レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2013年01月17日
- 登録日時
- 2013/03/12 15:42
- 更新日時
- 2013/05/31 11:15
- 管理番号
- 埼熊-2012-248
- 質問
-
解決
明治天皇の家族(妻、その他女性、子ども)について書かれた本を見たい。
子どもたちの行く末も知りたい。
- 回答
-
以下の資料の記述を紹介した。
『岩波天皇・皇室辞典』(原武史、吉田裕編 岩波書店 2005)
p84「昭憲皇太后」の項に「天皇の子を産まなかった美子は、侍妾の存在を認めた。天皇は大正天皇の生母となる柳原愛子をはじめ5人の権典侍との間に5皇子10皇女をもうけ、そのうち1皇子4皇女が成人した」とあり。
p82-86「昭憲皇太后」 p86「柳原愛子」の項あり。
『皇室事典』(皇室事典編集委員会編著 角川学芸出版 2009)
p13 系図
一条美子:子はなし
柳原愛子:大正天皇
園祥子:昌子内親王(竹田宮妃)、房子内親王(北白川宮妃)、允子内親王(朝香宮妃)、聡子内親王(東久邇宮妃)
『明治天皇 上』(ドナルド・キーン著 角地幸男訳 新潮社 2001)
p165-177「第12章 才媛 美子皇后」 p394-414「第26章 早蕨の典侍」
『四代の天皇と女性たち』(小田部雄次著 文藝春秋 2002)
p8-102「1 明治の皇后と権典侍たち」
「明治8年9月ごろの宮中には典侍として、四辻(室町)清子、万里小路祥子、高倉寿子、権典侍として西洞院成子、柳原愛子、上松務子がおり、また権掌侍に千種任子、税所敦子、権命婦に平尾歌子(下田歌子)らがいた(後略)」とあり。
天皇の側室と皇子女について記述あり。
p23 4人の内親王の写真あり。
p71「成人した4人の皇女はすべて皇族と婚姻し(中略)明治天皇の皇女で婚家により臣籍降下した者はいなかった」とあり。
『皇族に嫁いだ女性たち』(小田部雄次著 角川学芸出版 2009)
p52-68 「4 内親王の婚家」
明治天皇の4人の内親王について系図・写真を含め12ページ弱の記述あり。この他に、p141北白川宮妃房子p161東久邇宮妃聡子などが散見される。その他参考になると思われる資料
『皇后の近代』(片野真佐子著 講談社 2003)
p19-23「一条美子の入内」、p46-54「皇太子嘉仁の誕生」等
『皇后四代 明治から平成まで』(保阪正康著 中央公論新社 2002)
p3-37「昭憲皇太后(明治)」
- 回答プロセス
-
皇室に関する参考図書の他、NDC分類〈288.41〉の書架の資料などを確認した。
- 事前調査事項
- NDC
-
- 系譜.家史.皇室 (288 9版)
- 参考資料
-
- 『岩波天皇・皇室辞典』(原武史、吉田裕編 岩波書店 2005)
- 『皇室事典』(皇室事典編集委員会編著 角川学芸出版 2009)
- 『明治天皇 上』(ドナルド・キーン著 角地幸男訳 新潮社 2001)
- 『四代の天皇と女性たち』(小田部雄次著 文藝春秋 2002)
- 『皇族に嫁いだ女性たち』(小田部雄次著 角川学芸出版 2009)
- 『皇后の近代』(片野真佐子著 講談社 2003)
- 『皇后四代 明治から平成まで』(保阪正康著 中央公論新社 2002)
- キーワード
-
- 明治天皇
- 昭憲皇太后
- 柳原 愛子(ヤナギハラ アイコ)
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 人物
- 質問者区分
- 個人
- 登録番号
- 1000128768