レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2014/01/18
- 登録日時
- 2014/02/06 00:30
- 更新日時
- 2014/02/07 17:56
- 管理番号
- 6000014461
- 質問
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解決
箕面国定公園の歴史や現在の様子について、小学6年生に説明できる本はあるか。
- 回答
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『目で見る北摂の100年』『北摂今昔写真帖 保存版』などに、箕面公園についての記載があり。
- 回答プロセス
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郷土資料(大阪)の書架等を探す。
『大阪府の歴史散歩 上 大阪市・豊能・三島』(山川出版社)p160-162「瀧安寺(箕面寺)」には、箕面駅から箕面の滝までの道のりの半ばにある瀧安寺を中心に、滝道の見どころ等についての記載があり。
『図説北摂の歴史』(郷土出版社)p108-109「水神様の宿る箕面滝 役行者と瀧安寺」には役行者が開いたと伝わる瀧安寺の縁起について、p198-199「福が授かるお札 箕面の富」には信仰行事として続いてきた瀧安寺の富法会についての記載があり。
『阪急沿線謎解き散歩』(中経出版)p166-168「阪急電車最古の駅、箕面の名前はどこからきた?」には箕面という地名の由来や箕面大滝一帯が修験者の山岳修行の場であったことなどの記載があり。
ただしこれらは大人向けで小学生には少し難しい内容。
『目で見る北摂の100年』(郷土出版社)p24-30「観光遊覧の流行-北摂の景勝地箕面公園の整備」には、箕面山が明治40(1907)年に大阪府立箕面公園として発足し、明治43年からは箕面有馬電気鉄道が大阪-箕面館を走ったこと、動物園があったことの記載と、当時の写真多数があり。なお動物園には観覧車も作られ観光名所であったが、大正5年に廃園となった。
『北摂今昔写真帖 保存版』(郷土出版社)口絵2では「箕面駅から眺める箕面動物園」として明治44年と平成16年の写真を対比し、かつての阪急電鉄箕面駅の様子や、現在の箕面観光ホテルの場所に動物園があったことを示している。またp47「箕面観覧車上より見た箕面駅」では大正2年・昭和17年と平成15年の写真を対比、p138「一の橋を飾る公園祭」では箕面駅前・箕面公園への玄関口付近の昭和9年と平成15年の写真を対比している。
これらも大人向けではあるが、写真が多いため提供。
また、2011年発行の冊子「みると 箕面市」(ゼンリン)p6-9「箕面公園を歩く」に現在の箕面公園について記載があるほか、大阪関連の旅行ガイドに箕面公園について記載があり。これらも合わせて見ていただいた。
- 事前調査事項
- NDC
- 参考資料
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- 『大阪府の歴史散歩 上』 大阪府の歴史散歩編集委員会/編 山川出版社
- 『図説北摂の歴史』 郷土出版社
- 『阪急沿線謎解き散歩』 私鉄沿線散歩の会/著 中経出版
- 『目で見る北摂の100年』 郷土出版社
- 『北摂今昔写真帖』 富田 好久/監修・執筆 郷土出版社
- キーワード
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- 箕面公園(ミノオコウエン)
- 箕面の滝(ミノオノタキ)
- 大阪(オオサカ)
- 国定公園(コクテイコウエン)
- 瀧安寺(リョウアンジ)
- 歴史(レキシ)
- 役行者(エンノギョウジャ)
- 箕面大滝(ミノオオオタキ)
- 箕面有馬電気鉄道(ミノオアリマデンキテツドウ)
- 阪急電鉄(ハンキュウ デンテツ)
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- なお当館所蔵の紙芝居「箕面むかしむかし 滝壷に落ちた刀」は箕面の滝が吹田市江坂の垂水神社に通じていたという民話を再話したもの。
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 小学生
- 登録番号
- 1000148896