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レファレンス事例詳細(Detail of reference example)

[転記用URL] http://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=ref_view&id=1000142677
提供館
(Library)
宮城県図書館 (2110032)管理番号
(Control number)
MYG-REF-130177
事例作成日
(Creation date)
2013/12/1登録日時
(Registration date)
2013年12月28日 00時30分更新日時
(Last update)
2013年12月28日 00時30分
質問
(Question)
戦前,小学の頃に,教科書で「稲むらの火」を読んだ記憶がある。当時の教科書に掲載された「稲むらの火」を読みたい。また,教科書に掲載された経緯を知りたい。
回答
(Answer)
1 「稲むらの火」が掲載された教科書について  ※【 】内は当館請求記号。
資料1『国民学校初等科国語教科書(墨塗り前)第5巻/複刻 墨ぬり教科書』大空社, 1985【375.9/1985.8/5】
pp.20-25に,「稲むらの火」が収録されています。
資料1は,復刻本となります。底本の書誌事項は下記のとおりです。
『初等科国語 六』文部省, 昭和18年(1943年)。

資料2 『日本教科書大系 近代編 第8巻/国語(5)』講談社, 1978【375.9/ニ1/8】
pp.592-594に,「稲むらの火」が収録されています。
資料2は復刻本となります。底本の書誌事項は下記のとおりです。
『初等科国語 六』文部省, 昭和18年(1943年)

2 「稲むらの火」が教科書に掲載された経緯について
次の資料に関連記述がありました。

資料3 加藤詔士「教科書の中の「稲むらの火」」『日本古書通信』76巻9号(2011年)pp.4-6【P024/ニ】
「『稲むらの火』といって,地震と津波にちなむ教材がある。高台に住む庄屋・浜口儀兵衛(梧陵,1820-1885)が,地震の直後,沖へ引いていく海水を見て大津波を予測。収穫したばかりの稲束に火を放ち,消火しようと駆けつけた村人を高台に呼び寄せたことで津波から救った,という物語である。嘉永7(1854)年11月5日の安政南海地震のとき,紀州藩広村(現在の和歌山県広川町)であった実話をもとに,まずラフカディオ・ハーン(小泉八雲,1850-1904)が作品化し,それをもとに教材かされ戦前・戦後の教科書に採用された。(中略)もともとは文部省が(中略)昭和8(1933)年10月21日,広報誌『文部時報』を通して,教材資料の懸賞募集をしたさいの入選作であった。(中略)和歌山県日高郡南部尋常高等小学校訓導・中井常蔵(1911-1994)の応募作「津波美談」が入選したのである。これが『稲むらの火』という題名で教材化され,まず『小学国語読本 巻10』に登場し,昭和12(1937)年7月から使用された。小学校5年生後期用である。(中略)国定第5期の『初等科国語六』(昭和18年)にも,若干の字句を修正して,同名の教材『稲むらの火』として引き続いて採用された。それだけでなく,戦後初期の検定教科書でも採用されている。(後略)」

<参考資料>
資料4 杉村広太郎著『浜口梧陵伝翻訳集』日本評論社,1937【081.8/ス3/7】
pp.65-71,「安政元年海嘯の実況 浜口梧陵手記」が収録されています。
資料5 戸石四郎『津浪とたたかった人―』新日本出版社 2005年【289.1/ハコ058】
資料6  川崎大治 脚本 降矢洋子 絵『いなむらの火』童心社, 2011【C/フ】(紙芝居)
回答プロセス
(Answering process)
事前調査事項
(Preliminary research)
NDC
教育課程.学習指導.教科別教育  (375 9版)
参考資料
(Reference materials)
キーワード
(Keywords)
稲むらの火
教科書
津波
照会先
(Institution or person inquired for advice)
寄与者
(Contributor)
備考
(Notes)
調査種別
(Type of search)
所蔵調査
内容種別
(Type of subject)
質問者区分
(Category of questioner)
社会人
登録番号
(Registration number)
1000142677解決/未解決
(Resolved / Unresolved)
解決
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