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レファレンス事例詳細(Detail of reference example)

[転記用URL] http://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=ref_view&id=1000134875
提供館
(Library)
豊中市立図書館 (2310050)管理番号
(Control number)
6000012181
事例作成日
(Creation date)
2013/07/20登録日時
(Registration date)
2013年08月01日 00時30分更新日時
(Last update)
2013年08月08日 10時49分
質問
(Question)
ある保険会社の生命保険について、平成8年前後に高度障害保険金の受取人に関してトラブルがあり、制度の変更が行われたと聞いた。どのようなトラブルがあったのか、また制度の変更は業界全体で行われたのかがわかる本はあるか。また、関連の判例についてもわかるとなおよい。
回答
(Answer)
『生命保険協会百年史』に、平成8年前後の業界の動向があり、団体定期保険の保険金の帰属が社会問題となったことが紹介されている。『保険法判例百選』などで関連の判例を見ることが可能。
回答プロセス
(Answering process)
所蔵資料を「高度障害保険金」でキーワード検索するが、該当なし。

当館所蔵の新聞記事データベース(日経テレコン:日経新聞、ヨミダス文書館:読売新聞、聞蔵Ⅱビジュアル:朝日新聞)で「高度障害保険金 受取人」で検索。
2007年11月25日の日経新聞で「家族の保険金請求まさかの拒否…、指定代理請求、知らないと後々面倒。」として、高度障害保険金の受取人が被保険者であるため請求が実際には困難であること、指定代理請求制度が1998(平成10)年の日本生命の導入以降広がりつつあることが紹介されている。しかし利用者の求める内容とは時期が少しずれている。

Googleで「高度障害保険金 受取人」と検索すると、公益財団法人生命保険文化センターのサイトの「保険金・給付金の受取」のページ( http://www.jili.or.jp/knows_learns/basic/receipt.html )がヒット。「受取人である被保険者本人に意思能力がないなど高度障害保険金を請求できない特別な事情があるときは、通常、死亡保険金受取人が代理人として高度障害保険金を請求することができる(請求時において「被保険者と同居しまたは生計を一にしている戸籍上の配偶者または3親等内の親族に限る」などの制限あり)」との記載があり。生命保険文化センターでは、生命保険に関する相談も受け付けている。
さらに「高度障害保険金 受取人 判例」で検索すると、『保険判例 2010』(保険毎日新聞社)の目次「生命保険契約に基づく高度障害保険金請求権の包括受遺者の請求(東京高裁平成19年5月30日判決)」がヒット。同書は当市に所蔵がないが、日本法令データベース「レクシスアズワン」でこれを検索すると、事件番号は平成18年(ネ)第3894号であると判明。内容を確認するが、利用者の求めるものではない。

保険関連の所蔵資料を検索し、『生命保険協会百年史』(生命保険協会)を取り寄せて内容を確認。生命保険商品と関連制度の業界全体の動向について、平成元年から10年(p101-106)平成10年から20年3月(p144-150)を調べると、個人保険についてはこの期間内に高度障害保険金の受取人の変更に関連しそうな記載はないが、団体生命保険分野では、会社や事業所の所属員が障害や疾病により休業した場合の保険金について、保険金の帰属をめぐって平成8年前後に社会問題となったとあり。全員加入契約の団体定期保険では遺族補償部分と付随的に発生する企業の経済的損失が明確でなかったことが原因。そのため平成8年11月以降総合福祉団体定期保険が発売され、前記の形式の団体的保険の販売が停止されたとのこと。
レクシスアズワンで「団体定期保険 保険金の帰属」に関する判例と判例解説を検索すると、平成4年(ワ)第428号、平成7年(ワ)第2380号の事件など、24件がヒットする。
『保険法判例百選』(有斐閣)ではp112-113「団体定期生命保険契約の締結の趣旨と死亡保険金の帰趨」に関連の事例があり。また『団体定期保険と企業社会』(日本経済評論社、平成9年)がこの問題を詳しく取り扱っている。
事前調査事項
(Preliminary research)
NDC 
参考資料
(Reference materials)
『生命保険協会百年史』生命保険協会/編集(生命保険協会)
『保険法判例百選』山下 友信/編(有斐閣)
『団体定期保険と企業社会』本間 照光/著(日本経済評論社)
キーワード
(Keywords)
生命保険(セイメイホケン)
高度障害保険金(コウドショウガイホケンキン)
団体定期保険(ダンタイテイキホケン)
遺族補償(イゾクホショウ)
判例(ハンレイ)
保険業界(ホケンギョウカイ)
ビジネス(ビジネス)
照会先
(Institution or person inquired for advice)
寄与者
(Contributor)
備考
(Notes)
調査種別
(Type of search)
文献紹介
内容種別
(Type of subject)
その他
質問者区分
(Category of questioner)
一般
登録番号
(Registration number)
1000134875解決/未解決
(Resolved / Unresolved)
解決