期(年代不明)
【資料5】…明治(年代不明)
【資料6】…昭和47年
また,京都府立京都学・歴彩館のウェブサイト内 デジタルアーカイブ(公開) http://www.archives.kyoto.jp/websearchpe/detail?cls=152_old_books_catalog&pkey=0000000211 でも、明治初期の法観寺前の八坂通を見ることができます。
- 回答プロセス
-
●京都の地名に関する資料を確認する。 …【資料7、8】
●明治~昭和初期の京都が撮影された写真集より、八坂通、八坂の塔を探す …【資料1~3】【資料5】
【資料5】二年坂から八坂通を少し下ったあたり、八坂通から北西方向に見た八坂の塔の眺め。“まだ家並みがそろっておらず、明治中期以降に住宅が次々建てられていったらしい”
●幕末明治期の図版集 …【資料4】
●昭和47年7~10月に撮影された京都府各地の写真集 …【資料6】
【資料6】“住宅が多く静かなたたずまい。坂道にあるため石垣積みが多く、その上に板塀、杉皮塀等をめぐらし、樹木、白壁の土蔵がのぞくなど静けさを感じさせる”
- 事前調査事項
- NDC
-
- 近畿地方 (216 9版)
- 日本 (291 9版)
- 日本史 (210 9版)
- 参考資料
-
- 【資料1】『京の町並み 写真集』 (田中 泰彦/編集・解説 京を語る会 1972) p99~100 “八坂の塔”
- 【資料2】『京之面影 中』 (田中 緑紅/編 郷土趣味社 1932) 図9 “東山を飾る八坂の塔(八坂通下河原東)”
- 【資料3】『なつかしい京都』 (田中 緑紅/編 京を語る会 1958) p8 “物見になった八坂塔”
- 【資料4】『東京国立博物館所蔵幕末明治期写真資料目録 1図版篇』 (東京国立博物館/編 国書刊行会 1999) p73 “八坂塔”
- 【資料5】『幕末・維新彩色の京都』 (白幡 洋三郎/著 京都新聞出版センター 2004) p64 “八坂通から北西方向に見た八坂塔”
- 【資料6】『市民のえらんだふるさと京都』 (京都府文化財保護基金/編・発行 1974) p55 “塔の見える道(東山区八坂通東大路西入)”
- 【資料7】『京都の大路小路 ビジュアル・ワイド』 (小学館 2003) p268~269 “八坂通”
- 【資料8】『京都地名語源辞典』 (吉田 金彦など/編 東京堂出版 2013) p577 “八坂通”
- キーワード
-
- 八坂通
- 八坂の塔
- 法観寺
- 京都市東山区
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000151141