レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2013/02/06
- 登録日時
- 2013/03/16 00:30
- 更新日時
- 2013/03/16 00:30
- 管理番号
- 千県中参考-2013-9
- 質問
-
解決
天保14(1843)年4月に徳川家慶が日光に参拝したときの行列の記録が見たい。
- 回答
-
『新訂増補国史大系 第49巻』収録の『続徳川実紀第二篇』天保14(1843)年4月の該当ページを提供した。
併せて、『徳川家慶日光社参行列』(徳川左大臣従一位家慶日光御社参行列 : 天保十四卯年四月十六日)の所蔵館情報と、『鳩ヶ谷歴史往来』のインターネット情報を提供した。
- 回答プロセス
-
『徳川実紀』に記載されていると思われたので『徳川実紀事項索引』を見たところ、凡例に底本の『新訂増補国史大系』の巻数とその収録内容・収録年代が載っていた。『新訂増補国史大系 第49巻』に『慎徳院殿御実記(家慶)』を含む『続徳川実紀第二篇』が収録されていることが分かった。
『新訂増補国史大系 第49巻』を確認したところ、p466-500に家慶の日光社参に関する記述があった。
p489-490の文章の頭書が「家慶日光社参行列」だった。
国立国会図書館サーチで「家慶日光社参行列」を検索したところ、『徳川家慶日光社参行列』(練馬郷土史研究会 編 練馬郷土史研究会 1966)がヒットした。東京都立中央図書館所蔵ということだった。
Googleで「家慶日光社参行列」を検索したところ、国立情報学研究所のCiniiの検索結果、東京大学史料編纂所図書室所蔵の『徳川左大臣従一位家慶日光御社参行列 : 天保十四卯年四月十六日』(平野實編 練馬郷土史研究会, 1965)がヒットした。別タイトルが『徳川家慶日光社参行列』なので、東京都立中央図書館所蔵資料と同一資料であると思われる。
また、GoogleではGoogleブックスの『鳩ヶ谷歴史往来』(平野清著 文芸社 2003)のp62-63の家慶の日光社参行列に関する記述がヒットした。
(インターネット最終アクセス日:2013年2月6日)
- 事前調査事項
- NDC
-
- 中国地方 (217 9版)
- 参考資料
-
- 『徳川実紀事項索引 上巻』(吉川弘文館編集部編 吉川弘文館 2003)(0105742532)
- 『国史大系 第49巻 続徳川実紀』(黒板 勝美編輯 吉川弘文館 1966)(9101895262)
- キーワード
-
- 徳川家慶 (トクガワイエヨシ)
- 日光社参 (ニッコウシャサン)
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献調査
- 内容種別
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000129027