レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2013/12/08
- 登録日時
- 2014/03/08 00:30
- 更新日時
- 2014/03/08 08:54
- 管理番号
- 千県東-2013-0016
- 質問
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解決
平成27年NHK大河ドラマの主人公が吉田松陰の妹・文に決まった。彼女に関する資料がほしい。
- 回答
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吉田松陰の妹・文は、久坂玄瑞の妻として久坂文(子)、後に楫取素彦の妻となって楫取美和(子)と名乗っていたようです。以下の資料中に久坂文に関する記述が載っています。
【資料1】『ビジュアル幕末1000人』p116
【資料2】『ビジュアル日本史ヒロイン1000人』p216
【資料3】『物語幕末を生きた女101人』
次の資料は、国会図書館デジタルコレクションで閲覧可能です。このうち【資料4】は自宅等どの端末からでも閲覧できますが、【資料5】【資料6】は、国会図書館または国会図書館が提供する「図書館向けデジタル化資料送信サービス」の参加館でのみ閲覧可能です。
【資料4】『吉田松陰の母』「四女・久坂文子」(コマ番号:70-72/141)
【資料5】『日本婦人の道』「吉田松陰の妹久坂文子」(コマ番号:61-68/94)
【資料6】『松陰先生にゆかり深き婦人』「五 久坂文子(末妹)」(コマ番号:59-71/90)
なお、NHK大河ドラマに関連して、今後更に資料が刊行される可能性があります。
- 回答プロセス
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1.インターネットでの下調べから、吉田松陰の妹・文は、久坂玄瑞の妻として久坂文(子)、後に楫取素彦の妻となって楫取美和(子)と名乗っていたことがわかります。人物事典で確認すると、『人物レファレンス事典』(日外アソシエーツ)に「楫取美和」の名が載っています。その出典である『幕末維新人名事典』(新人物往来社 1994)にも「楫取美和」の名が載っており、「初め文。久坂玄瑞の妻となる」と説明されています。
2.確認のとれた姓名をキーワードに、県立図書館蔵書検索や県内図書館横断検索で書名検索や件名検索にかけてみましたが、1件もヒットしません。国会図書館リサーチ・ナビの「本の内容情報からさがす」<http://rnavi.ndl.go.jp/advanced_search/>で「久坂 文」を検索すると、彼女を取り上げた資料が3冊見つかります。【資料1】【2】及び【3】です。
3.また、国会図書館デジタルコレクション<http://dl.ndl.go.jp/>で「久坂文」を検索すると、【資料4】【5】及び【6】の3冊がヒットします。
(インターネット最終アクセス:2014年2月12日)
- 事前調査事項
- NDC
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- 日本 (281 9版)
- 参考資料
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- 【資料1】『ビジュアル幕末1000人』(世界文化社 2009)(2102296124)
- 【資料2】『ビジュアル日本史ヒロイン1000人』(世界文化社 2011)(2102404473)
- 【資料3】『物語幕末を生きた女101人』(新人物往来者 2010)(県内市町村図書館所蔵)
- 【資料4】『吉田松陰の母』(吉川綾子著 泰山房 1941)(書誌ID:000000668351)
- 【資料5】『日本婦人の道』(広瀬敏子著 目黒書店 1945)(書誌ID:000000667349)
- 【資料6】『松陰先生にゆかり深き婦人』(訂補再版 廣瀬敏子著 武蔵野書院 1936)(書誌ID:000000717715)
- キーワード
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- 久坂文(クサカフミ)
- 久坂文子(クサカフミコ)
- 楫取美和(カトリミワ)
- 楫取美和子(カトリミワコ)
- 吉田文(ヨシダフミ)
- 杉文(スギフミ)
- 吉田松陰(ヨシダショウイン)
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 人物
- 質問者区分
- 図書館
- 登録番号
- 1000150380