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レファレンス事例詳細(Detail of reference example)

[転記用URL] http://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=ref_view&id=1000134857
提供館
(Library)
豊中市立図書館 (2310050)管理番号
(Control number)
6000012301
事例作成日
(Creation date)
2013/07/25登録日時
(Registration date)
2013年08月01日 00時30分更新日時
(Last update)
2013年08月08日 10時42分
質問
(Question)
スマートフォンなどの青い光を就寝前に見ると子どもの成長ホルモンが出にくいと聞いたことがあるが、このことについて詳しくわかる本はあるか。
回答
(Answer)
青い光と成長ホルモンの直接の関連について記載した資料は発見できなかったが、『好きになる睡眠医学』などによると、波長450ナノメートル前後の光を浴びると眠りにくくなるとのこと。また『睡眠障害の治療とガイドライン』などによると、成長ホルモンは眠りについた直後に多量に分泌されるとの記載があり。これらの資料を見ていただいた。
回答プロセス
(Answering process)
493.9(小児医学)498.3(健康法)の書架を探す。

『子どもの睡眠 眠りは脳と心の栄養』(芽ばえ社、2003年)p20「ホルモンの分泌」には、眠りと成長ホルモンの関係にはわからないことが多いとあり。またp51には、夜暗くなると出るメラトニンというホルモンは1歳から5歳の頃に多く分泌されること、光によって分泌が抑えられることの記載があり。
『眠りの悩みが消える本』(日本経済新聞社)p172-173「メラトニンの分泌をストップさせる」に、眠気を強めるメラトニンの分泌が光の影響を受け、明るさが2500ルクス以上であれば分泌が止まるとの記載があり。青い光との関連については記載なし。

レファレンス協同データベースで「青い光 睡眠」で検索すると、神奈川県立川崎図書館の事例 http://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=ref_view&id=1000129798  がヒット。スマホ等のブルーライトによる睡眠妨害について、雑誌「Newton」2012年11月号に記事があるとあり。書架にあったため内容を調べると、p54-55「"青い光"を目に入れないようにすると寝つきがよくなる」に、体内時計がメラトニンの分泌を制御することで身体の活動量が低下し眠くなるが、青色の光(波長460~470ナノメートル前後の光)が特にメラトニンの分泌を抑制し眠気をおさえるとの記載があり。ただし子どもの睡眠についての記載はない。

所蔵資料をキーワード「睡眠」で検索し、これはと思うものを取り寄せて内容を確認する。
『現代の不眠 24時間型社会のぐっすり眠り学』(明治書院)p58-59に、これまでメラトニンの分泌を抑える明るさは2500ルクス以上と考えられてきたが、最近の研究で200ルクスでも分泌が抑えられる場合があり、特に青や緑の光がその効果が高いとの記載があり。携帯電話やパソコンの画面の光は、視神経が受ける刺激が強いとのこと。
『好きになる睡眠医学 眠りのしくみと睡眠障害』(講談社)p108-109「生体リズムに強い影響を持つ青白光(波長450nm前後の光)」に、夜間(特に午後9時以降)に青白い光を含んだ白色光の明るい部屋で過ごすと眠りにくくなることがあるとあり。この光はコンピュータやスマートフォンの液晶画面からも出ているとのこと。またp122-126「睡眠とホルモン」には、成長ホルモンは睡眠時には多量に分泌され、睡眠を取らなくても分泌量が減ることはないが、血中濃度が高くならなくなること、子どもの発達には成長ホルモンが多量に分泌される時間帯が必要である可能性があることの記載があり。
『睡眠障害の対応と治療ガイドライン』(じほう)p23「睡眠と内分泌機能」には、成長ホルモンは夜間睡眠の初期、特に入眠最初のノンレム睡眠(熟睡段階)で大量に分泌されるとあり。p27-29「生体リズムと睡眠の発達」には、生後3~4ヶ月で夜間のメラトニンの分泌が増え、また成長ホルモンの分泌が睡眠と関連するようになるとあり。メラトニンは3~5歳前後に生涯で最も多く分泌されるとのこと。
事前調査事項
(Preliminary research)
NDC
内科学  (493 9版)
衛生学.公衆衛生.予防医学  (498 9版)
参考資料
(Reference materials)
『子どもの睡眠』神山 潤/著(芽ばえ社)
『眠りの悩みが消える本』小林 裕子/著(日本経済新聞社)
『ニュートン』(ニュートンプレス)
『好きになる睡眠医学』内田 直/著(講談社)
『睡眠障害の対応と治療ガイドライン』睡眠障害の診断・治療ガイドライン研究会/編集(じほう)
『現代の不眠』塩見 利明/著(明治書院)
キーワード
(Keywords)
ブルーライト(ブルーライト)
光(ヒカリ)
ホルモン(ホルモン)
内分泌系(ナイブンピツケイ)
睡眠(スイミン)
成長ホルモン(セイチョウホルモン)
メラトニン(メラトニン)
生体リズム(セイタイリズム)
医療(イリョウ)
照会先
(Institution or person inquired for advice)
寄与者
(Contributor)
備考
(Notes)
調査種別
(Type of search)
文献紹介
内容種別
(Type of subject)
その他
質問者区分
(Category of questioner)
一般
登録番号
(Registration number)
1000134857解決/未解決
(Resolved / Unresolved)
解決
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